2008年07月21日

子どもをつくるなんてできない?


こんにちは、野口嘉則です。


「明日の天気を晴れにするには、どうすればいい?」
「『考え方』よりも重要な『○○方』」

以上の2つの記事の中で、次のようなお話をしました。


・操作主義に陥ってしまうと、私たちは謙虚さを失い、同時に、人格
的な成長の機会も失ってしまう。

・近代から現代にいたる社会は、理性偏重・思考偏重のパラダイム
の上に成り立っている。そのパラダイムによって、人間らしい幸福が
疎外されている。

・人間らしい幸福を実現する鍵は、“感性(ものの感じ方)”である。



さて今回は、その続きです(^^





「自分の目の前の世界を思いどおりにコントロールしよう」
というのが操作主義でしたが、

これを完全に手放そうとするのは無理がありそうですね(^^;



私たち人間は、誰でも操作主義的なところを持っています。

私たちは、目の前の世界に対して意図を持つし、
その意図を実現すべく、目の前の世界をコントロールしようと
するものです。
そして、それ自体は問題ないことだと思うのです。



ただ、思いどおりにコントロールしようとするあまりに、

相手を人間として尊重することを忘れて、
相手の気持ちや行動を操作しようとしたり、

この宇宙や自然に対する謙虚さや畏敬の念を失って、
なんでも人間の理性で支配・コントロールできると考えたり・・・

こうなってしまうと、いろいろな弊害が出てきます。



大切なことは、自分の中にある操作主義に振り回されないこと
です。

そのための方法の一つとして、
操作主義的な言葉をなるべく使わないようにすることをオススメ
します。



私たちは、無意識のうちに、操作主義的な言葉を使ってしまって
いる可能性があります。

たとえば、
「子どもをやる気にさせる」 とか、
「相手の心を開かせる」 とか、
「部下を動かす」 とか、
「客を囲い込む」 とか・・・・・



こういった言葉を使っていると、どうしても操作主義的な発想
になりそうです。
私たちは、自分が発している言葉を自分で聞き、大きな影響を
受けているのですから。

まずは、そうした言葉をなるべく使わないようにすることが大
切だと思います。




さて、話は変わって・・・



以前、次のような質問をされたことがあります。

「鏡の法則という法則を活用すれば、自分の願望を次々と実現
することができますか?」



「鏡の法則」という法則は、残念ながら(^^;

願望実現のためのツールではありませんし、
人生を思いどおりにコントロールするための道具でもありま
せん。

この法則は、
私たちを成長へと導いてくれる深遠な法則なのです。



「鏡の法則」という法則は、
「人生は自分の心を映し出す鏡である」 という法則です。

この法則は、

「与える心で生きていれば、多くを与えられて豊かになる」 とか、
「感謝して生きていれば、ますます幸運な人生となる」 などの、
私たちの生き方の指針となる智恵を教えてくれますが、

願望達成のためのノウハウや技術を教えてくれるものでは
ないのです(^^;



逆に、この法則を理解すればするほど、

「自分の生き方や動機こそが大切であり、それこそがすべてを
決めるのだ」 という気づきに至ります。




先日、友人と話しているとき、その友人がこんなことを言いました。

「本を読んでいて、『願望実現のためにシンクロニシティを起こす』
という言葉が出てきたけど、そんなことってできるの?」



本来シンクロニシティは、「起こそうとして起こすもの」ではなく、
「結果として起こる(起きる)もの」ですよね。

私たちの生き方(=心の波長)が、予期せぬシンクロニシティを
引き寄せることはありますが、

シンクロニシティは、意図的に起こすものではないと思います。



私たちの頭脳では計り知れない叡智が働いた結果、
シンクロニシティが起きます。

私たちにできることは、
信頼して感謝して、受け取ることではないでしょうか。



「精神的で奥深い智恵や法則」すらも、「思いどおりの人生を
実現するためのノウハウやツール」としてとらえてしまう、

その傾向を田坂広志さんは、
「精神の物質主義」と呼んでおられます。

この「精神の物質主義」も、やはり操作主義から来る発想です
ね(^^;




