2008年07月10日

「考え方」よりも重要な「○○方」


こんにちは、野口嘉則です。

前回の記事 「明日の天気を晴れにするには、どうすればいい?」
の中で、操作主義のお話をしました。

「自分の目の前の世界を思いどおりにコントロールしよう」
というのが操作主義です。



私たち人類は、自然を都合よく利用しようとしてきましたが、
これは自然に対する操作主義ですね。

「人類中心の傲慢な考え方だった」と反省せざるをえません。
今、私たちは全人類規模の環境危機に直面しています。



対人関係において、
相手を思いどおりに動かそうとするのも操作主義。

“ビジネスの結果”や“人生のストーリー”を
思いどおりにコントロールしようとするのも操作主義。

その他、いろいろなところに操作主義の考え方が入り込んで
います。



この操作主義に陥ってしまうと、どうなるでしょう?





操作主義に陥ると、ものごとが思いどおりに進まないとき、

イライラしたり、
混乱したり、
過剰に落ち込んだりするようになります。



実際の人生は思いどおりには進まないものです。

相手も自分の思いどおりには動いてくれないし、
ビジネスの結果も、人生のストーリーも、
自分の思いどおりにはなりません。



私たちは、幸せな生き方をすることで、
幸せな人生を実現することができます。

志を抱いて生きることで、
充実した人生を実現することができます。

愛ある選択をすることで、
安らぎに満ちた人生を実現することができます。

しかし、他人を思いどおりに操ることはできないし、人生の
ストーリーを思いどおりにコントロールすることはできません。



人生は、予期せぬ出来事が起きたり、
思いもしなかった方に展開したりします。

そういった人生の流れを信頼し、
その流れの中でベストを尽くしていけば、

たとえ思いどおりにならないことが起きても、
後になって、「むしろ、それでよかったのだ」と思えるように
展開していきます。



私たちは、思いどおりにいかないプロセスの中で、

自らの生き方を見つめなおし、
そこから貴重な学びを得て、
自分自身の成長につなげていくことができるのです。



ところが操作主義に陥ってしまうと、
思いどおりに進まないことを、受け入れられなくなります。

そして、世界を思いどおりにコントロールすることに執着する
ようになり、
そのための知識やノウハウやテクニックを得ることばかりに
意識がフォーカスされてしまいます。



こうなると、自分自身の人格的な成長を目指すことを忘れて
しまい、向上心や志を失ってしまいます。

また、謙虚さも失い、自分中心の傲慢な考え方になってしまい
がちです。

(本来、知識やノウハウやテクニックは、自分自身の人間性の
成長という土台の上で使ってこそ、真価を発揮するものです)



操作主義の背景にあるパラダイムは、“理性信仰”です。

理性信仰というのは、
「理性・知性によって、この世界を解明しコントロールできる」
という考え方です。

「科学的でないものは、すべて信用できない」という科学信仰
(科学万能主義)も、この理性信仰から出てくるものですね。



物理学者の中谷宇吉郎氏は、その著書『科学の方法』の中で、
科学万能主義に対して次のように警告しておられます。

「科学というものは限界がある。科学は、限界の中では力を持つ
が、その限界の外では案外に無力である。自然現象においても、
すべての問題が科学で解決できるとは限らない。科学万能的な
考え方がこのごろの風潮になっているが、それは、科学の成果
に幻惑されている点がかなりある」
(『科学の方法』中谷宇吉郎 著、岩波新書)

上記の本が出たのは、今から50年前(1958年)です。

その時代に、すでに科学万能的な風潮になっていたようですが、
その後の50年で、この風潮はますますエスカレートしてきたの
ではないでしょうか。



また、哲学者の芳村思風氏は、理性について次のように論じて
おられます。

「理性は合理的にしか考えることができない不完全な能力であっ
て、合理的でないものも合理的に考えてしまう」
(『人間の格』芳村思風 著、コスモ教育出版 より)

