2005年04月09日

自己重要感を育てる「ストローク」とは?


4月7日の記事以降、心理的ゲームについてお話しています。

ここで言う「ゲーム」とは、後になって、「どうしてあんなことを言って
しまったんだろう」とか、「頭では分かっているんだが、その場になると、
ブレーキが効かなくなってしまう」と思いながらも、繰り返してしまう行
動のパターンです。

代表的なゲームを4つ紹介しましたね。


さて、これから、人はなぜゲームを演じてしまうのかを考えてみたいと思
います。

これを考えるに当たって、知っておいていただきたい言葉があります。


それは、「ストロ−ク」という言葉です。

「ストローク」とは、相手の存在や価値を認めるようなさまざまな働きか
けのことです。


ストロークには、肯定的ストロ−クと否定的ストロークがあります。


肯定的ストロークとは、それをもらうと嬉しいものを言います。
「私は大事にされている」「私は価値のある人間と認められている」とい
う喜びを感じ、成長に役立つストロークです。

肯定的ストロークの例を挙げると・・・、

・微笑みかける
・感謝の言葉を伝える
・さえぎらずに、じっくり話を聴いてあげる
・ほめる
・抱きしめる
・頭をやさしくなでる
・握手をする
・挨拶をする
・信頼してまかせる


一方、否定的ストロークというのは、それをもらうとイヤな気持ちになる
ものです。

例えば、

・怒鳴る
・嘲笑する
・非難する
・にらみつける
・「バカ!」と言う
・殴る
・罰を与える
・お尻を叩く
・一方的に命令する


肯定的ストロークを相手にたくさん与えると、相手は自己重要感が満たさ
れます。
肯定的ストロークは、相手の成長をも促します。
また、相手の生きる意欲を引き出します。


子どもは、親から充分な肯定的ストロークがもらえないと、否定的ストロ
ークでもよいから、もらおうとします。

つまり、親からの愛情表現やスキンシップなどに不足を感じると、あえて
叱られるような問題を起こして、否定的ストロークでもいいから、親から
の関心をもらおうとするのです。

例えば、中学生のA君に弟がいるとします。
A君はあまり勉強ができないのですが、弟は成績優秀でいつも親からほめ
られ(=肯定的ストローク)ています。

兄のA君の方は、充分なストロークが得られないので、ストロ−ク飢餓の
状態になります。
そして、A君の無意識の中では、「肯定的ストロークがもらえないなら、
否定的ストロークでもいいから、ちょうだい!」という心理が働いて、

・親に反抗して喧嘩ごしの態度を取ってみたり
・学校で悪い悪戯をして問題を起こしてきたり
・弟をいじめてみたり
・病気になってみたり
・自分のカラにこもってみたり
・おねしょをしてみたり
・指しゃぶりを始めてみたり
・髪を染めてみたり
・非行に走ってみたり
・引きこもってみたり

すると、親から叱られたり、説教されたり、罰を与えられたり、・・・・
つまり否定的なストロークをもらうことになります。
ストロークをもらうということは、親の感心や注意をもらうことになるわ
けです。


人間は、ストロークが得られないと生きていけない、あるいは、生きる気
力を保てないのです。
だから、肯定的ストロークが得られなければ、せめて否定的ストロークで
もいいから、得ようとするのです。

ということは、人間が最も恐れているのは、ノーストローク(=ストロー
クがもらえない)の状態、つまり、関心を示してもらえない状態というこ
とになります。


では、肯定的ストロークはすべてOKかというと、そうでもないのです。

ストロークには、条件付きストロークと無条件ストロークがあります。


条件付きストロークというのは、何らかの条件を満たしたら与えるもので
す。

例を挙げると、

・テストで100点を取ったからご褒美をあげる
・(親の)言いつけを守ったから抱きしめてやる
・部屋の片づけをできたからほめてやる
・受験で志望校に合格したから旅行に連れて行ってやる
・「君は、人一倍働くから気に入ったよ」

これらが条件付きの肯定的ストロークです。
親が子どもをコントロールしようとする時などにも、よく使われるもので
す。

しかし、この条件付きストロークばかり与えられて育った子どもは、自分
の存在価値に自信がもてなくなり、自己受容できない子になりがちです。
そして、常に他人からの評価を気にするようになり、他人に認めてもらう
ために頑張って、自分の人生を見失ってしまう可能性があります。
(自己受容については、1月27日の記事をご参照ください)