映画「ガイアシンフォニー」を制作された龍村監督は、
映画の制作過程で、

信じられないような偶然の一致(シンクロニシティ)に、数多く
遭遇されたそうです。
龍村監督は、それを神業(かみわざ)と表現されています。



神業は、それを期待したときに起きるのではなく、

人業(ひとわざ)を尽くしたときに、
つまり、目の前のことに全身全霊で取り組んだときに、

結果として、予期せぬ形で起きるのだそうです。



また、ご著書の中で、次のようにもおっしゃっています。

「重要なのは動機なのだ。“動機”の中に、物欲・自己顕示欲
などの利己的な心が働いていると、どこかで繋がりが途切れ、
神業は消えてしまう」

「善き動機から、世界中のあちこちで人々が人知れず行ってい
る小さな決断や選択、それがなにかのきっかけで偶然に繋が
ったとき、神業と見えることが起こるのだ」

「人生とは、なにかを計画している時に起こってしまう“別の出
来事”のことをいう。
結果が、最初の思惑通りにならなくても、最後に意味を持つの
は、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのないその時間
である。
“予期せぬ出来事”の中で全身全霊を尽くしている時、予期せ
ぬ世界が開けてくる」

(『地球交響曲 第三番 魂の旅』 龍村仁 著、角川書店 より)




さて、操作主義的な言葉について、別の例を挙げてみます。

現代人は、「子どもをつくる」 なんて言ったりしますね。



しかし実際、「子どもをつくる」なんてことができるでしょうか?

私にも子どもがおりますが、
子どもの細胞一つ、髪の毛一本、どこをとっても私がつくった
ところはありません(^^;



理学博士の石川光男氏によると、

「子どもをつくる」という言葉は、
物理学的生命観(機械論的生命観)から来ているもので、
これが生命操作のような考え方に発展する、とのことです。

(『東と西の生命観』 石川光男 著、三信図書 より)



かつて日本では、「子どもを授かる」という言葉を使っていま
した。
子どもは天からの、ありがたい授かりものだったのです。

「子どもをつくる」という言葉を使い始めたのは、近代以降で
す。



現代において、
自分の子どものことを、自分の所有物のように思っている親
は、少なくないのではないでしょうか。

あるいは、わが子をまるで自分の作品のように考え、自分の
思いどおりの子どもにしようとしてしまうケースも、少なくない
気がしますね。



「わが子は私がつくったのだ。私が育てているのだ」
と考えると、子どもを自分の思いどおりにしたくなります(^^;

もし、自分の子どものことを、
「子どもは、一時的に天からあずかっているのだ」 とか、
「私が育てているのではない。子どもは自らの生命力によって、
自ら育っているのだ。私ができるのは、そのお手伝いだ」 

と考えることができたらどうでしょう。



あるいは宗教的な信仰心のある人でしたら、

「私が育てているのではない。子どもを育てているのは、
神(仏)の生かす力なのだ」

といった感じの考え方でもいいかもしれませんね。



いずれにせよ、
「思いどおりの子育てをするために、私がコントロール(操作)
しなければ」 という執着心を手放すことができたら、

子どもを人格的に尊重し、余裕を持って子育てを楽しめるの
ではないでしょうか。



日本の心身医学の草分けである、池身酉次郎先生の、
次の言葉も参考になりそうです。

「私たち人間は、自然によって生かされている“自然の子”で
ある。それを忘れがちなところに、現代社会の病根がある」




今回は、このあたりにしましょう。

この話は次回に続きます。




<オススメ本>

理性偏重・思考偏重の現代において、
多くの人が「大脳新皮質シンドローム」の状態になっています。
この「大脳新皮質シンドローム」は、子どもたちにも大きな影響
を与えています。
お子さんのいらっしゃる方には、ぜひ読んでいただきたい本で
す!

教育の完全自由化宣言!―子どもたちを救う七つの提言 (人間性教育学シリーズ 1)





<オススメ映画>

この映画の主人公フォレスト・ガンプは、操作主義とは
正反対の生き方をします。
知能指数は人より劣るフォレストですが、
純粋な心で、目の前のことに全身全霊で取り組みます。
その結果、運が味方をするようになり、数々の成功を
収めていくのです(^^

フォレスト・ガンプ 一期一会 スペシャル・コレクターズ・エディション





<キャンペーンに当選された5名の方の素晴らしい記事!>

「野口嘉則とランチしながら語り合おう」キャンペーンに、
応募して下さった皆さん、本当にありがとうございました!