「近代の文化は理性文化です。社会を合理化し、自然を合理化
し、人間をも合理化していったのが、近代の歴史でした。
こんにち、合理的なことはよいことだと多くの人が思っています。
しかし残念ながら、ものごとの本質は合理的ではありません。
そもそも人間そのものが合理的にはできていません。
だから、理性文化は、すべてを合理的な方向に歪めてしまった、
と言える状況に現在はなっています。
人間が求めている愛も、幸福も、自由も、生きがいも、すべては
理性に属していません。理屈を超えたものなのです。
だから、すべてを理性でとらえ、合理化していくことは、人間性を
歪め、社会を歪めることになってしまいます」
(『21世紀 日本の使命』芳村思風 著、致知出版 より)



たしかに、私たち人間は合理的な存在ではないし、
私たちの人生において真に大切なものは、理屈を超えたもの
が多いですね。

それらをすべて理性で解明し、合理的に対応していこうとする
ことによって、人間性や人間らしい幸福が見失われたのです。



多くの経営者や社会的リーダーから師と仰がれ、
「平成」の元号を考案した人として有名な安岡正篤氏も、
次のように語っておられます。

「現にただ今のような主知主義(=知性・理性など、理知的な
ものを根本とする思想)に傾いてまいりますと、人間がいたず
らに外面に走り、個人主義的、利己主義的、物質的になりま
して、したがって、その人々によって構成される社会も文化も、
非常に羅列的な雑駁(ざっぱく=雑然として、統一がないこと)
なものになってしまいます」
(『人生、道を求め徳を愛する生き方』安岡正篤 著、致知出版
より)



なぜ、主知主義に傾くと、人間は外面に走り、利己主義で物質
的になってしまうのでしょう?

それは、理性というのが、
自分と外部を区別し、外部にある対象を分析し、論理的に思考
して理解しようとする性質を持っているからです。



たとえば、“自然”というものを理性的にとらえるならば、自然は
私たちの外部にあって、分析される対象になってしまいます。

分析する側(=私)と、される側(=自然)というように、自分と自
然が切り離され、一体感がなくなります。
一体感がないということは、そこに愛がないということです。



ところが実際、私たち人間は自然の一部であり、私たちと自然
は、本来一体のものであります。

古来、人間はそのことを“感性”で感じとってきました。

自然に対する謙虚な気持ちとか、自然に対して畏敬する感覚
も、理屈を超えて“感性”で感じてきました。



感性は、理論・理屈を超えて、自分の内面で感じるものです。

愛も幸せも喜びも、理性でどんなに分析しても味わうことがで
きませんが、感性によって内面で感じ、味わうことができるの
です。



人間は本来自然の一部(=自然の中に生まれた生物)なのに、
なぜ自然に反する文明を築いてしまったのでしょう?

それは、近代文明が理性(思考)にかたより、感性をおろそか
にしてきたからだと思うのです。




前回の記事でご紹介した『こころの生態系』という本の中で、

「われわれは21世紀に向けて、『ものの考え方』をどのように
変えていけばいいのでしょうか?」

という質問に対して、中沢新一氏が次のように答えておられま
す。

「『ものの考え方』よりももっと大事だと思うのは、『ものの感じ方』
です。
『ものの考え方』のパラダイムを変えていけば万事がいい方向に
向いてくるんじゃないか、という感覚があるかと思いますが、危機
はもっと深いところにあると思うんです。
たとえば、19世紀前半の人間が、自分のまわりの世界に感じとっ
ていた音や色、光といったものに対する感受性というものは、今の
われわれから失われています。
失われているというよりはむしろ、近代と言われる150年くらいの
過程の中でつくり変えられてしまっています。
それは、ひとことで言えば、人間が大脳を働かせてものを考える
ということを基準にして世界をつくる、つまり思考偏重ということで
す。
この『思考』というものを前提として、近代はつくられてきました」



そして中沢氏は、

「思考偏重というパラダイムの上に依然として乗っかったまま、
『どのように思考方法(考え方)を変えればいいか』という議論
をしていることが問題だ」 と指摘しています。



つまり、「考え方さえ変えれば解決する」という発想自体が、
思考偏重のパラダイムから来ているということですね。

そのパラダイムのため、「感じ方」というものが、現代人の多く
にとって、盲点になってしまっているのです。



前述の芳村思風氏も、
「考え方ではなく感じ方が人間を決定する」と仰っています。




さて、ここまでの話の流れの中で、一つ確認しておきたいこと
があります。

私は、理性を否定しているわけではありません。
「理性を捨てて、感性で生きよう」なんて言うつもりも、もちろん
ありません(^^;



大切なのはバランスだと思うのです。

理性は大切なものだし、合理的な考え方や科学も、私たちの
人生をよりよいものにしてくれる大切なものです。

しかし、近代の文明は、理性や科学にかたより過ぎた文明だ
と言えます。
感性の方がおきざりにされていて、理性と感性のバランスが
崩れているのです。



理性や科学という側面では、私たちは昔と比べてずいぶん進
歩しました。

ところが、感性という側面ではどうでしょう?