また、条件付きストロークばかりを与えられて育つと、最後には反抗的に
なる可能性もあります。
これは親のものさし(価値尺度)に対する反発です。


一方、無条件ストロークは、相手の人格と存在そのものに与えられるもの
です。

例えば、

・(子どもの行ないとは関係なく)子どもを抱きしめる
・「あなたがいるだけで、私は幸せよ」
・「どんな時のどんなあなたも愛しているよ」
・いつもやさしく微笑みかける
・いつも挨拶の言葉をかける
・反抗してくる相手の話を、さえぎらずに聴く

この無条件の肯定的ストロークこそ、相手の自己重要感を育て、相手の成
長を促し、相手の生きる意欲を引き出すのです。


ということで、今日はここまでにします。

次回は、「人はなぜゲームを演じてしまうのか?」というお話を、このス
トロークとからめてさせていただく予定です。



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この記事へのコメント

1. Posted by じゅんこアーティスト   2005年04月09日 23:44
今日のブログのテーマのことも書きたいですが、「ガンジー」のDVD見ましたので、
すこし書きます。
むずかしい映画でした。
私の中にある「絶望」というテーマが、この映画の随所に表現されていました。
このテーマで絵本創作をしているのですが、うまく表現できないイライラがありました。
この映画を見終わって、広いインドを旅するように、急ぐ理由なんか何一つ無いんじゃ
ないか、そんな気分にもなっています。苦しめているのは自分自身なのです。

映画の中に入り込んでしまう野口さんは、見終わった時、自分が暗殺された気分になって
しまうのでしょうか。(悲惨だけど、なんだか少し笑ってしまいます)

2. Posted by 山内   2005年04月10日 09:53
野口さん
いつも、内容の濃い記事をありがとうございます。
先日、親子コミュニケーションをテーマにした私たちのブログで「アメとムチのやりとり」を扱いました。私たちの言う「アメ型」は“条件つきのストローク”にもつながるものだと思いました。機を改めて、「ストローク」のことを私たちも考えさせて頂きたいと思います。
3. Posted by Supporter 藤井   2005年04月10日 12:55
野口様
いつも楽しく学ばせていただいております。
「無条件の肯定的ストローク」
これを、自分自身に対して使ってもいですよねっ。
4. Posted by 河村   2005年04月10日 16:04
野口さん
河村です。こんにちは。
久しぶりにコメントします。

昨日は、
友人の結婚式に参加しておりました。
そこで、神父さんがおっしゃるには、
聖書によると、愛の形には、3種類あるそうです。

1.エロス
 美しさに対する愛情。
 一時的なもので、すぐに消えてしまいます。
2.???名前を忘れました。
 同情など、”私がいないといけない”といった愛。
 常に相手に見返りを求める愛情です。
 相手が自立すると無くなってしまいます。
 こんなに尽くしたのに。。といった押し付ける愛情ですね。
3.アラブ
 無償の愛。
 相手に見返りを求めずに奉仕する愛です。

結婚相手に対する愛情は、3が相応しい、
とおっしゃっていました。

1,2が条件付の肯定ストローク
3が無条件の肯定ストロークなのですね。

私も妻に対して、無条件の肯定ストロークを与えたいと思います。
5. Posted by 野口嘉則   2005年04月10日 22:00
じゅんこアーティストさん
「ガンジー」見たんですね。
映画に入り込んでしまう私ですが、暗殺された気分にまでは、ならなかったです(^_^)
単純な私は、ガンジーの信念ある行動が民衆を動かしていくのを見て、ひたすら感動しておりました。

山内さん
コメントありがございます。
山内さんのブログ「親子コミュニケーション」、記事がすごく充実していて勉強になります。
今後も楽しみにしています(^_^)
6. Posted by 野口嘉則   2005年04月10日 22:01
藤井さん
おっしゃるとおり!
無条件の肯定的ストロークは、自分が自分に対してやっていくしかないんですよね。
これを他人からもらおうと期待すると難しいですよね。

