2005年11月17日

後悔する自由? 親と子の会話に学ぶ「自立」

一昨日の記事「一瞬で感性が研ぎ澄まされる方法」の中で、
「悔いのない今を生きましょう」というお話をしました。

今日は、「悔いのある人生」というお話をします。



まず、ある父親(Aさん)の話から。
(=実話です。ご本人の了解を得て紹介します)


Aさんは、長男が中学校3年生に上がる直前に、次のような話を長男に
しました。



「お前には、悔いのない人生を歩んでほしいと思っている。
 
 俺は高校受験の時に、楽勝で入れる安全パイの高校を選んだ。
 チャレンジするのが怖かったし、勉強するのが面倒くさかったんだ。

 そして高校に入ってから、とても後悔した。
 『もっと上のランクの高校にチャレンジしておけばよかった』って。

 だから、お前には後悔するような人生を歩んでほしくない。
 人間は、チャレンジしなかった時に後悔する。
 だから、お前にはチャレンジしてほしいんだ。
 お前は、やればできるやつだ。

 おまえはスポーツマンだよな。
 だから、スポーツ系のクラブが強いS高校を目指すという選択もある。

 それとも、将来の大学進学を考えて、K高校にチャレンジするという
 選択もあるな。
 K高校は、県内でも屈指の進学校だ。
 今のお前の学力なら、頑張れば充分可能性はある。

 他に行きたい高校が見つかれば、そこでもいい。
 お前がどの高校を選んでも、それがチャレンジなら、お父さんは応援
 する。

 とにかく、後で悔いを残さないよう、チャレンジしてほしい。
 人生はやり直しができないからな」



そしてAさんは、1ヵ月おきくらいに、
「どうだ?目標にする高校は決まったか?」と息子に聞きました。

しかし息子は、いつも、
「別に・・・」と答えるのでした。



そして、夏休みに入るころ、また息子に質問しました。

「どうだ?目標にする高校は決まったか?もうそろそろ志望校を決めて
 頑張らないとな。お前は、どこにチャレンジするんだ?」



すると、いつもは「別に・・・」と答えていた息子が、この時は、怒りを
爆発させたのです。

息子「うるせーなー。ほっといてくれよ!」

Aさん「なんだ、その言い方は!お父さんは、お前を応援する気持ちで
    言っているんだぞ。」

息子「じゃー言うけど、俺が受けようと思っているのは、T高校だよ。」

Aさん「なぜT高校なんだ?T高校はランクも低いし、お前なら勉強しな
    くても入れるところじゃないか。」

息子「ランク、ランク、って何のランクなんだよ。楽勝で入れるなら、そ
   れが一番確実でいいじゃないか。」

Aさん「お父さんは、お前に後悔してほしくないから、チャレンジしろ
    って言ってるんだ。」

息子「俺の人生は俺のものだ。俺は今、バンド仲間と音楽やってるのが
   一番楽しいんだ。
   受験勉強なんかに時間を割きたくないんだ。
   バンドを思いっきり楽しんで、それでT高校に入って、その結果
   として後悔するなら、それでもいいんだ。
   自分が選んだことだから。」

Aさん「お前が後悔するのが目に見えている。お父さんは、お前が将来
    後悔するとわかっているから言っているんだ。」

息子「俺には『後悔する自由』もないのか?
   自分のやりたいようにやって後悔するなら、本望だよ。
   俺の人生は俺のものだ。
   『チャレンジしない自由』もあるし、『悔いのある人生を送る自由』
   もあるはずだ。
   それとも俺には、競馬の馬みたいに全力疾走するしか選択肢はない
   のか?」



こう言われてAさんは、ハッとしました。

たしかに、息子の言うことは、もっともなことでした。
それ以上、反論できませんでした。



その後、Aさんは心理カウンセリングを受けて気づきました。

自分の中で「息子のため」と正当化しながら、実は、自分の望みを息子に
実現してもらおうとしていたことに。



このように、親が自分の子どもの人生を所有しようとしてしまうケースは、
珍しくありません。



たとえば、劣等感の強い親が、子どもの成績を通じて自分の劣等感を埋め
ようとすることがあります。
そんなケースでは、子どもの成績に一喜一憂したり、子どもを進学校に入
れることに必死になったりします。