次の5名の方のブログが当選されました。
おめでとうございます!

『3つの真実』を読んで実践されたご感想やエピソードが
紹介されています。


名古屋発ハッピーライフ さんのブログ記事
 ブログを初めて開設され、最初の記事として、
 『3つの真実』のことを書いてくださいました。
 内面化ワークの実践と、その効果についても
 興味深いエピソード(元部下の方とのやり取り)
 をご紹介くださっています。


まーこ さんのブログ記事
 私のブログの「3ヵ月ワクワクチャレンジ」を実践
 するために、開設されたブログです。
 『3つの真実』に関する記事の中では、
 「感謝のワーク(内面化ワークの2番目)」を日常
 生活の中でたくさん実践されたことを書いておら
 れます。


My Beauty Style さんのブログ記事
 『3つの真実』と、偶然とは思えない出合いをされ、
 その後、私のブログをプリントアウトして徹底的に
 読んで下さったようです(写真付き)。
 また、内面化ワークの3項目を風景写真に印刷さ
 されるなど、工夫して取り組んでいらっしゃいます。


たなか彼方 さんのブログ記事
 このキャンペーンに参加すべく、ブログを開設さ
 れました。
 『3つの真実』については、特に9章「自尊心を
 自分で満たす」がお役に立ったようです。
 3歳のお子さんとの対話が印象的で、心があた
 たまるお話です。


ちゃーみんぐ さんのブログ記事
 一昨年「鏡の法則」に出合われ、その後、私
 のブログで「わくチャレ」にも取り組まれたそ
 うです。『3つの真実』は、何度も読み返され
 ているとのこと。
 ご両親に手紙を書かれたお話も、別の記事
 で紹介されています。


3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”



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この記事へのコメント

1. Posted by じゅんこアーティスト   2008年07月21日 22:22
4 >この法則は、
>私たちを成長へと導いてくれる深遠な法則なのです。

「お金持ちになる女、なれない女の常識」(佳川奈未 著)を
読んだ時に、悪口は言ってはいけないなと改めて思いました。
鏡の法則に通じます。悪いものを出せばそれが返って来るし、
良いものを出せばそれが返ってくる。

>「自分の生き方や動機こそが大切であり、それこそがすべてを
>決めるのだ」という気づきに至ります。

操作することを手放し、目の前のことを(すべてのことに全身
全霊というのは無理なので)淡々と、ときには情熱をもって、
あるいは静かなワクワクで、やっていきますね。

きょうも考える時間をいただき、ありがとうございました。
次回も楽しみにしています。(^_^)…
2. Posted by 松・KAZUHIRO   2008年07月21日 23:54
いつもありがとうございます。
7月15日に、私たちは子供を授かりました。
私と妻を親に選んで生まれてきてくれたことに感謝しています。
自然に対する感謝と尊敬の念。
今あるものに対するありがたさ。
好きなことから生まれる創造力。
野口さんのさらなる豊かさをお祈りいたします。。。
3. Posted by たけひろ   2008年07月22日 00:00
子供を授かる、って素晴らしい表現ですね。

まずは、操作主義的な言葉を使わないことから始めます。

心の底から、人格を尊重して生きていけたら素敵ですね。

いつもありがとうございます☆
4. Posted by たなか   2008年07月22日 06:12
5 野口さん、おはようございます。
毎回、毎回、本当に考えさせられる記事を有難うございます。

正直なところ、深すぎて途中チンプンカンプンになったり、誤解釈してんじゃないかな?って不安になったりもするんですが、まぁ、そんなことを感じられるって経験もなかなか少ないものですから、いろんな意味で貴重な体験をいただいてます(^^;

そんなぼくでも、間違いなく断言できるのは、子供は作るものじゃないんです。はい。
ここを履き違えると、子供にとっては悲惨です。いい迷惑です。以前のぼくがそうでしたから。

3才の息子に自論の“男塾”を開講しちゃってたんですよね。塾長でさえ達していない理想の男像を、それこそ“作り上げようとしている”といった感じでしょうか。子供に。(自分じゃなくて、ってとこがまたポイントなんです。)