河村さん
久々のコメント嬉しいです。
それに、とてもタイムリーな情報提供ありがとうございます。
以前、私が読んだ本にも、似たようなことが書いてありました。
「愛には、エロスとフィリアとアガペーがある」という内容でした。
その本では、アガペーという言葉が「無条件の愛」でしたので、その神父さんのおっしゃる「アラブ」と同じ意味だと思います。
7. Posted by 山口   2005年04月12日 08:07
野口さんへ
その人を本当に好きになると、無条件の肯定的ストロークができると思いました。同じように自分のことも本当に好きだと感じることがポイントですね。
子どもの寝顔をみると、肌に触れたくなります。
そのときに、「この子が好きだ」と思います。
日ごろ、子どもに条件付の肯定的ストロークばかりやっているなと思っていましたが、毎日1度、無条件の肯定的ストロークもやっていることに気づきました。
8. Posted by 野口嘉則   2005年04月12日 15:05
山口さん
私も、子どもの寝顔を見てると、とても優しい気持ちになります。
「毎日1度、無条件の肯定的ストローク」・・・いいですね!
9. Posted by COSMIC ANGEL   2005年05月20日 13:37
肯定的ストロークと否定的ストロークの話、衝撃的でした!
上級生やケーサツにケンカ売ったり、先生にいたずらしかけまくったりしてましたが、これって「否定的ストローク」だったんですね!
煽って煽って臨界点に達する(爆発させることができる)と、なんか安心してました。
10. Posted by 野口嘉則   2005年05月23日 12:27
COSMIC ANGELさん
コメントありがとうございます。
そうなんです。
ケンカ売ったり、いたずらしかけたりして相手が怒ると、否定的なストロークを受け取ることができるんで、どっかで安心するんですよね。
11. Posted by 西木 裕司   2005年06月15日 14:09
今回の例を見て思わず微笑んでしまいました。

と言いますのも、我が家の場合は姉妹なんですが、お姉ちゃんは勉強嫌い、

妹は成績優秀とこの例の通りでした。

お姉ちゃんは他に頑張っていることがあるので私はいつもそちらを褒めています。

子育ても勉強ですね
12. Posted by イプログダイレクトの店長   2005年09月01日 05:58
(わくチャレ挑戦中)
子供の行動を見ているとストロークの話が
よく分かるような気がします。
そして大人も、実は同じなんだなぁと思うわけです。
ありがとうございました。
13. Posted by Lio   2005年09月02日 06:19
(わくチャレ挑戦中)

>だから、肯定的ストロークが得られなければ、せめて否定的ストロークで
>もいいから、得ようとするのです。

少し前までの私はまさに、これでした。

最近気付いたのは、たとえ肯定的ストロークでも、自分が自分に対し否定的なビリーフを持っていると受け取れない、場合によっては否定的に見えると言う事です。

今日も素敵なヒントを有難うございました!
14. Posted by Happy   2005年09月02日 16:37
(わくチャレ挑戦中) 
このところ内容が濃いというか深いと言うか、なかなか自分の中に取り込めずにいます  毎日ワンステップ〔それは記事一つ分)と思っていましたがそのペースは無理です  あせらず ゆっくり続けます 
15. Posted by aki@成功図書館   2005年09月29日 12:26
つまり、その人の「Doing」を褒めるのが条件付の肯定的ストロークで、
その人の「Being」を褒めるのが無条件の肯定的ストロークということですね。

「無条件の愛」・・

う〜ん、素敵です☆
16. Posted by じゅんこアーティスト   2005年11月09日 20:53
肯定的ストロークの言葉をすっかり忘れていました。ワクチャレをやっ
ていてよかったです。いいことを知っても次々に忘れてしまいます。
「肯定的ストローク」のことを、私の「幸せノート」にメモしました。
(モーニングページのノートの他に、スケジュール帳の幸せノートを
持っているのです)
・微笑みかける
自分の心が幸せでないとなかなかできないことです。以前の私はあまり
できませんでした。でも今は微笑みかけることができます。生活は何も
変わっていないのに、幸せを感じられることが多くなってきました。
朝職場で、にっこり微笑みながら挨拶する・・・最近はこれができるん
です!
すごく進歩しました。野口さんのおかげかもしれない。
野口さんありがとう。出会えてうれしいです。