つまり親が、「自分の自己実現の代理人」としての役割を、
子どもに課してしまうのです。

もちろん、親の方も悪気はなく、無意識に駆り立てられてしまうのです。

このような場合、結果として、
子どもが自分の存在価値に自信をなくしたり、
親と子の信頼関係が崩れたりすることは、よくあります。

これは、親の自立の問題なのです。



親が自立するためには、次のことを親が理解する必要があります。

「子どもも、一人の人間であり、独立した人格である。
 私とは別の人間なのだ。

 子どもには、子どもの思いがあり、気持ちがある。
 子どもが、私の思いどおりになるはずはない。

 私には理解できないこともあるだろう。
 それでも、子どもの人生をコントロールすることはできない。

 子どもの人生の主役は、その子本人なのだから。
 その子には、その子の人生があるのだから。

 私の望みは、私自身が、私自身の人生を通じて実現しよう。」




さて、Aさんのケースに戻りましょう。
Aさんは、「自分自身が今を生きていなかった」ということに気づきました。

自分が今をチャレンジして生きていないので、いつも意識が過去に向き、
過去の後悔ばかりしていたのです。



そして、自分の代わりに息子の人生を使って、
悔いのない人生を実現しようとしていたわけです。

「息子から見れば、いい迷惑ですよね。
これは私自身が解決する問題なんですね。
私が自立する必要がありますね。」と、Aさんは気づきました。



親も人間だから、親として自立するのも、簡単ではないこともあります。

しかし、時間をかけても自立に取り組んでいくことは、幸せな家庭を築く
上で、とても素晴らしいことだと思います。



今日の記事を読んで、「自分の親は、なんて自立していない親だったん
だろう」と思った方も多いと思います。

完全に自立した親などいないので、それが普通かもしれません。



親が自立していないために、子どもとして辛い思いをすることもありま
すね。

ただ、親に意図的な悪意があったわけではないですよね。
それは、親の弱さなのです。

私たちは、親の被害者ではありません。
自分の人生を自分で開いていく力を持っています。
だから、被害者意識に囚われる必要はないのです。



また、今日の記事を読んで、「自分は親として自立できてないな」と思
った方、どうぞ、自分を責めないで下さいね。

自分の弱さを受け入れて、自分を向上させるヒントにしていただけたら
嬉しいです。



最後に、カーリー・ギブランの詩を紹介します。

「あなたの子は、あなたの子であるが、あなたの所有物ではない。

 あなたを経てきたが、あなたから来たわけではない。

 あなたと共にいるが、あなたに属してはいない。

 あなたは愛情を与えても、考えを押し付けてはいけない。

 なぜならば、彼らには彼らの考えがあるからだ。

 あなたが彼らのようになる努力をしたとしても、

 彼らがあなたのようになるよう仕向けてはいけない。

 なぜならば、生は決して後戻りするものではないものだから。」









procoach at 23:52│Comments(42)clip!自己実現の心理学 

この記事へのコメント

1. Posted by kazumi   2005年11月18日 00:38
こんばんは。

私もAさんと同じような思いあります。
自分が人生、失敗したって思っていることがあって、子供にはそうしてほし
くないって思い、すごくあります。
でも、自分は失敗したところもあるかれど、成功している部分もあるって最近思うんです。
ただ、中学生時代、一所懸命やることが恥ずかしいかのように思ったり、
ちょっとしたこと(そのときの私にはすごく大変なこと)があってからやる気をなくし、ぐれてしまったことをすぐく後悔しているんです。
すごく、親に迷惑をかけたし、その原因が親では全くなかったんで頭では悪いって思っているのにどうしても抜け出せなくなっていました。
その状況が今の長男と同じです。
自分がやったことが自分に跳ね返ってくることを実感しています。
そうすると言ってしまうんです。後で後悔するから、今がんばりなさいって‥。
2. Posted by じゅんこアーティスト   2005年11月18日 00:42
本田健さんの仲間アキフさんの4コママンガを思い出しました。テレビを見てバイオリニストになりたかったのを思い出したおじいさん。
おじいさんは子に託し、子は孫(小学生)に託し、そして全員そのセンスがないのに気づきます。
笑ってしまう話でしたが、おじいさんもおとうさんも自分で夢を実現しようとはせず、子にやってもらおうとする所が悲しいです。
自分の夢を実現するには楽しいことばかりではないでしょう。
自分はらくをしたい・・・そんな親子のような感じですね。普通のことかもしれません。