たとえば『万葉集』を読むと、
その時代の人たちの豊かな感性に圧倒されるとともに、
現代人がその豊かな感性を失っている気がします。



私たちにとって、感性(感じ方)を磨くことによって、理性と感性
のバランスを回復していくことが大切なのではないでしょうか。



とりあえず今回はここまでにして、この話は次回に続けたいと
思います(^^;




<オススメ本>

前回の記事でも紹介した本です。
とても濃い内容です。
特に、田坂広志さんと中沢新一さんの対談に
深い感動を覚えました。
こころの生態系―日本と日本人、再生の条件 (講談社プラスアルファ新書)





今回の記事でも紹介した安岡正篤氏の名著です。
奥深い内容で、繰り返し何度も読みたい本です。
  ↓
人生、道を求め徳を愛する生き方―『日本精神通義』この国の心の源流と真髄を学ぶ





<関連記事>

心の基礎体力を高める3つの方法




<『3つの真実』>

おかげさまで、たくさんの方に読んでいただいております。

大切な人への誕生日プレゼントに、本書を贈って下さってい
る方も増えています。

ありがとうございます!

3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”



procoach at 23:21│Comments(29)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by コルティ   2008年07月11日 00:04
5 子供が小学生なので、教育にとても関心があります。
私の時代はクラスに4〜5人が中学受験していた記憶がありますが、今はクラスの半分以上が受験します。

まだ遊びたい時期の4年生から塾通いが始まり、
今まで習っていた、スイミング、ピアノ、サッカー、
などなど趣味の教室は辞めてしまいます。

受験が悪い訳ではありませんが、自然の中でたくさん遊んだり、芸術に触れたり、時間にゆとりを持つ事で、感性が磨かれて行くのではないかな、と思います。
高学年になると、受験のストレスで荒れてしまうクラスもあると聞きました。

もっともっと私達大人が子供達に良い環境を作り、
心を大切に育てていってあげたいです。

野口さん、いつも素敵なメッセージありがとうございます。とても勇気づけられます。感謝します。



2. Posted by じゅんこアーティスト   2008年07月11日 05:41
4 こんにちは。ひさしぶりに野口ワールドにひたった気がします。
科学という言葉で思いだしたことがあります。先日「科学と
社会の新しい関係つくり」というワークショップに参加しました。
科学者とほとんど接点のない私でしたが、自分の好きな事を仕事
にし(お風呂に入る時間さえおしんで)研究にぼっとうする 夢と
ロマンを持った彼等(彼女等)に、陰ながら応援したい気持ちで
いっぱいになりました。

>私たちにとって、感性(感じ方)を磨くことによって、理性と
感性のバランスを回復していくことが大切なのではないでしょう
か。

いつも気づきをありがとうございます。しみじみと考えてしまい
ます。
3. Posted by 鈴木秀一郎   2008年07月11日 08:18
野口さん

いつも含蓄ある言葉をご紹介いただき、ありがとうございます。

世の中全般が、スピードを良しとし、思いが叶わぬことを振り返る
隙も与えない風潮になっていることに改めて気づかされました。

「考え方より感じ方」という流れは、野口さんがご指摘のように
危機的環境を生み出してしまった我々人類の、生き残りをかけた
温故知新といってもいいかと思います。

目先の利益ばかりを物事の判断基準とすることを、どれだけの人が
手放せるのか、それが「考え方」と「感じ方」のバランスを得る
最初のステップのような気がします。

まず自分から実践してみるべく努めます。
これからもよろしくお願いします。
4. Posted by ロコママ   2008年07月11日 08:43
いつも素敵なメッセージをありがとうございます
過去記事のリンクも拝見しました
朝から『今日もついてる ありがとう』
5. Posted by ぽよよ犬   2008年07月11日 08:56
野口先生