17. Posted by ゆらり   2006年04月05日 06:17
今日の記事はなんだか軽やかでいいですね。
特に無条件のストロークの箇所は読んでいるだけで気持ちがいいです。

今から熊本へ大切な人たちに会いに行きます。条件の愛をいっぱいいっぱい表現してきます。

今日も素敵な一日を♪
18. Posted by 睦月   2006年05月07日 06:47
わくチャレ中です。

肯定的ストロークと否定的ストローク、そして条件付ストローク。
私や否定的ストロークや条件付ストロークをメインにしていただいてきたので、
無条件の肯定的ストロークをいただいても、それを疑ってしまいます。
どなたかも書かれていましたが、受け取れないのですね。
少し、へこんでいます。

19. Posted by らく   2006年11月09日 14:33
らく@わくチャレ中です!

「無条件の肯定的ストローク」

周りの人と自分自身に与えて続けて生きて行きます!

否定的なストロークを使いそうになったら、
すかさずジャックニクラウスの奥様のように、

「○○した方が素敵よ!」

って言い方をすれば良いのですよね!

うーん、このブログが凄く役に立ってる〜嬉しい!

有難う御座います!
20. Posted by shino   2006年11月19日 20:58
こんにちわ、野口さん。
私の意図的わがままって
「肯定的ストロークがもらえないなら、
否定的ストロークでもいいから、ちょうだい!」なのでは??
・・・深く反省です。

では、未来志向&解決志向に移行しましょう!
無条件の肯定的ストロークはどうしたらもらえるの??
今までワクチャレから学んだことを思い出してみました。
『相手は自分の鏡』 だから
まずは私が無条件の肯定的ストロークを与えること、でしょうか。

明日の記事が楽しみです。
21. Posted by みや   2006年11月22日 16:20
ここ最近彼氏と上手くいきません。彼のだらしないところや要領悪いところを見るとしかってしまいます。彼もわかっているのにやめられなく、怒鳴り返すか物に当たって自分のストレスを吐き出します。もともと自分の感情を上手く言葉に出来ない人なので私が話を持ち出すまで謝らず、悪い事をしたらきちんと謝ってほしい私にはイライラの原因になってしまうのです。私の精神年齢が低いのがいけないんだと思いますが、彼も自分から変わらないといけないって思う日が来ると思いますか?同じ19歳です。彼は奨学生で新聞配達を朝夕やる身で学校は毎日昼までしか行けないのに、1時間目を遅刻するのは当たり前みたいになりつつあり、人並みの生活が送れてない分彼には優しくしたいのですがだらしないのを見ると許せなくなるのです。そして、約束したのにまた裏切った。と言う事の繰り返しです。どうしたらいいですか?アドバイスいただけませんか…?
22. Posted by aoiumiaruku-v.v   2007年03月09日 00:52
数日前に、「アミ 小さな宇宙人」
を読ませていただきました。
「愛」のことが話の中に多く出てきて、
「無条件ストローク」はその人の愛の大きさを示す、と感じました。
「条件付ストローク」は誰でもできますもんね。
ただ簡単だから常用しがちだと思いました。
子どもたちと接するのが仕事なので、
(褒めて認めなくちゃ)と思うあまり、
Doingばかりをピックアップしてしまうことが多いです。
何も言わなくても「おまえがかわいい」「あなたが大好きだ」
と伝えていこうと思います。「頑張ったから立派だ」は
その子が欲しているときのみ使うようにしてみます。
今日も大変勉強になりました。
でも、ゲームをやめる方法が書かれてなかったよ〜。
23. Posted by chiyoko   2007年03月27日 22:57
ワクチャレ70日目。
相手を認めること、肯定で、無条件に。
ちょっぴり、勇気がいりますね。
24. Posted by ゆこ   2007年05月12日 11:26
本当に…
無視されることは一番辛いです。
肯定的ストロークがもらえないなら、 否定的ストロークでもいいから欲しい、というのはとっても理解できます。
・・・が、なんだかそれって悲しい。

解決編にいたるまでに、まだまだ考えることは多そうですね。
25. Posted by みぱ   2007年06月05日 13:38
否定的ストロークでいいから欲しいという気持ちはよくわかります。
しかし、人を育てる立場として、
そういう子達から負のストロークを受け続けて
こちらの身が持たなくなってくるのが感じます。