私はそれを乗り越えたい。楽しい気分でセルフイメージを高めて、実現したい。

(ジョニー稲垣さんが、メルマガを発行しました。「ライフワークを生きるためのシンプルライフ」ライフワークを生きたい方は、ホームページをどうぞご覧下さい。)
http://www.pfl.jp/index.html



3. Posted by ヨーコ(潜在意識を使って☆HAPPY-LIFE!)   2005年11月18日 01:35
こんばんは☆
私も学生時代は勉強よりもバンド活動!だったので(←今も変わりませんがw)
この息子さんの言ったこと、すごくよくわかります。
自分がその時にやりたいことを一生懸命やっているんですよね。
うちの親は私のすることにいっさい何も言いませんでしたから、
私は自分の判断で、自分の道を歩いてこれました。
親に感謝だなぁ、、と、この記事を読んで改めて思いました。ありがとうございます!
4. Posted by 真の成功☆熱き心の伝道師 関達也   2005年11月18日 05:31
野口さん、こんにちは!

熱き心の伝道師 関達也です。

僕の子供たちはまだ小さいのですが、子供を持って初めて子供は独立した人間だと感じました。

子供には、子供の人生がある。

少しでも僕が道しるべになってあげることができればと思っています。

そのために、僕自身が悔いのない人生を歩むことですね!

応援クリック、ポチっと!
5. Posted by みんなで成功しよう会   2005年11月18日 08:27
野口先生、こんにちは。
私はまだ、子供はおりませんが、子育てにおいてだけではなく、人と接していく中で正しい答えはないな、と感じています。
しかしながら、たとえば7つの習慣に置き換えて言いますと、”理解してから理解される”ですとか”個性主義と人格主義”このようなことを知っているのとそうではないのとでは大きな差が出てくるような感じがします。
それにしても人間対人間でのやりとり、難しいですね。
6. Posted by marich   2005年11月18日 08:39
子供の能力を120%活かせるにはどうすればいいのでしょうか。虫歯だらけの自分の失敗を子供には繰り返してほしくないのですが・・・躾と気づきが今のテーマです。今日いつもより、15分早い電車で出勤しました。まず、自分を変えて、今日を楽しく一所懸命に生きようと思います。背中で教育できる人間になりたいです。今日も一日、ツイテルツイテル、ニコニコ元気!いつも気づきの多い記事をありがとうございます。
7. Posted by テツヤ   2005年11月18日 08:52
はじめまして(^^)

テツヤと申します。

ぜひ相互リンクさせてほしいのです。

ご検討宜しくお願いします。m(__)m
8. Posted by うるとらまんわだ   2005年11月18日 09:55
 野口さん、今日もいろいろと自分の過去を思い出させて頂きました。私は高校受験は行きたい高校に行けず、そのおかげでいい師との出逢いがありました。そこで生きたい大学を決めましたが不合格。料理学校に行くことを決めましたが、師の勧めで浪人で再挑戦。また不合格。二浪でやっと受かりました。このことがどんなに自分の今に活かされているかを感じるのです。野口さんとの出逢いも、その今までのすべてに人生の自分の選択の結果なのですから。すべてを受け入れてこれからも新しい自分の選択を大切にしようと思っています。20日の紅葉・バーベキューを選択したのも自分ですしね。サプライズハガキって知っていますか?昨日、今日の私のブログで紹介しています。本物みたいです。
今、僕の中で一番考えてる事でした。親の劣等感が子供を・・だからせめて、自分の劣等感をなくし、まわりに迷惑をかけないようにしていきます。きづきをありがとうございます、感謝してます、ポチっ★
10. Posted by 笑顔整体の院長   2005年11月18日 10:11
子供だろうがなんだろうが自由なんですよね。

今回のお話は、自分も同じように親に言われてきた思い出もありますから、
ちょっと自分とかぶった感じですね^^

何度も親の言いなりにならずに、
自分の思う方向へと進んでいったので、
自分自身は後悔はないものです。

やって後悔するほうが断然気持ちは楽ですからねぇ。

人生の中で、今の時間というのは今しか体験することが出来ませんから、
今を大事に自分のやりたいことはやっておかないと、
あとで後悔しても気づいたときには、
そのチャレンジ自体できなくなってるものもありますからねぇ。