はじめてコメントさせていただきます。

私の野口先生の思想のイメージは、
「幸せ」と、従来の「成功哲学」のミックス系だったのですが、

本日の

>“ビジネスの結果”や“人生のストーリー”を
>思いどおりにコントロールしようとするのも操作主義。

というのは新鮮でしたね。

世にある成功哲学、成功法則のほぼすべてが、この「操作主義」でしょう。

>そういった人生の流れを信頼し、
>その流れの中でベストを尽くしていけば、

これは、浄土真宗の思想と重なります。

今回のお話は、ものすごい方向に行きそうですね。

従来の成功哲学に、飽き飽きしている私にとっては、こういう話は大好きです。
6. Posted by rennge   2008年07月11日 13:43
野口さん、はじめまして。
「鏡の法則」に出会って以来、勉強させていただいています。

「3つの真実」のワークを続けています。
 先日、高校を中退した息子に、
 「あなたはお父さんとお母さんの力の元。
  いてくれるだけでいいんよ」と、伝えることができ
  ました。

これからもずっと勉強していくつもりです。
よろしくお願いします、そして、ありがとうございます。
7. Posted by カブ   2008年07月11日 18:47
5 野口さん こんにちは!
先日、鈴木秀子さんの講演を聞きに行ってきました
講演後、話をすることができて 本の話題になりました
3つの真実も読まれていてなんだか親近感がわきました。 参加した人にも薦めていました。
8. Posted by aoiumiaruku-v.v   2008年07月11日 23:15
5
物事の本質は合理的ではない。
真に大切なものは理屈を超えている。
・・・・すこしわかります。
考え方もいいけど、感じ方を高めよう。
・・・・最近、そういった内容の書物やセミナーが多いように思います。
世界がここまでピンチを迎えて、
いよいよ宇宙も動き出したのかもしれません。
集合的無意識も躍動し始めたのでしょう。
私は素直にそれに乗ります。
9. Posted by ゆうたん.   2008年07月12日 18:09
『関係の中の壊れた関係』『セカンドベスト』等のフレーズを想い起こしました…!
感性の重要性と共にフィーリングと行動の間に【間を置く】事の大切さを感じている今日この頃です。
10. Posted by 26才 男   2008年07月12日 21:18
5 先日、先輩の家へ遊びに行った帰り際、ふと渡された『鏡の法則』

そして名古屋へ向かう新幹線へ乗る間際に立ち寄ったホームで出逢った、
『3つの真実。』


ようやく見つけられそうな気がします。

感謝します。


11. Posted by *mantaro*   2008年07月14日 14:07
5 こんにちは。
いつも楽しく学ばして頂いています☆
川の流れを感じて身を委ねるのは大切なんですね。僕もフロー状態を意識していきたいと思います。
美空ひばりさんの『川の流れのように』はまさに人生そのものですね♪
やはり名曲です☆
12. Posted by なおき   2008年07月16日 00:31
5 野口さん

こんにちは。

3つの真実は僕の人生のバイブルとなりました。
行動を起こしていけるように努力したいと思います。

感性と理性のバランスの話。
僕も今までの会社で強く強く感じていた内容で、
本当にその通りと思いました。
前会社は、効率第一主義の会社で、無駄なことをしないための
パラダイムや進化を数値化することに全精力を傾けているような
会社でした。今風なんでしょうね。
でも、では、そこで働いている人はどんな人が多くなるかと言うと、
自身のことしか考えられない利己主義な人が大変多く、
会社の目指していた、魅力的な人間を増やす目標とは真逆な人が
増えているように感じていました。