先日の研修でもだいぶやっつけられました。
こちらのストロークがまだまだ条件付きなのかなあ。
26. Posted by み〜ぶ〜   2007年06月15日 13:02
〜野口さん〜
>無条件の肯定的ストロークこそ、相手の自己重要感を育て、相手の成長を促し、相手の生きる意欲を引き出すのです。

私は、心にたくさんの感動や元気を与えてくれた作品(本、絵、音楽・・・うちの犬〜出会えたものすべて、最近は、ブログです^_^) その作者の方に会いたくなります。
きっと、無条件の肯定的ストロークをもらっているからだと思いました。
肯定的ストロークをもらっていると、安心できて、自分の居場所を見つけることができて、「生きる」ことにつながると体感しています。それに、人として、大切なことも思い出せるようになりました。(と、思いたいです)
何の資格もない私にも、意識すれば、無条件の肯定的なストロークは、できそうです。野口さんのおかげです。すべての出会いに感謝しています☆
27. Posted by 願いを実現☆   2007年07月06日 12:53
私には今子供はいないけど、肯定的ストロークを適切に出せるように心がけようと思います。
そのためには普段から!ですね
意識して取り組みます。
29. Posted by aoiumiaruku-v.v   2007年11月09日 02:21
(無条件肯定的ストローク)とても大切だと思います。
私も欲しいです。
8ヶ月前にここで学んでから、子どもたちと話をするとき、身体に触れるようにしています。大きな変化はまだ分かりませんが、私自身に変化が起きています。頭を撫でたり、肩に手を置いたりしていると、私が癒されるような気がしています。きっと子どもたちもあったかい気持ちになっていると信じています。
このブログを知って、学び始めてからそろそろ1年が経ちます。目標達成までもうすぐ・・・と信じながらここまできましたが・・・まだです。もっとリアルに念じよ!ハッキリ期限を決めろ!毎日強く焼き付けろ!謙虚に!自信を持って!そして・・・絶対あきらめない! きっともう少し!!!頑張れ!!!
30. Posted by 蓮きち   2007年11月11日 23:57
感心。納得。
そうだったのか!!!!!!
ありがとうございます。
ドーパミンが「ばーーー☆」と出てますです。
ノーストロークという最悪の状態を脱するための
生きる手段が、「困ったゲーム」だったのですね。。
無視され続けたら、よほど危ないんでしょうね。
私は、親に散々反発して、愛されたかったけど愛されなかった!!と正論(のつもり)を吐いてきたけど、
親も無条件の愛を味わってきてないわけで。仕方ないですね。

それでも、私たち親子は必死に生きてきたんだと、ちょっと感激です。
とにかく生きてこれただけで素晴らしい。
こうして、真理を知るチャンスを得たし。よかったです。
Doing なんですね。
私自身と、人を救う手立ては、自分と、相手のDoingに関心をもつことなんだ。
相手のDoingに向かって話しかけてみようと思います。
31. Posted by み〜ぶ〜   2007年12月03日 23:59
野口さん、こんばんは。
ブログの更新、ありがとうございます☆
一日の中で家族の顔を見ていられる時間は、ほんとにわずかです。せめて、その時間だけでも無条件の肯定的ストロークを..と思います。

>無条件の肯定的ストロークは、自分が自分に対してやっていくしかないんですよね。
 
私自身、まだまだ自分と向き合う必要がありそうです。
32. Posted by ゆかりん   2007年12月18日 13:57
・(子どもの行ないとは関係なく)子どもを抱きしめる
・「あなたがいるだけで、私は幸せよ」
・「どんな時のどんなあなたも愛しているよ」
・いつもやさしく微笑みかける
・いつも挨拶の言葉をかける
・反抗してくる相手の話を、さえぎらずに聴く
のうち反抗してくる相手の話をさえさえぎらずに切らずに。が一番難しいと思います。
まずは行動あるのみですね。
33. Posted by ゆういち   2007年12月25日 14:30
条件付きストロークは子供に対してやってしまいますね。
気を付けようと思います。
否定的ストロークでももらおうとする様子は、暴走族とかのことか、と思うととても納得しました。
暴走族は人が嫌がることをして注目されて、何が嬉しいのかなあとずーっと謎だったからです。
親にかまってもらえなかったのですね。
寝ているときにうるさいのは困りますが、彼らもかわいそうなのだと思えてきました。
いい言葉を教えていただきましてありがとうございます。
仕事の取引先の相手に対しては、「いい仕事をして下さってありがとう」と条件付ストロークで接しています。
無条件ストロークを与えた方がいいのでしょうね。
よく考えてみます。
ありがとうございます。
34. Posted by ニコニコ未来   2008年01月15日 13:51
ストロークのお話、とても興味深いですね。

