2006年09月
2006年09月16日
「いてくれて、ありがとう」・・・存在価値と孤独の関係
ある病院に、世をすねたおばあちゃんの患者がいました。
家族から疎まれていたせいか、頑固一徹で、看護師さんが話しかけても、
なかなか心を開きませんでした。
「どうせすぐにあの世に行ってしまうのだから」などと口にしていまし
た。
その病院の近所に鉄工所があったのですが、一人の看護師さんが、おば
あちゃんに次のような提案をしました。
「毎朝、病院の窓から、通勤の工員さんたちに手を振ってみてはどうで
すか」
続きを読む
家族から疎まれていたせいか、頑固一徹で、看護師さんが話しかけても、
なかなか心を開きませんでした。
「どうせすぐにあの世に行ってしまうのだから」などと口にしていまし
た。
その病院の近所に鉄工所があったのですが、一人の看護師さんが、おば
あちゃんに次のような提案をしました。
「毎朝、病院の窓から、通勤の工員さんたちに手を振ってみてはどうで
すか」
続きを読む