土日はぼくが嫁とバトンタッチして子供と接する時間を持つのですが、いま思えば、ほんの数週間前まで数時間に1回は子供に激を飛ばしてた。

子供にとっちゃゲップものですね。

いま、少しだけ悟った心で子供を見つめると、
子供が“ぼくの顔色を伺いながら遊んでる”ことに気が付くんです。3歳の子供が大人の顔色を伺う、なんて悲しい。そうさせたのは間違いなくぼく。完全なる操作主義。
5. Posted by たえちゃん   2008年07月22日 07:19
5 いつもありがとうございます。
いろんなきづきを示唆をありがとうございます。

絶妙なタイミングでいろんなことが贈られてきます。
鏡の法則と出会えたのは、ちょうど1年前・・・この間、1年とは思えないほど、充実したときを過ごさせていただいています。
いろんなことが起こりますが、困ったときほど、冷静にたちどまる勇気がもつことができるようになりました。

☆I am happy.←ほんとにすでにそうなんだ。受け取り方、感じ方ですね。
☆人生がもたらすものを信頼する。←なにごともなにごとも。
☆なにを為すのであれ、今から7世代後の子供たちへの影響を考慮して行わなければならない。←なにかをするとき迷ったら、この言葉を基準に選びます。
☆生きている醍醐味を味わうために働こう←夫の扶養家族になることで充分暮らせますが、あえて共働きという道を選択した(じじばばは遠くのため、ふたりでくりまわす日々)・・・?としたときに味わい活かすことば


今日もじ〜ん(^^)
おりしも、今日は健太郎の誕生日(5歳)
子供たちもこのことに気づいて人生をおくってほしいな〜
まずは、実践だね。

みなさんいつもありがとう。


6. Posted by コタニヒデアキ   2008年07月22日 07:56

野口さん、おはようございます。

この週末に、キャンペーンの動画セミナーでお勧めされてた「マネジメント革命」を読みました。
(この本はすごく良くて、僕のブログでも紹介させていただきました)

僕も感性を養うために、日常的にいくつか実践していることがあります。できるだけ多くのそのときどきに、自分が感じているそのままを、感じとるようにすること。感性を高めるような映画を週1回くらいで観ています。(^^)

いつもありがとうございます。


7. Posted by ロコママ   2008年07月22日 09:59
いつも暖かなメッセージに感謝します
野口さんは、私の道標です
8. Posted by 金ちゃん   2008年07月22日 13:39
前回からの操作主義という言葉が気になっておりました。私は別の言葉で理解していた「所有する」という言葉と、この操作主義という言葉の概念に限りなく近いことに驚いております。

子供や社員、会社や仕事(不動産も入るかもしれません)であろうが、いかに自分の所有にしないという考えを持ち続けることが出来るかということを命題にしております。
15年も昔の話ですが、子供が小学生のころうちのカミさんが子供たちに向かって小言を並べていました。どこのうちでも同じ場面があると思います。

その晩、カミさんに向かって「子供がいない人だっているのに誰のおかげでおかあさんと言って貰えるんだ。子供はお前の所有物じゃない。別の人格なんだぞ」と何故か説教したのです。立派な父親じゃ勿論なかったけど、その朝の小言を聞いていると自分自身が子供の時を思い出してつらくなったからだと思います。

今でもスーパーなんかで、小言ばかりいうお母さんに出くわすと胸が締め付けられます。


その話でカミさんは我に帰ったような顔をして改め、実行してくれました。お蔭様でこの4月、始めての給料で2人の子供がご馳走してくれました。カミさんは泣いていましたが・・・

私は何事にも感謝すればうまくいくというふうには考えられないタチですが、(これは目の前の起きた問題を感謝することで、その原因・理由を自己総括できない人たちへの皮肉な言い方になりますが)

それでも
自分が好きなことをして少しだけでも人の役に立つような仕事が出来て、自分も楽しく人にも迷惑をかけず、決して他人の落とし穴など掘らない人生が最良かと思っています。

精神の物質主義ということは初めて聞きましたが意味は良く伝わります。
どんなものでも「所有」しすぎると心配事が多くなっていきます。精神がその成果だけを栄養にして醜く肥満していく様子がよく伝わります。
9. Posted by レイシック視力回復手術検討中な人   2008年07月23日 06:44
操作主義なるほど