悔いのない人生を歩むためにはそれぞれの思いは生かしていくべきですね。ぽちっ
11. Posted by コーチPUNANA   2005年11月18日 10:22
お久しぶりです。お元気ですか?
今日のお話にとても反応しています。
子育てコーチングの講演会を開いてみると、子どもとの接し方を考えていくうちに、自分と親との関係に突き当たる、と言う人が少なくありません。長い時間をかけて培われた考えの枠をはずすには、本当に時間がかかるようです。Aさんが「今を生きていない」と言うことに気がつくことができて、本当に良かった。
12. Posted by koba   2005年11月18日 10:49
こんにちは、野口さん。熊本のkobaです。
私は、親の言うことを聞かない子供でした。今もかな(^_^;)
といっても、聞かなかったのは、自分の人生の選択に関する部分です。
「S高校受けたら?K高校でもいいんじゃない?」
「大学は、地元のK大学にしろ!合格したら、車を買ってやる。」
そんなことを言われていましたが、どれも”採用”できない考えでした。

親は、親としての考えを提示してくれるので、私からすれば、自分にない視点からの「アイデア」だと思ってます。物で釣ろうとしたときもありましたが・・・。
参考にしながらも、色んなことを考えて、最終的にどのアイデアを”採用”するかは自分で決めることができました。

親は色んな心配をしたと思います。最後はいつも私を信じて、私の決断に任せてくれました。とても感謝していますし、とても尊敬している両親です。
私自身、私の両親のような”親”になりたいと改めて感じました。
13. Posted by 20代男   2005年11月18日 11:25
僕の母親は僕に期待してたり自分の価値観でものを言います。僕とは意見、考え方が合いません。冷静になって自分の意見を話してもなかなかわかってもらえません。
今回の記事を印刷して見せたいと思いましたがやめた方がいいですか?悲しみますかね?
14. Posted by イプログダイレクトの店長   2005年11月18日 14:26
親であろうとしたり
教師であろうとしたり
上司であろうとしたり
先輩であろうとしたり
・・・・
背伸びせずに、まずは
自分の人生ですね。
15. Posted by 手嶋   2005年11月18日 18:33
野口さん、いつも楽しく読んでいます。
後悔する自由もないのか、というところ、刺激的でした。

カーリー・ギブランの詩、沁みますねぇ。
16. Posted by ニュータイプ   2005年11月18日 19:33
はじめまして。ニュータイプと言います。
現在は、某大手監査法人に勤務している公認会計士です。
来年の夏に独立します☆
だから、今はハチャメチャに頑張ってます。
実は私は、今年の7月に一度死んでしまいました(心臓&肺停止)。
しかししかし、奇跡的に復活しちゃいました。
だから、いろんな人に会いたいし、いろんなことをやりたいです。
また、遊びにきます♪
17. Posted by フェルメール   2005年11月18日 19:43
今日の記事はすごくよかったです。

うちの父にもぜひ読ませたいです。

父親ができなかったことを
子どもに強いるのは酷です。

だいたい、できるんだったら
子どもが自分からすすんでやってますよ。

その点の勘違いが
子どもの人生を歪めているんです。

親だから、
親の言う事を聞かないなら
家を出て行け、って。

イヤですね。
なるほど、私も一人の親として気を付けなければならない事ですね。
つい自分の価値観を強制してしまいそうになる、、しかも自分が出来そうもないことに限ってそういう姿勢が強くなる。

私は自分の子供を人生の先生だと思ってます。
あの素直な瞳にはウソは付けませんし、隠し事も出来ませんよね。
19. Posted by い   2005年11月18日 23:15
またまた、はっとする記事を有難うございます。親が子供に夢を託すのは、悪いことではないと思うのですが、ついつい力が入ってしまうんですよね。子育てする上で、とても、参考になります!
20. Posted by kyokohh   2005年11月19日 11:21
こんにちは。
わたしは今、Aさんの立場そのものです。
親の考えを押し付けるのは良くないとわかっているつもりでしたが、できていなかったかも知れません。

でも子どもって、自分に確固としたものがなければ、親の思う通りになりがちです。親の考えているように進みがちです。
それがいいと子どもも思ってしまいますからね。
そのことを親が認識していなければならないと責任を感じました。

ところでじゅんこアーティストさんはさりげなく、ジョニー稲垣さんを応援していますね、さすがです。
ジョニーさんのHPにじゅんこさんのイラストがありますから、それも見てあげてくださいね♪



