コーチングと生き方
2005年08月25日
人食い部族に捕まってしまったジャナカ王
出版が決まったことに対して、電話やメールやブログのコメントで、たく
さんの方から応援のメッセージをいただきました。
人から応援されることが、こんなにも心強く、また幸せなものなんだ!と
いうことを心から味わっています。
ありがとうございます。
ぜひ、たくさんの人の役に立つ本を書き上げたいと思います。
それが、皆さんへの恩返しにもなると思っています。
さて、今日は1つの寓話を紹介します。
昔、インドにジャナカ王という王様がいました。
続きを読む
さんの方から応援のメッセージをいただきました。
人から応援されることが、こんなにも心強く、また幸せなものなんだ!と
いうことを心から味わっています。
ありがとうございます。
ぜひ、たくさんの人の役に立つ本を書き上げたいと思います。
それが、皆さんへの恩返しにもなると思っています。
さて、今日は1つの寓話を紹介します。
昔、インドにジャナカ王という王様がいました。
続きを読む
2005年08月13日
2005年08月11日
著名人○氏は偽善者?善人?&「ご主人を恨んじゃダメよ!」
今日は、架空の人物X氏のお話からスタートします。
ある著名人X氏が、収入の半分ものお金を毎年寄付していることを発表し
ました。
テレビ番組などで話題になりました。
そのテレビ番組を見たAさんは思いました。
「X氏って、きっと偽善者だな。寄付なんて、本来は密かにするものだ。
それをわざわざ発表するなんて、よほど名声を得たいんだろうな。あれだ
け有名なのに、まだ名声を得たいのかね?それに彼くらい稼いでたら、収
入が半分になっても充分お金持ちだよな。ずる賢い売名行為だ。」
続きを読む
2005年08月09日
腹が立つ時の特効薬的考え方!
前回の記事「スープの味は何で決まる?」の中で、“背景に思いを馳せる”
というお話をしました。
今日は、その続きです。
今日の話は、“人間理解の達人”になるための、とても役に立つ話です。
身近な親しい人を一人選んで下さい。
家族の誰かでもいいし、職場の誰かでもかまいません。
そして、その人に対して腹が立ったり、イライラしたり、許せないと思う
ときはどんな時か、書き出してみて下さい。
その人の、どんな行動や言葉に対して、反応してしまいますか?
続きを読む
というお話をしました。
今日は、その続きです。
今日の話は、“人間理解の達人”になるための、とても役に立つ話です。
身近な親しい人を一人選んで下さい。
家族の誰かでもいいし、職場の誰かでもかまいません。
そして、その人に対して腹が立ったり、イライラしたり、許せないと思う
ときはどんな時か、書き出してみて下さい。
その人の、どんな行動や言葉に対して、反応してしまいますか?
続きを読む
2005年08月03日
チョウとハエの違いとは?“幸せ分かち合いマーケティング”
最近知り合った人のお話をします。
その人は、マーケティング手法についての情報教材を作って、自分のサイ
トで販売していたそうです。
かなりヒットしていたそうで、昨年の上旬は平均月収が230万円。
彼が主催する勉強会にはたくさんの人が集まったそうです。
しかし、・・・
続きを読む
2005年05月27日
預金通帳の残高を増やそう!劇的に豊かになる法とは?
今日の記事のタイトルは、「預金通帳の残高を増やそう!劇的に豊かにな
る法とは?」です。
「ん?お金儲けの話?」と思った方、・・・答えはNOです。
お金儲けよりも、もっと根本的に豊かになるためのお話をしますよ。
銀行の預金通帳とは違う、別の大切な預金通帳の話なのです。
続きを読む
2005年03月06日
コーチングにおける「最大・究極のサポート」は何か?