>条件付きストロークばかり与えられて育った子どもは、自分の存在価値に自信がもてなくなり、自己受容できない子になりがちです。そして、常に他人からの評価を気にするようになり、他人に認めてもらうために頑張って、自分の人生を見失ってしまう可能性があります。

自分自身に無条件肯定的ストロークを与えられるようになりたいです。周りの人にストロークを求めても、思うようにはいかないものですね。それなのに周りに求めてしまう自分がいます。
人生は自分の鏡、そうつぶやきながら周りに無条件肯定的ストロークを与えると自分にも返ってきてうれしいです。相手への肯定的ストロークが条件付きにならないよう気をつけたいです。

今日もありがとうございます。
35. Posted by プー   2008年02月05日 18:39
私の人生脚本の中に自己重要感があるのでとても興味深いです。
親子、夫婦、職場、あらゆるところで否定的ストロークを与え、与えられてきました。自分に自信が無かったのは条件付肯定ストロークを自分にも与えていたのかもしれません。

人に対しても自分に対しても無条件ストロークが習慣となるよう意識したいです
36. Posted by minny   2008年02月17日 10:34
少し間があいてしまいました。というのも義母が退院してきて2週間になりますが、症状が少しずつ悪くなってきているということで義父がとてもイライラして困っています。何事も完璧にこなし、義母をいつも大切にしていたからこういう状態になると、心配から周りにあたりちらし、私も嫁としてお手伝いしたのですが、
怖くて話しができなくなりました。
否定的ストロークを浴びせられている状態です。

昨日は主人とその弟と話し合ったし、周りの相談できる人にも話たりしたのですが、それでもやるしかないようです。今までも義父は強い人でしたが、そんなに悩んだことがなかったので、今は義母が病に倒れて大変だという気持ちを尊重してあげるしかないのかなぁと思っています。

以前から人から言われた事を気にする方だったので
何を言われても腹を立てずに聞いてあげられる人になりたいです。
37. Posted by ようこ   2008年02月17日 16:45
肯定的ストロークをやんちゃな姉の子供に根気良く注いで行きたい。

38. Posted by き   2008年03月25日 16:04
私が子供の頃、母は病気でいつも具合が悪い状態でした。
条件付ストロークがほとんどだったような気がします。

自己受容できるようになりたいです。
39. Posted by マーガレット   2008年07月10日 21:59
野口さん、こんばんは。
条件付きストロークを与えられて、それで十分幸せだと
無意識に思っていました。
ゲームを繰り返しているってことは、違ってたんですね。
今 子どもに条件付ストロークを与えてしまっていることを認めてから、無条件ストロークをと思います。
目をそらさずに...。

そういえば、『3つの真実』の物語の中で謎の老人はいつも微笑んでいて
あたたかい光に包まれている気分です。
野口さん、ありがとうございます☆
40. Posted by てるね   2008年08月02日 00:16
自分の存在価値に自信がもてない
自己受容できない
そんな人(自分も含めて)に
無条件の肯定的ストロークを
たくさん与えてあげたいです。
今までできなかったけど
そのことの大切さを、今知ったから。(^^♪



41. Posted by テルー   2009年04月10日 15:48
どんづまりな感じがして、ブログを読みました。
自分で変えていけばいいのに、もうどうにも動きたくなくて。

否定的ストロークしか愛情と受け取れません。
だから、いつも最後は別れで終わる。

肯定的ストロークを与えようと努力してみます。

でも、今、目の前の約束事に興味が湧かないし、自分に強制しても、とっても嫌々な行動で、先方にも伝わってしまうだろうし・・・。

また、2)の私はOKじゃない、あなたはOK という関係がいつも落ち着くパターンでした。

これも手放す時期です。

前向きに、前向きに、と思っても、ちょうど否定的ストロークで楽しんでいた相手に思い切り否定されて、愛情を失うことになり、インナーチャイルドが暴れていて、他人を幸せにしようと理性が働いても嫌がるんで行動できません。