そのため、今回の野口さんのご指摘の内容を拝見して、
この時代に本当に大事なことは、感性を磨くことだと再認識した次第です。

野口さんのすばらしい感性にいつも勇気づけられています。
ありがとうございます。
13. Posted by ざわ   2008年07月16日 02:48
4 現代人は自然と一つでは無い・・・その意味は解ります ただ僕は人間が今こうして自然と不一致になっている事もまた自然なのかな〜と思います この世界に不自然なことってないのでは?と思います。 一見不自然に見える事ももうすこし視野を広げると実はそれも自然の一部な気がします。
地球を破壊している人類を生かしてくれている・・・人類がどっちに転ぼうが全てを受け入れてくれる・・それが自然の偉大な所であり また
14. Posted by ざわ   2008年07月16日 02:59
4 厳しさでもあると思います。だからこそ偉大で優しい、そして厳しい自然に対して僕たちが何を感じ 何を選択していくかなのだと思います。僕は川が好きです 川は僕の心がどんなに汚れた心でも また綺麗な心でも いつも何も言わず受け入れてくれます。自分の両親に会う時と同じ気持ちにしてくれます そんな自然に感謝せずにはいられません!
15. Posted by ERIKA   2008年07月18日 07:52
そうですよね〜〜〜
自然の中にいる時、いちばん穏やかに気持でいれるのに、自然界の中では現代生活は成り立たないというパラドクスに陥っている人間は、自分たちが暮らしやすいように自然を操作し、自分が暮らしやすいように他人も操作しようとしますよね
私の中の執念深い「苛っと虫」くん
これと付き合っていくのも大変です

「3つの真実」は私の周りでも、紹介してあげた方々から、とても感謝していただいています
16. Posted by R.S   2008年07月18日 10:44
>対人関係において、
>相手を思いどおりに動かそうとするのも操作主義。

ずっと私がいだいていた疑問に、答えをいただけたような気がしました。このエントリーに出会えて本当に感謝いたします。認めたくない直感を打ち消そうとしていた自分にも、気付きました。お勧めの本も読んでみたいと思います。

野口さん、本当にありがとうございます!!
17. Posted by チャコ   2008年07月18日 23:59
理性と感性...
今日は,わらをも掴む思いで野口さんのブログへ!

もう、ピンポイントでヒントを頂いた感じです。
感性のアンテナが立っている人と、理性や知識、頭で納得しないと素直に人を受け入れることが出来ない人...

本当に今の時代頭でっかちな人が多い(-_-;)
特に20〜30代に多いような気がします。

頭で分析してから心で考える...

心で感じる。それから、頭で考えていける人がいいなぁ〜
素直に自然に生きるって現代には難しくて、とても贅沢なことなのかもっ知れませんね。
18. Posted by 野口建一   2008年07月19日 22:11
いつもありがとうございます
野口建一です

>志を抱いて生きることで、
>充実した人生を実現することができます。

志がないと、充実した人生を送れませんね
本当にそれが真実だと思います。

いつも気付きをありがとうございます

19. Posted by 追立征子   2008年07月20日 09:22
5 はじめまして、爆発的に進む環境破壊を感性で受け止めれば、楽しんだり笑ったりしている事はありえないことになります。頭を抱え込み苦悩し恐怖してなく他派うそになります。これからの人類どうすればいいのかの光明があれば、提案があればこの部ログでなくても、どこかのSNSでスレット立てるなりしてください。
 頭脳明晰の教授にそれをこそ期待しています
21. Posted by kiyo   2008年07月21日 07:39
たしかに現代人は頭で考えすぎですね。
「こころの生態系」も早速買って読みました。
納得の連続でした。
いつも絶妙な情報をありがとうございます!
22. Posted by フェルメール   2008年07月21日 15:00
5 知性だけが先走り、ヘンな世の中になっているのを、日本人はひしひしと感じているようです。

感じることがまるで魔法であるかのように、言われたりもします。

以前、野口コーチのブログに載っていた、塩谷信男さんの『自在力』。その中で、身体と心と知のバランスよい健康を説いていました。これからは自分はこの三つを主柱とし、健康的な暮らしを送っていきます。野口コーチに出会った頃よりかなり健康体♪です。
23. Posted by 笑顔☆☆   2008年07月21日 17:44
5 親愛になる野口先生。そして皆様へ

野口先生。お久しぶりです。
3つの真実。読みました。
野口先生の文章は私の心を豊かにしてくれ、心が洗われます。いつも気づかされます。

書き込みのある“kiyo”さんも書いてある通り、現代の人は頭で考えすぎるとこがありますね。。。私もです。

3つの真実から私が学んだこと。
今の日常の中に幸せがある。ということ。その幸せを感じとることができるのは、その人自身だなと思いました。
その幸せを感じるだけではなく、感謝の気持ちも感じること。私の心で。“ありがたいなぁ”と心から。
相手(両親・夫・妻、子供。兄弟・祖父母、友人、恋人)の言動の中に優しさを見つけること。