昨日より、タイトルを「幸せ成功力を日増しに高めるEQコーチング」とい
うタイトルに変えました。
成功には、「真に幸せな成功」と「そうでない成功」があり、EQ能力は、
「真に幸せな成功」を達成するために最重要かつ不可欠な能力と考えており
ます。
このブログの記事を日々読んでいただくことで、多角度からEQ能力を高め
ていただけるよう、日々の記事のつながりを構成していこうと思います。
昨日の記事「成功するスピードを最速化する技術」では、モデリングにつ
いて話しましたね。
今日は、逆に「モデルになる」というお話をします。
実際にあったお話です。
広島の高校に通うA子ちゃんは、生まれた後の小児まひが原因で足が悪く、
平らなところでもドタンバタンと音を立てて歩きます。
この高校では、毎年7月に、クラス対抗の水泳リレー大会が開かれます。
1クラスから男女2人ずつ(計4人)の選手を出して、一人が25メートル
(4人で100メートル)泳いで競争します。
選手を誰にするかは、生徒達が自主的に決めるようになっていました。
A子ちゃんのクラスでは、男子2人と女子1人は決まったのですが、残る
女子1人が決まらなかったのです。
続きを読む
うタイトルに変えました。
成功には、「真に幸せな成功」と「そうでない成功」があり、EQ能力は、
「真に幸せな成功」を達成するために最重要かつ不可欠な能力と考えており
ます。
このブログの記事を日々読んでいただくことで、多角度からEQ能力を高め
ていただけるよう、日々の記事のつながりを構成していこうと思います。
昨日の記事「成功するスピードを最速化する技術」では、モデリングにつ
いて話しましたね。
今日は、逆に「モデルになる」というお話をします。
実際にあったお話です。
広島の高校に通うA子ちゃんは、生まれた後の小児まひが原因で足が悪く、
平らなところでもドタンバタンと音を立てて歩きます。
この高校では、毎年7月に、クラス対抗の水泳リレー大会が開かれます。
1クラスから男女2人ずつ(計4人)の選手を出して、一人が25メートル
(4人で100メートル)泳いで競争します。
選手を誰にするかは、生徒達が自主的に決めるようになっていました。
A子ちゃんのクラスでは、男子2人と女子1人は決まったのですが、残る
女子1人が決まらなかったのです。
続きを読む
2005年03月04日
生きる意味を探る「究極の質問」&「フランクルのメッセージ」!
昨日の記事「最悪の逆境において実現できる価値とは?」に続いて、フラ
ンクルの話です。
フランクルのメッセージは、実に半世紀にわたって、人生に絶望しかけた
多くの人々に、生きる勇気とエネルギーを与え続けてきました。
今日は、そのフランクルのメッセージの真髄をお話します。
「私は何のために生きているのか?」「この人生に意味なんてあるのか?」
と悩む人に対して、フランクルは次のように答えています。
--------------------------------------------------------
人間が「人生の意味は何か?」と問う前に、人生のほうが人間に問いを発
してきている。
人間は、人生から問われている存在である。
人間は、生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに
答える存在なのでである。
(フランクル)
--------------------------------------------------------
つまり、こういうことです。続きを読む
2005年03月03日
最悪の逆境において実現できる価値とは?フランクルに学ぶ
先日より、Win-Win(ともに利益を得る)を実現するための考え方やコミュ
ニケーションの方法をお話しています。
昨日の記事では、有名な「囚人のジレンマ」を題材に、「勝つことにこだ
わると負けてしまう!相手を信頼し協力することで得られるものは何か?」
というお話をしましたね。
今日は、その流れに関連した話をしたいと思います。
主体性を高めるのにも、とてもお役に立つ話です。
以前、講演で次のようなお話を聴いたことがあります。実話です。
(詳細までは正確に覚えていませんが、私の記憶を頼りに書きます)
ある夫婦の話です。
妻は医者から、自分の夫が末期の癌であることを知らされました。
妻は大変ショックを受けました。
そして、そのことを夫に告げるべきかどうか悩みました。
続きを読む
2005年03月02日
「勝ち負け」にこだわると負けてしまう!ゲーム理論に学ぼう!
今日は、ファシリテーションに関する記事でお話したWin-Win(ウィン・ウ
ィン)について、さらに考えてみたいと思います。
題材として、ゲーム理論の中でも特に有名な「囚人のジレンマ」について
お話します。
あなたは友人のAと共犯で、銀行の金庫から大金を盗み出したとします。
ところが1ヵ月後、容疑者として警察から捕らえられます。
お金はすでに使い果たしていて、物証はありません。
あなたとAは別々の独房に入れられ、刑事から取調べを受けます。
刑事は、あなたとAに2つの選択権を与えます。
選択の一つは「自白する」こと。
もう一つは「黙秘する」ことです。
2人が何を選択するかによって、執行される刑が決まります。
続きを読む
2005年02月10日
家庭の危機とビジネスの関係〜感動の実話を公開!(4)