21. Posted by ミント   2005年11月19日 11:53
私も子供に、考えを押し付ける言葉を放っていたと
反省しました。
そして同居している高齢になった主人の両親に対しても
考えを押し付けないで、共感することで寄り添えたらと
思います。そうすれば私の助言も、相手の負担にならずに、
自由に取捨できるものとして受け取ってもらえるのでは、
とふと、思いました。
 きょう 実家の母に手紙を書く機会に恵まれました。
写真を送るついでに一枚だけ 書きました。
前に何かに「手紙は何回も読み返すことができるから
両親への暖かい手紙を書こう」と書いてありましたが、
実行してなかったので 書けて良かったと思っています。



22. Posted by Sakura   2005年11月20日 12:20
私は小さい子供と接することが多いのですが、彼らは、大人に好かれたい、
期待通りにほめられたい一心で、ほんとに一生懸命がんばっちゃうんですよね。コントロールするのがすごく簡単なので、言葉や、おどし(?)や、
期待通りの行動を無言のうちにうながす圧力(?)やらで、ついこちらも
きがつかないうちに、それらを、多用してしまうかもしれません。
でも、それをやってると、大きくなったとき、きっと反動がくるんでしょうね。チャレンジじたいは、悪いことじゃないんだから、「チャレンジすべき!」になってるのが、以前やった非合理的ビリーフに通じますね。
とても勉強になりました。ありがとうございます。
23. Posted by bigpapa   2005年11月20日 13:19
今日もありがとうございます!
Aさんと息子さんも、これからもっといい親子関係が
築けるんじゃないかなと思いました。
親として、もちろん過度な押し付けは問題ですが、
無関心よりはずっといいし、
この息子さんのように自分の目標、考えをはっきり親に
言えたことはすばらしいと思います。
二人の娘をいつまでも「所有していたい!」と思うオヤジでありました・・・
このブログに出会えた私は本当にツイている!
24. Posted by カカトコリ   2005年11月20日 21:25
野口さま

 カカトコリです

いつもありがとうございます

セミナーの告知感謝です
25. Posted by 野口嘉則   2005年11月20日 22:41
kazumiさん
「自分がやったことが自分に跳ね返ってくる」・・・これって深いですね。
こうして私たちは学んでいくんですね。

じゅんこアーティストさん
アキフさんのマンガの話、おもしろいですね。
おっ!ジョニーさんのメルマガが出たのですね。(登録しよう!)

ヨーコさん
コメントありがとうございます。
ヨーコさんは学生時代から今まで、やりたいことを一生懸命やってこられたのですね!

関達也さん
コメント嬉しいです。
おたがい、子どもの道しるべになれるように生きたいですね(^_^)
26. Posted by 野口嘉則   2005年11月20日 22:47
みんなで成功しよう会 さん
コメントありがとうございます。
「7つの習慣」をはじめ、知っていると知らないとでは違いが出てくる情報ってありますよね。

marich さん
私も、子どもの人生は子どもに選択してほしいけど、歯磨きなどの基本的な生活習慣はしつける必要があると思っています。
親としては、いろいろ考えるところですよね。

テツヤさん
コメントありがとうございます。
相互リンク、ぜひお願いします。

わださん
自分の選択を大切にしていれば、素晴らしい出会いに恵まれるんですね。
わださんとの出会いに感謝しています。
27. Posted by 野口嘉則   2005年11月20日 22:52
横山さん
コメントありがとうございます。
そうですね、私たち一人一人が、自分の劣等感と向き合っていくことが大切ですよね。

笑顔整体の院長さん
コメント嬉しいです。
院長さんは、悔いのない人生を選択してこられたのですね!