そうなってほしい願望はあっても

操作しているようではうまくいかないのですね
10. Posted by ゆうたん.   2008年07月24日 02:39
人が操作主義に陥ってしまいがちなのは、相対的なもの【効率とかお金とか権力等々】を絶対化しがちな事が一因になっていると思います…
感性を磨く為にもまず身の回りの掃除から始めなくっちゃ(^_^;)
11. Posted by ami   2008年07月24日 02:59
目が覚めるような記事でした。

まわりをコントロールすることに神経を使っていつもイライラしてきましたが、記事を読んで肩の力が抜けました。

子どもにも懺悔したくなりました

これからは子どもにもっと敬意を払いたいし、もっと楽に考えて生きようと思います。
12. Posted by たかたん   2008年07月24日 05:05
5
いつもありがとうございます。
今回の記事もとても興味深く読みました。

野口さんの記事はもちろん
ここに集まってきてコメントを残していかれる方の
お一人お一人のコメントがまた素敵なんですよね。

一つ一つをとても愛しく読んでしまいます。
そして私も頑張ろうと素直に思います。

本当にありがとうございます。

一流の人間・一流の仕事が
今の目標です。
お互いに頑張りましょう。
13. Posted by 大谷君   2008年07月24日 12:06
 大好きな絵本画家のターシャテゥーダーも自然共に生きた方です。                                             言葉が遅くて体の弱い第2子に何とか人とのコミュニケーションがうまく取れるようにと努力しましたがなかなかいい反応がかえてこずあせる毎日でした「喜びに近道は無い」とのターシャの言葉に第2子が元気な体でたくましく生きている姿が目に浮かびました。                               野口さんの今日のコーチングも自然の畏怖を感じ人間の小ささを感じました。小さい人間は神様に感謝して信じて毎日自分に出来る事をして精一杯生きるだけですね。                           ありがとうございました。
14. Posted by スー   2008年07月24日 12:21
 タイトルに惹かれてよんでしまいました。

 現在、ある出来事から、子供好きでしたが、子供がほしくなくなりました。
 
 とても支配がきつく、自分の気持ちがいつまでたっても開放されず、苦しい状況にあります。
 こちらが支配をしたいという感情もあるのかもしれませんが、支配の磨耗から抜け出せずにいます。

 遠まわしのいやみ、だんだんと自分も同じように返すようになりました。

 だれそれがもっているのもがうらやましい、ねたましい、くやしいという感情を家庭というプライベートでぶつけられるのは面倒です。

 負の感情は移ってくるのでしょうか、感謝の気持ちを忘れないようにしたいとときどき覗きにきます。

ありがとうございますという気もちが、ここを訪れることでよみがえってきますようにと思いつつ読んでいます。
15. Posted by き   2008年07月24日 14:59
コントロールしよう、したい、と思うことを
手放せるようになったら、
本当に前向きに自然な自分になれそうです。

子供は授かりもの、と言葉で理解していても自分の思い通りにならなくてイライラしてる、それが私の母の気持ちのように感じてなりません。
私自身まだ結婚も出来ず、「こんな中途半端な自分が子供を育てるなんて無理だ。こんな親をもつ子供は不幸になる、かわいそうかな。」とも思ってしまうこともあります。
3ヶ月ワクワクチャレンジに挑戦したにもかかわらずまだなっていないようです。なので、もう一度やってみようと思います。
16. Posted by まるたま   2008年07月24日 22:10
心豊かに生きたいと願う者の一人です。