昨日からの続きです。
Aさんのすばらしいお話には、続きがあるのです。
Aさんは、社員に対する接し方も大変反省され、改善の努力をされました。
ご自分も経営幹部の方達といっしょにコーチング研修に参加されました。
存在(Being)を承認するという話を私がした後に、
「野口さん、研修中で申し訳ありませんが、みんなに懺悔させてもらえま
せんか。」とおっしゃるのです。続きを読む
2005年02月09日
家庭の危機とビジネスの関係〜感動の実話を公開!(3)
昨日からの続きです。
昨日は、コーチングの「チャンクアップ」というスキルの中から、「目的
の目的を問う」という重要なスキルを紹介しましたね。
BeingとDoingについても詳しくお話しました。
今日はストーリーが大きく展開します。
まず、考えてみてください。
人それぞれに価値観も違えば目標も違います。
しかし、すべての人が共通して目指していることがあります。
それは何でしょう?続きを読む
昨日は、コーチングの「チャンクアップ」というスキルの中から、「目的
の目的を問う」という重要なスキルを紹介しましたね。
BeingとDoingについても詳しくお話しました。
今日はストーリーが大きく展開します。
まず、考えてみてください。
人それぞれに価値観も違えば目標も違います。
しかし、すべての人が共通して目指していることがあります。
それは何でしょう?続きを読む
2005年02月08日
家庭の危機とビジネスの関係〜感動の実話を公開!(2)
昨日からの続きです。
今日は「目的の目的を問う」というコーチングの重要なスキルもご紹介し
ます。
まず最初に、一つの笑い話を紹介します。
バスに乗ったことがないおばあさんが、初めてバスに乗りました。
おばあさんは、次の停留所で降りたい場合、その停留所に着く直前にブザ
ーを押せばいいんだなということに気づきました。
すると、ブーッとブザーが鳴って、運転手さんが停めてくれるわけです。
そして、いよいよおばあさんが降りたい停留所が近づいてきました。
おばあさんは立ち上がって、降り口に近づいて行きましたが、両手が荷物
でふさがっているため、ブザーのボタンを押せません。
そこで、おばあさんはどうしたでしょう?続きを読む
今日は「目的の目的を問う」というコーチングの重要なスキルもご紹介し
ます。
まず最初に、一つの笑い話を紹介します。
バスに乗ったことがないおばあさんが、初めてバスに乗りました。
おばあさんは、次の停留所で降りたい場合、その停留所に着く直前にブザ
ーを押せばいいんだなということに気づきました。
すると、ブーッとブザーが鳴って、運転手さんが停めてくれるわけです。
そして、いよいよおばあさんが降りたい停留所が近づいてきました。
おばあさんは立ち上がって、降り口に近づいて行きましたが、両手が荷物
でふさがっているため、ブザーのボタンを押せません。
そこで、おばあさんはどうしたでしょう?続きを読む
2005年02月07日
家庭の危機とビジネスの関係〜感動の実話を公開!(1)
以前、私のメルマガでもご紹介して、最も反響の大きかった話なのですが、
ご本人の了解も得たので、ブログでもご紹介します。
「真の目標設定とは何か」を教えてくれる話でもあります。
また、私達が人と接するときの基本的スタンスを考え直すきっかけになる
話でもあります。
ぜひ、感動の結末まで読んでみてください。
1年以上前のことです。
初めてコーチング研修を実施していただいたクライアント企業の社長さん
と、食事をしていた時の話です。
その方は、40代半ばの方で、約10年前に起業された会社を、急成長といえ
るスピードで伸ばしてこられた方です。(業界では有名な方です)
ほんの少しだけストーリーを変えて、Aさんとして紹介します。
Aさんと食事している時に、次のようなご相談を受けたのです。続きを読む
2005年01月26日
成功したい人が一番に身につける必要があるものは?(5)
昨日からの続きです。
このタイトル、5日目になりますが、今日でしめくくろうと思います。
(まずは、ザッとおさらいします)
成功者に共通する「ものの見方・考え方」の中で、最も基本的で重要なの
は「主体的な見方・考え方」である、ということでしたね。
「主体的な生き方」とは、変えることができないもの(=他人と過去)にこ
だわるのではなく、「自分が望む状態に向けて、自分ができることに焦点
を当てていく生き方」でした。
言い換えると、他人に依存しない「自立した生き方」ということができま
す。
人は、心理的に自立すると、相手の立場に立って相手を理解することがで
きます。続きを読む
2005年01月25日
成功したい人が一番に身につける必要があるものは?(4)
昨日からの続きです。
20世紀の初頭、ドイツでハンスという馬が大評判になりました。
算数ができるというのです。
ハンスの飼い主であるオステン氏が「3足す5は?」と聞くと、前足を8
回打ち鳴らし、「9引く6は?」と聞くと、3回鳴らしました。
簡単な掛け算や割り算もできました。
オステン氏のトリックであろうと考えた人々が、オステン氏のいないとこ
ろでハンスに質問したところ、やはり正解を答えました。
さて、本当にハンスは算数ができたのでしょうか?続きを読む
20世紀の初頭、ドイツでハンスという馬が大評判になりました。
算数ができるというのです。
