2016年02月06日
なぜあの人の性格を受け入れられないのか? それは…
今回は、
人間関係改善のための最も根本的な方法について
お話しします。
その前に一つ、お知らせがあります。
僕は内気な性格なので、
なるべくメディアに顔を出さないように
してきましたが、
この度、
思いきって動画をつくりました。
今、公開中です。
人間関係の問題を改善したい方、
自尊心やプライドが傷つきやすい方、
もっと自分に自信を持ちたい方 には、
きっとお役に立つと思います。
「自尊心・自信を高めるための
『自己受容 7つのステップ』」
という動画です。
ご関心のある方は、
ぜひ → こちらをクリックして、
ご覧になってみてください。
では、今回の本題に入りましょう。
僕たちはさまざまな人と
人間関係を築きながら
人生を生きていますね。
では、それらの人間関係の中で、
最も基本となる人間関係は、
誰との関係だと思いますか?
親との関係?
配偶者(あるいは恋人)との関係?
職場の人との関係?
いえいえ、
もっと重要な人間関係があるんです。
それは「自分との関係」です。
自分との関係が、
あらゆる人間関係の土台になっているのです。
僕たちの中には
「見つめる自分」と「見つめられる自分」が
いますが、
「自分との関係」とは、まさに、
「見つめる自分」と「見つめられる自分」の
関係のことです。
もしも「見つめる自分」が手厳しくて、
自分に対していつもダメ出しや批判を
していたら、
「見つめられる自分」のほうは傷ついて、
自尊心や自信を失ってしまいます。
一方、「見つめる自分」が受容的で、
自分のありのままの姿を受け容れていたら、
「見つめられる自分」は安らぎを感じ、
豊かな自尊心が育ちます。
ありのままの自分を受け容れることを
「自己受容」といいますが、
人は、
「自己受容」ができるようになるほど、
「他者受容」もできるようになります。
つまり、
自分のことを受け容れることができる人は、
他者のことも受け容れることができるので、
他者と良い人間関係を築いていくことが
楽にできるのです。
自分の中の悲しみや孤独感を
受け容れることができる人は、
他者の悲しみや孤独感に対しても、
共感し受け容れることができます。
一方、
自分の中の悲しみや孤独感を
抑圧している人(=受け容れていない人)は、
他者が悲しみや孤独感を吐露するのを
共感的に聴くことができず、
すぐにアドバイスや説教などをしたり
しがちです(^^;
また、
自分の不完全さを受容している人は、
他者が不完全であることを受容できますが、
「こんな自分じゃダメだ!」と
自分をゆるせない人は、
他者をもゆるせないのです。
僕たちが、
「あの人の性格は受け容れられない」
と感じるとき、
その根底には、
自己受容の問題があるわけですね。
ですので、
人間関係改善のための最も根本的な方法は
何かといえば、
自分との関係をより良い関係にすること、
つまり、
自己受容をしていくことなのです。
以上、今回は、
自己受容をテーマにお話ししました。
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procoach at 21:00│Comments(2)│clip!
この記事へのコメント
1. Posted by Masahiro 2016年02月25日 18:06

先日のNHKの100分で名著において今世間で注目のアドラ−心理学4回分視聴していました。最終回で自己受容について取り上げられていました。けれども野口先生からのbeingの自己受容の理解が進んでいる僕にとっては受けいられないクエスチョンマークのつく内容でした。これからも色々学んでいきたいと思いました。ほんとに良いご縁をありがとうございました。
2. Posted by 野口嘉則 2016年02月25日 22:39
Masahiroさん、動画「自己受容の7つのステップ」を見ていただき、ありがとうございます!
ご参考になったようでよかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。
ご参考になったようでよかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。