私が学生の頃、‘女性‘についての話を大先輩より伺ったことがあります。
その時に「今の若い人は子どもを作るというけれど、子どもは作るものではなく、授かるものです。
だから昔の人は子宝といったのです。」
といったお話があって「そうかもねぇ」と思ったことがありました。
結婚して子どもを授かり、子宝という言葉の意味がよく分かりました。
よく「もう一人、作らないの?」とおばさん達に聞かれたりしますが
そんなときは「授かりものですから」と笑って答えます。
だって、自分たちでどうにか出来るものではないですから。
そして、子ども達には「私と主人を選んで生まれてきてくれてありがとう」と私と主人と二人で子ども達に寝る前に話します。
時々、素敵なママさんを見ると自分と比較して落ち込むこともありますが
子ども達は他ではなく私を選んでくれたのだから、と思い直して頑張ります。
そんな私でもいろんなことで上手くいかないときはイライラしたり、子ども達にもあたっちゃったりします。
操作主義にならないように、心豊かに私も主人も子ども達も生活できるように
頑張りたいと思います。
これからも楽しみにしていますので、頑張って下さいね♪
17. Posted by kei   2008年07月25日 20:44
こんばんわ。野口さん。
今日も気づきをありがとうございます。
産み分け法で女の子を授かったものですから、変な話、作るって言う言葉になってしまいそうですが、授かりにくい人は授かりにくいので、すんなりと子供を授かることのできた今をとても感謝しています。
「親の顔色を伺いながら・・・」
多聞に漏れずわたしもその一人でしたが、ある日、はっと気づき子への接し方を変えているところです。
今はとても楽しい毎日を過ごしていますが・・・ネックなのは妻なんですよね。
昔のわたしと同じコトを子らに対して行っているので早く気づいて成長してくれないか、と想うばかりです。
これからも楽しみにしています^^

18. Posted by りんご   2008年07月26日 02:24
5 いつもありがとうございます。
初めて投稿する小学生の娘二人を持つ母です。
野口さんのブログでハッとする気づきをいただけていつも感謝感謝です。
そうでした、子どもって授かりものですよね。妊娠した時は「不思議だな」と素直に思ってましたし、おなかの中で大きく育っていく感じが「私の意志を超えたとこで命が育ってる」と。
今その娘たちは小学生になったんですけどその時の気持ちはちょっとどこかにいっちゃって・・今回のお話で大事なこと思い出しました。そしたら寝てる子どもたちのあるがままがステキと思えてます。ああ、明日目覚めた後もこのキモチで過ごせますように!
19. Posted by コルティ   2008年07月26日 05:49
5 夏休みの初期にこのメッセージに出会えてとてもとてもラッキーです。

子供と向き合える大切で貴重な夏休みを「朝昼晩お食事も作らなきゃいけないし、お仕事もあるし、どこかに子供達を連れて行かなきゃいけないし、面倒臭い」と思ってた所でした。

「授かった子供達に対して、それぞれの個性を生かし、
余裕を持った子育てをする」

これを常に頭において楽しく夏休みを過ごします。

野口さん、本当にいつもいつも私の為に届く様な、
タイムリーなメッセージに感謝いたします。

暑い毎日ですが、お身体に気をつけてお過ごし下さい♪

20. Posted by 福   2008年07月28日 09:41
5 本当にまさに、ベストタイミングで記事を読ませていただきました。
 先週32歳にして初めての子供を授かった事が判明したのですが、産婦人科のエコーで確認できずに不安で毎日悩んでいました。
皆様のコメントをみても、自分にはご縁に感謝して信じるという気持ちが不足していたように思います。
 他のHPをサーフィンして動揺するのをやめて、野口さんのブログをまた色々読み返してゆったりと過ごして運命に任せようという気持ちになりました。
 ありがとうございます☆
21. Posted by プー   2008年07月31日 21:44
久々の投稿になります。
野口さんのブログに出会うまで、コントロールしようとして上手く行かない自分の姿が全く見えていませんでした。自分の姿が見えてきてから気持ちが楽になりました。
家族に対しても「くれない族」の繰り返しで、相手に勝手に期待して思いどうりにならない可哀相な自分が苦しかった。
今、物事の捉え方が少しづつ変わってきて、以前よりは楽に生活できるようになってきました。とても感謝しています。
結果を望むのではなく『ありたい姿』を意識しています。
今回、お子さんを授かった方がたくさんいらっしゃいますね。おめでとうございます。ぜひ、そのときのご自分の気持ち、出産の様子、生まれてからの日々の気持ちをお子さんに
繰り返し繰り返し話してあげてほしいです。みんな親の初心者、親のベテランなんていないのですから、楽しんでほしいです。(一応私も2人の子持ちです)
22. Posted by フェルメール   2008年08月03日 18:19
5 操作主義から成し合わせ主義とでも
いうのでしょうか。