誰かいいコーチがいたらいいのになぁと思うけれど、今日はネットじゃ見つかりませんでした。

誰か、助けて欲しい。

42. Posted by 大学1年のおやじ   2009年07月11日 17:19
4 大学の課題でストロークの条件付と無条件を説明せよとあり、よくわからなかったのですが、解決しました。
他のことも理解できて助かりました。
43. Posted by アーナンダ   2010年02月14日 20:08
>>
・反抗してくる相手の話を、さえぎらずに聴く
<<

コーチをしていた頃出来ていませんでした。
今もですが。

すねる子供たちに対し、
昔の自分を重ねて説得をしてしまっていたと思います。

今回の記事、
Iメッセージのやり方のヒントにもなりました。
無条件の肯定的ストロークを
身につけて行きたいと思います。

いつもありがとうございます。
44. Posted by na7me7   2011年04月19日 08:31
ストロークという言葉を知ったときに
自分の行動に対して
「は!!?」っとしたことを覚えています。


相手の存在や価値を認めるような
さまざまな働きかけを
自分自身に対しても(含めて)
出来ていいなかった・・・と


原点に戻れる言葉として
教えていただいた
マザー・テレサの言葉を思い出します。

「人間は偉大なことはできません。
偉大な愛で小さなことをするだけです。」

こうやってストロークを見ると、
ストロークは言い換えれば
「小さな愛の行動」のような気がします。

小さな愛を大切に行動出来る人に
なっていきたいと思います!
45. Posted by リリィ♪   2011年04月19日 10:57
ノーストロークが何より辛い・・・
本当にその通りですね。
ありがとうございます。
46. Posted by shige   2011年04月19日 18:28
ストロークのお話は、以前野口さんのポッドキャストで
お聞きしてとても勉強になったのですが、
あらためて読んで、大切さを再確認致しました。

人間は無意識にストロークを求めてしまう。
そのために否定的ストロークを求めてしまうんですね。
その欲求が主体性のない自分を作るきっかけになってしまうと考えると、
自分で自分に肯定的ストロークを与えることの重要性がすごくわかります。

瞑想や内省といった習慣も、自分への肯定的ストロークにつながるのかも
しれません。

年始に習慣化したいと宣言したものの未だ実践できず(泣)
自分の生活をさらに見直したい気持ちになりました。

条件つきストロークについては、反省ばかりです。
無条件のストローク、今後しっかり心がけます。

今日もありがとうございます。
47. Posted by 進化   2011年06月13日 00:41
無条件のストローク、どうすれば常に自然にできるかな?
自分に質問してみます♪
70日目ありがとうございました。
48. Posted by 山中一弘   2012年03月13日 00:43

自分自身に対するストロークを最近考えています。
一日を振り返って自分はどうだったか。

まずは条件付きストロークになりますが、周囲から批判を受けたとき、
また、誰も見ていないところで、自分の在り方はどうだったのか。
その在り方に焦点を当てると、ストロークも深まっていくのを感じます。

さらに、失敗した、人に酷いことをしてしまった、
そんな自分を、天の高い視点から見つめたとき、
無条件の肯定的ストロークを送れるような気がします。

テクニックとしての無条件肯定ストロークは、意識しないと忘れていってしまうけれど、
ミスをした自分を過剰に責めずに、ありのままに受け容れられる人が、
心からの、自然な無条件肯定ストロークを
他人にも送れる人なんじゃないかなと思いました。

野口さんみなさん今日もありがとうございます。
 





50. Posted by 気功整体士:津原   2012年04月27日 11:38
人生相談を受けることもあるのですが、
このストロークの考え方。
親子でおいでになった方、
お子さんの問題でおいでになった方に
よくお伝えしております。

いつもありがとうございます。
51. Posted by hide   2012年11月08日 17:59
こんにちは。

否定的ストロークは怖いですね。
どんどん悪い方向に突き進んでいくのではないでしょうか。
気をつけたいと思います。

条件付ストロークはかなりやってますね・・・。
相手の事を本当に思うのであれば、無条件ストロークになる
はずですよね。

今後は自分がどんなストロークになっているのか、振り返る
時間を持ちたいと思いました。

ありがとうございました。

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