ハンスの飼い主であるオステン氏が「3足す5は?」と聞くと、前足を8
回打ち鳴らし、「9引く6は?」と聞くと、3回鳴らしました。
簡単な掛け算や割り算もできました。
オステン氏のトリックであろうと考えた人々が、オステン氏のいないとこ
ろでハンスに質問したところ、やはり正解を答えました。
さて、本当にハンスは算数ができたのでしょうか?続きを読む
2005年01月24日
成功したい人が一番に身につける必要があるものは?(3)
昨日からの続きです。
心理学で「自立する」「大人になる」とは、「相手には相手の考え方や事
情がある。相手は、私の思い通りになる存在ではない。おたがいの違いを
受け入れあっていこう。」という心理状態になることでしたね。
つまり「相手の立場に立つ」ことができる状態です。
あるお医者さんが講演をした時の話です。
その方は、子宮ガンの権威であり、講演テーマも「子宮ガンとその発見」
だったそうです。
聴衆はほとんどが女性です。
その方は、スライド映像などを見せながら、
「スライドをご覧下さい。このように、子宮ガンは子宮の入口にできるこ
とが多いのです。」と説明しました。
講演が終わって、控え室に一人の女性がやってきたそうです。
続きを読む
心理学で「自立する」「大人になる」とは、「相手には相手の考え方や事
情がある。相手は、私の思い通りになる存在ではない。おたがいの違いを
受け入れあっていこう。」という心理状態になることでしたね。
つまり「相手の立場に立つ」ことができる状態です。
あるお医者さんが講演をした時の話です。
その方は、子宮ガンの権威であり、講演テーマも「子宮ガンとその発見」
だったそうです。
聴衆はほとんどが女性です。
その方は、スライド映像などを見せながら、
「スライドをご覧下さい。このように、子宮ガンは子宮の入口にできるこ
とが多いのです。」と説明しました。
講演が終わって、控え室に一人の女性がやってきたそうです。
続きを読む
2005年01月23日
成功したい人が一番に身につける必要があるものは?(2)
昨日からの続きです。
今日は、人が主体的になるのを阻むものについて考えてみたいと思います。
主体的な生き方の対極として「被害者的な(受け身な)生き方」がありま
す。
主体的な生き方が心理的な「自立」状態だとすると、被害者的な生き方は
心理的な「依存」状態であると言えます。
相手に「依存」しているので、相手が自分の思い通りにならないと、相手
に腹が立ったり、相手への不満が湧いてきます。
そして相手を変えようとします。
もちろん相手は、自分の思い通りに変わってくれません。
そして、「相手が・・・してくれない」「相手のせいで、私は・・・」と、
自分を被害者に仕立ててしまうのです。
心理学では、この依存(=甘え)のことを母子一体感と言います。続きを読む
今日は、人が主体的になるのを阻むものについて考えてみたいと思います。
主体的な生き方の対極として「被害者的な(受け身な)生き方」がありま
す。
主体的な生き方が心理的な「自立」状態だとすると、被害者的な生き方は
心理的な「依存」状態であると言えます。
相手に「依存」しているので、相手が自分の思い通りにならないと、相手
に腹が立ったり、相手への不満が湧いてきます。
そして相手を変えようとします。
もちろん相手は、自分の思い通りに変わってくれません。
そして、「相手が・・・してくれない」「相手のせいで、私は・・・」と、
自分を被害者に仕立ててしまうのです。
心理学では、この依存(=甘え)のことを母子一体感と言います。続きを読む
2005年01月22日
成功したい人が一番に身につける必要があるものは?(1)
成功者の多くが、口をそろえて「成功の鍵を握るのは『ものの見方・考え
方』だ」と言っています。
では、成功するための、最も重要な基盤となる「ものの見方・考え方」と
はどんなものでしょうか?
その答えは「主体的な見方・考え方」であると、多くの成功者が語ってい
ます。
名著「7つの習慣」の中でも、「『主体性の発揮』こそが、成功するため
の最も重要な第1の習慣である」と語られています。
さて、あなたにとって「主体的」という言葉はどんな意味の言葉ですか?
「主体的な人」とは、どんな人を指しますか?続きを読む
2004年12月31日
2004年のお薦め本トップ1発表!
今日は大晦日なので、今年1年間で読んだ本の中で、皆さんに最もおすす
めしたい本を発表します。
ビジネス書を中心に100冊あまりの本を読みましたが、その中から1冊を
選びました。
特に以下のどれかに該当する方で、まだこの本を読まれてない方は、ぜひ
読んでみられることをおすすめします。
・目標達成の影に潜む「地雷」を踏みたくない方
・経営者
・経営者の目標達成をサポートする人(コンサルタント、コーチ)続きを読む
2004年12月30日
「感謝」がプラス思考への入口に!その原理は?
年が明けたら初詣に行かれる方も多いと思います。
私も家族と地元の神社に行く予定です。
そしてその前に、ぜひやろうと思っていることがあります。
それは、心理カウンセラーの衛藤信之氏の講演を聞いて思ったことです。
衛藤氏はお話の中で、日本人の祈りは「請求書付きの祈り」が多い、とおっしゃ
ってました。
請求書付きの祈りとは、「今年こそは、○○が実現しますように!」のような、
かなえて欲しいことを求める祈りのことです。続きを読む