操作主義→成し合わせ主義とすると、

「子どもをやる気にさせる」
 →「子どもが勝手にやる気を出す」

「相手の心を開かせる」
 →「相手の心が勝手に開く」

「部下を動かす」
 →「部下が勝手に動く」

「客を囲い込む」
 →「勝手に客が呼び寄せられる」

となるかもしれません。


山川紘矢さんのmixi日記に、
「未来は過去の全てを変えてしまう」
との名言がありました。

これかれの時代、コントロールは
あんまり意味のない世界かもしれません。



23. Posted by aoiumiaruku-v.v   2008年08月27日 02:01
5 「自分の知名度を上げて、強い影響力を獲得したい」
「成功して、たくさんの人間の上に立ちたい」
「自分の味方を増やして、発言力を所有したい」
 私はずっと、まさにこの考え方の人との摩擦に苦しんでました。
でも、すべて私の内面のなかにあることだと解りました。
それが、嫌なところばかりが目に付いてしまう原因でした。
私は、自分もコントロールできないのに、
先輩をコントロールしようとしてました。
おかげさまで、
過去の話になりつつありますけれど^^;)
 1ヶ月ぶりにネットが繋がりました。
みなさんのおかげさまです。
ありがとうございます。
24. Posted by つぼちゃん   2008年09月28日 14:27
5 野口さんこんにちは!
今日3か月ワクワクチャレンジ終了しました〜!
2月からスターとして8か月かかってしまいましたが、
続けてこれた自分をまずほめてあげたいです.
そして、野口さんとの出会いに感謝感謝。
ありがとうございます.
野口さんとの出会いは、まさに人生の転機。
勝手ながら、野口さんのことをソウルメイト&メンター
と思っております.

これからもっともっと輝くために、ブロク活用させて
いただきます。
11月のセミナーでお会いできることを楽しみに.
では、
25. Posted by リリィ♪   2012年02月06日 19:49
私達を生かしてくださる全ての存在に
感謝します。
ありがとうございます。
26. Posted by shige   2012年02月07日 00:28
ばんまささんのおっしゃる通り、
自ら無意識に陥っている操作の欲求に気づくことが
とても大切なんだと思いました。

少しずつでも、気づいて手放す を繰り返していければ良いなと
思います。

ありがとうございます。

27. Posted by 成長ゲームサポートマスター   2012年02月07日 01:21
5 操作的なところは、全くゼロにするのは難しいです。
先日、子供がぐずって学校に行く準備をしようとしませんでした。
僕は、そのままなら学校に遅刻するよ。と忠告しました。
案の定、学校は1時間以上遅刻し、学校からも電話が入るし
僕もどうしようと悩みました。
子供はついに「学校に行かない」と言い出しました。
僕は「とうとうキター」と、少し喜んでいる自分もいながら
今後どうなるんだろうと心配にもなりました。
子供が学校という枠から外れ、自由な環境に身を置こうとするのは
僕の望むものでもあります。しかし、そのことにまだ恐れがあることにも気づきました。
子供が学校に行きたくないと言った理由を聞きました。
学校が嫌というわけでもなく、勉強が嫌というわけでもないそうで
単に『足が痛い』ということらしい...
痛い場所を見ると、すこ〜し赤くなっている程度。
「仮病か...」←心で子供を評価している自分に気づきました。
しかも、「学校に行かないとか、自分がやりたくないことをやらないのはいいけど、仮病とかずるするようなことはいけないよ。」
と、子供に対し、「仮病した」「ずるい子」というメッセージを伝えてしまいました。なんで、仮病してまでするに至ったのかを考えようともせず、聞いてあげようともしなかったのか。大いに反省しています。

結局、学校に行かなかったらどうなるのかを二人で考え、話し合っていると
子供は「やっぱり学校に行く」と言いました。
ほっとする自分にも気づきました。
まだまだ、全託の境地にはほど遠いな〜と思うのでした。

今回の出来事の前に、この記事を読み「子供は天からの授かりもの」という意識があったらきっと違う反応をしていたんだろうな〜とも思えるし
反対に、学んでいなかったからこそ、失敗し多くのことを経験から学べたのかもしれないと前向きにも考えています^^

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