コーチPUNANAさん
お久しぶりです。
ほんと、子どもとの接し方を考えていくと、自分の親との関係に突き当たるんですよね。

kobaさん
主体的に人生を選択してこられたんですね。
「私の両親のような”親”になりたい」・・・素晴らしいご両親なんですね。
28. Posted by 野口嘉則   2005年11月20日 22:56
20代男さん
お母様との関係を改善されたいのですね。
私でしたら、自分の正直な気持ちを、自分の言葉で親に伝えると思います。(心を込めて)

店長さん
ほんと、そのとおりですよね。
まずは、自分でありたいですね。

手嶋 さん
コメントありがとうございます。
私もギブランの詩は、いつもしみじみと読んでしまいます。

ニュータイプさん
コメントありがとうございます。
ぜひ、また遊びに来てください。
29. Posted by 野口嘉則   2005年11月20日 23:01
フェルメールさん
コメントありがとうございます。
お父様からの期待で、辛い思いをされているのですね。

テツヤさん
コメント嬉しいです。
「私は自分の子供を人生の先生だと思ってます」・・・まったく同感です。子どもには教えられますよね。

い さん
コメントありがとうございます。
ご参考になったとのこと、うれしいです。

kyokohh さん
そうなんですよね、親が子に与える影響力って大きいですよね。
私もそれを肝に銘じておかないといけません(^^;
30. Posted by 野口嘉則   2005年11月20日 23:07
ミントさん
今日の記事の話は、子育てだけでなく、ご両親とかいろいろな人に対しても応用して考えることができますね。
あ、お母様にお手紙を書かれたんですね。よかったですね!

Sakuraさん
そうですよね、子どもって無防備なところがありますよね。
私も、そこを意識して子どもと接していきたいです。

bigpapaさん
コメントとありがとうございます。
たしかに、Aさんの態度、無関心よりもすっといいと私も思います。

カカトコリさん
どういたしまして。
いつもクォリティーの高い情報をいただき感謝しています。
31. Posted by あひる   2006年01月02日 00:23
わたしは親に「勉強しなさい」といわれたことはありません。
その点について、本当に感謝しています。
(ほとんどの面について感謝していますが)

4歳の娘がいますが、生まれたときから「別人格」というのを意識しながら子育てしてきました。
(コレはブログにも書いてますが)
娘が好きな方向に伸びていけるように協力し、見守っていくのが私の役割だと思っています。

今回のお話は、日ごろ考えていることとかなり近いので共感できました。
32. Posted by nana   2006年02月05日 23:08
鏡のお話を読んで感動し、こちらのブログを読ませていただきました。
このお話で紹介されている内容は、
以前私が家庭教師で3回だけ伺ったお宅と似ています。
家庭教師としては基本的に親の教育方針に従うことを大切にしていましたが、契約した際から親御さんの方に少し問題を感じていました。
3度目に伺った際に、親御さんと指導法について話し合いを設けたのですが、気持ちが伝わらず解雇されてしまいました。
誰だってほんの学生に教育方針についての口出しはされたくないですよね。
それにもっと上手な言い回しがあったはずだし、生徒さんを通じて改善していけたかもしれない。
今でもあの時、気持ちが通じなかったことが悔やまれて仕方ないです。
もしこの記事をあの家の親御さんに見てもらうことができたら、もしかしたら私の伝えたかったことが伝わるのではないかと思ったのです。
長文を失礼しました(*- -)(*_ _)
33. Posted by 睦月   2006年07月11日 06:05
「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」
たとえわが子でも、自分以外の人間を変えようとすることは不可能ですね。
私の親もAさんみたいで、Aさんみたいに、自分の弱さに気付いてはくれなかったけど、
私はもう、自分の人生を生きるし、親の被害者ではありません。
今日もありがとうございます。
34. Posted by aoiumiaruku-v.v   2007年04月22日 23:50
 親父に、
「俺の考えがイヤだったら出て行け」
「誰が食わせてやってると思ってるんだ」
なんども言われて悲しい思いをしました。
           
           私は権力や立場があるのをいいことに、
           考えや価値観を押し付ける大人には
           絶対なるまいと心に誓っています。
でも教育って、
簡単には良し悪しの線引きができないのも事実。
よく学び続ける大人でいたいです。
           今日は、「辛い」という字を書こうとして、   
           何度も「幸い」と書いてしまった、
           ちょっと嬉しい日です。(^m^)
35. Posted by み〜ぶ〜   2007年05月21日 12:50
野口さん、こんにちは。
子どもには、私のようになってほしくないと、いつも、転ばぬ先の杖を、何本も持たせさせようとしますが、子どもは、「杖は、いらない!」とはっきり言ってくれます。子どもは自分で選択して、自分の人生を生きているのだと思うと、胸がいっぱいになります。
他人とは、自分以外の人だということに、最近、やっと気づきました。
わが子も、漢字で書くと「他人」かなと思いました。読み方は「たにん」だと寂しいので、何だろう... ほかびと? ひとなりびと? (そのまんまですね)