野口先生。そして書き込みでご自身の人生経験を通じて学んだことを私に伝えて下さった皆様。
ありがとうございます。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

日差しの厳しい夏が続きますが、その夏を楽しんでください。くれぐれも体調等崩さない様気をつけてください。

24. Posted by 白玉   2008年07月21日 17:45
5 「志を抱く」「愛を抱く」
暖かい毎日を生きているのに、
一人では生きては行けないと
わかっているのに、
自分の冷酷さに、いつも嘆きます。
そういう時は、
一人の孤独な自分がいるのです。
本当は自分に「愛」などないかも、と。

ブログ楽しみにしております。
25. Posted by さくら   2008年08月03日 20:21
 こんばんは。はじめましてですが、いつもありがとうございます。私は「鏡の法則」以来すっかり共感して私なりの「生」を探求しています。
 去年の秋から心理学のグループカウンセリングと勉強会をかねて進めているのですが、最近になって、人生とは全て中庸(儒教の言葉らしいのですが)の過程かなと思う今日この頃です。
 生死に関わる問題は別として、誤解を恐れずに言えば、世の中の常識でいわれるいいも悪いも、ただ目の前の事実、結果でしかないのだと、最近改めて感じます。
 
26. Posted by あ〜四捨五入で50^_^;   2008年09月04日 07:41
4 はじめまして。「3つの真実」読ませていただきました。精神的危機にある私にとって、食い入るように読みました。そしたら、自尊心が満たされていないこと。怖れに苛まれていることに気付かされました。それが原因で、人を操作したがっていることも...。
それを克服するには、簡単ではありませんが、自分が何を感じているのか、自分の正直な気持ちを隠したりせず、認めることから始めないと自尊心は満たされませんというか、心が落ち着かないのです。利害関係なしに親身にきいてくれる人が欲しいです。子供の頃から、理性を頭だけで解釈して感性を押し殺してきたように思います。そのため、感情が邪魔して理性通りに自分がいかなくなると、胸が苦しくて動悸息切れがするは、精神不安定になります。
わたしはダメだと思い、気力が低下し、鬱っぽくなります。深い愛情が持てないために冷たい人のように思われることの怖れと自尊心を傷つけて卑屈な考えが芽生えてきます。我ながら困ったものです。この「3つの真実」は
、私にとって、自分探しの第一歩となった本です。
その点では、とても感謝しています。
幸せになるための行動までに至るには、時間がかかりそうですが、内面をじっくり見つめなおすのにいい機会だと思って頑張ります。よかったら、コメントください。
27. Posted by エリコ   2008年10月02日 01:23
1 家、共同事業からぬけたい
30. Posted by 成長ゲームサポートマスター   2012年02月05日 11:48
5 今回の記事、はっとさせられました。
僕は「考え方を変えれば行動が変わる」と思っていました。

「考え方ではなく感じ方が人間を決定する」のですね。
パラダイム転換が起きました。
衝撃です。

今回の記事で、今までのことやYAのことがつながったような気がします。
感動しました。
「感じ方」
大切にします。

ありがとうございます。
31. Posted by リリィ♪   2012年02月05日 17:19
大切なのはバランスですよね。
もともと私は感性に偏りがちなので、
これまで理性を強化してきた気がします。
ありがとうございます。
32. Posted by shige   2012年02月05日 23:40
「考え方ではなく感じ方が人間を決定する」

という言葉がとても心に残りました。


考え方を変えることは難しいですが、習慣で変えられるような気もします。
しかし、感じ方はその人間そのものを表わしているように思えます。
一朝一夕では変えられませんよね。

人間力を高めようと日頃から意識し、勉強を重ねていくことによって、人間性が高まり、おのずと感じ方も変わっていくのでしょうか。

長い道のりですが、歩んでいきたいですね。

感じ方とはどういうものなのか、皆さんの意見もお聞きしたくなる記事でした。


今日もありがとうございます。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