>「自分は親として自立できてないな」と思った方、どうぞ、自分を責めないで下さいね。

野口さんに「〜自分を責めないで下さいね」って言ってもらえると、ホッとします。あっ、自分で自分に言ってあげられるように、
野口さんの本とブログとメルマガを読んで、自分の弱さを受け入れて向上します。ありがとうございます☆

38. Posted by みぱ   2008年07月19日 12:10
息子「俺には『後悔する自由』もないのか?俺の人生は俺のものだ。『チャレンジしない自由』もあるし、『悔いのある人生を送る自由』もあるはずだ。

の言葉にはっとさせられました。
その通りですよね。

会社だって同じですよね。
会社としてこういうふうにしていこうと言っていても、
社員さんの人生はそれぞれのものですし、
職業において職場において必要な知識や技術や人間関係は、
どこまでなのか、はそれぞれの価値観で変わってきますよね。

社長が望むレベルまで全員がやってほしいと思うのもまた
親の自立不足なのでしょうか。
もともと他人なのにベクトルを合わせるということは
至難の業だということなんでしょうね。

それぞれの考え方や立場を尊重しながら
全体としてよりよい方向へ進んでいく。
本当に難しいです
39. Posted by みぱ   2008年07月20日 10:45
>『後悔する自由』『チャレンジしない自由』『悔いのある人生を送る自由』

そうなんですよね、こちらからみていると、はがゆかったり、無駄に感じてしまう目下のひとの行動も、本人が感じたことにより改善されていくのですよね。

他人がどうアドバイスしても、本人が感じる以外にそこから成長する方法はないと思います。

見守る度量、失敗したときにそっと手を差しのべる寛容さ、を身につけたいと思いました
40. Posted by aoiumiaruku-v.v   2008年07月20日 22:00
5
深いですね。
「お父さんは、お前が将来後悔するとわかっているから言っているんだ。」
のところは他人事ではありません。
私もあなたと同じで1回目の人生です。
それを(〜〜したら必ず〜〜なる)と
さも一通りの進み方しかないかのような
決め付け方をしてしまったりします。
この傲慢さの中には、
(自分は価値ある存在だ)
(自分の意見を尊重してほしい)
という甘えがあるように思います。
きっとそんな過去を過ごしてきた自分が
まだその劣等感から抜け出ていないからだと思います。
見に覚えがあります。
これまでの自分を許して
自分の人生を創ることに意識を向けます。
41. Posted by マーガレット   2011年04月20日 19:54
野口さん、こんばんは。
以前は、私のようになってほしくないと思い、
今は、私のように素敵な出逢いがつながれてゆく人生を
歩んでいってほしいと思い、
いろんなしかけをつくるのですが、
なかなか私の思い通りにはいきません(^_^;)
「私の望みは、私自身が、私自身の人生を通じて実現しよう。」
野口さんの言葉を心に刻んでおきます。
いつもありがとうございます☆
42. Posted by リリィ♪   2011年10月17日 20:45
ご自分を内省した親御さん、
凄いですね。
ありがとうございます。
43. Posted by 四ひきのこぶた母さん   2011年12月04日 12:27
>どうぞ、自分を責めないで下さいね。
この言葉に救われました。
いつも、ありがとうございます

自分の弱さを自覚して、自分自身の人生を大切に生きていこう

みぱさんのように
見守る度量、失敗したときに、そっと手を差しのべる寛容さを身に付けるよう努力します。

44. Posted by けいすけ   2012年08月26日 14:56
5 塾とフリースクールを経営しております。

長い間、子どもとその保護者の方と
接してきました。

その中で最近、特に保護者の方で子どもを
自分の思うような進学をさせたいという
保護者の方が増えてきています。

そうやって子どもに言えば言うほど、
子どもは自分の思いと違うので、
エネルギーのある子どもは反抗的になるし、
エネルギーのない子どもは元気をなくして
しまいます。

塾として、そういう子どもたちに勉強を
させることがたいへん難しいと感じるほど
子ども達が疲れてしまっています。

ですので、今は、子ども達よりも保護者の
方に、親として自立してもらえるように
情報発信したりしております。

先生のこのブログも、是非お読みくださいと
ご紹介させていただきました。


たいへん貴重なお話をありがとうございました。

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