2017年10月06日

老いた錬金術師の驚くべき叡智


おはようございます、野口です。

こちらのページは、
もうご覧になりましたか?
 ⇒ http://noguchiyoshinori.com/



「自分の内なる可能性を最大限に発揮して、
真の自分らしさを体現すること」を
自己実現といいますが、

自己実現していくためには、
まず、人間としての土台づくりが必要です。

その土台づくり(自分づくり)を進めていくための
体系的かつ効果的なプログラムが
「オンライン自己実現塾」です。

ご一緒に学ぶお仲間を
来週の水曜日まで募集しております。



さて、今回も、
自分づくりや自己実現のお役に立つ
お話をしたいと思います。



ベンジャミン・フランクリンが
次の言葉を残しています。

「めったに起きないような大きな幸運で、
人間が幸せになることはない。
幸せは日々の小さな前進が
運んできてくれるのだ」


この言葉は本質を突いていますね。



人生においては、
めったに起きないような大きな幸運に
恵まれることも、
ときにはありますが、

本当の幸せをもたらすのは、
そのような突発的な幸運ではなく、

日々の小さな積み重ねなのですね。



宝くじの高額当選者の多くは、
非常に高い確率で人生が狂ってしまい、
不安定な人生を送ることになってしまう、

ということが知られていますよね。



自分の器や人間力が育っていない状態で、
いきなり大きな幸運が舞い込んできても、
それは永続的な幸せにつながらないのですね。



毎日の、毎週の、毎月の
小さな積み重ねによってこそ、

人間としての器や人間力が育ち、

その器や人間力が育った度合いに応じて、

僕たちは、
安定した永続的な幸せを実現できるのです。



「自分は変わることができるだろうか?」
「自分は素敵な人間になれるだろうか?」
「自分は望むような人生を実現できるだろうか?」

もしもこれらの問いの答えを知りたいなら、

まず、
次の問いを自分に問うてみる必要があります。



「自分は今日、何を学び、何を実践したか?」
「自分は今週、何を学び、何を実践したか?」
「自分は今月、何を学び、何を実践したか?」

これらに対してどんな答えを出せるかが、
僕たちの人生を左右します。



毎日の、毎週の、毎月の
学びと実践の積み重ねこそが、

僕たち自身と僕たちの人生に
大きな変化と恩恵をもたらします。



ここで、
「老錬金術師」という寓話を
紹介しますね。

以下、あらすじです。


===============================

むかしむかし、
若い夫婦が暮らしていました。

夫のほうが錬金術の研究に夢中になり、

「下等な物質を金(きん)に変えて、
大金持ちになるんだ」
と言って、

ろくに仕事もせず、
財産を食いつぶしていました。



妻は、
老いた父親に助けを求めるべく、

夫を連れて、
自分の父親のもとを尋ねます。

妻は、
自分の父親が夫を叱ってくれる、
と期待し、

夫のほうも、
叱責されることを予想していました。



ところが、老人(妻の父親)は、
青年(夫)に向かって、
こう言ったのです。

「実は若いころ、
わしも錬金術師だったのだよ」

そして、
老人は青年にいろいろ質問し、

やがて興奮に体を震わせ、
こう言いました。

「君はわしがやったことを
ことごとく達成しとるじゃないか!
あと一歩で成功だ!
あと一つ、ある成分を集めれば、
君は成功できる。
わしは最近、
その秘密を発見したのだが、
年老いていて実行できないのだ」



「僕なら実行できます。
教えてください」

と訴える青年に対して、

「バナナの葉につく粉が
2ポンドも必要なのだ。
この粉は、君が自らの手でバナナを植え、
育てて入手しなければならない。
そして魔法のまじないをかけるのだ」

と老人が言い、

青年は、

「だとしたら、何百本ものバナナを
植える必要がありますね。
僕はやり遂げますよ」

と宣言しました。



その日から青年は、
土地を耕し、
バナナを植え、育てました。

バナナの実がなると、
老人から教わった魔法の呪文を唱え、
葉から粉を集めましたが、

どの木にも少ししか粉がついていないため、
青年はさらに土地を耕し、
バナナを植え、育てました。



5年が経ち、
ついに2ポンドの粉を集めることができた青年は、
老人のもとに飛んで行って言いました。

「魔法の粉が2ポンドになりました。
さあ、錬金術を教えてください」

すると老人は、
「まず、君の妻(=老人の娘)を
連れてきなさい」
と要請しました。



そして、二人がやって来たところで、
老人は、自分の娘に尋ねました。

「彼がバナナの粉を集めている間、
おまえはどうしていたんだね?」



すると娘(=青年の妻)は、

「バナナの実を売って、
お金を稼ぎました」

と言って、
金貨がぎっしり詰まった袋を
いくつも見せたのです。



老人が青年に
「ごらん、君はただの土くれを
金(きん)に変えたのだ!」
と言うと、

「魔法も錬金術もウソだったのか」
と気づいた青年は、
一瞬黙りましたが、

結果として自分がたくさんの金(きん)を
生み出した事実に気づき、
笑い出しました。

そしてそれ以来、
青年は真面目に働き、
青年と妻にはたくさんのお金が入るように
なったのでした。

そして二人はいつまでも、
老人のことを賢者として敬いました。

===============================



以上が
「老錬金術師」という寓話です。



青年は、
日々コツコツと仕事を積み重ねていけば、
豊かな収入を得ることもできるのに、
そのことに気づかず、

錬金術という
ウルトラC的な、マジカルな方法で、
自分の人生が激変することを夢見ていた
わけですね。



この青年に限らず、僕たちは、
日々の小さな積み重ねを
ついついおろそかにしてしまいがちです。

しかし、
最も確実で、最も強力な方法は、
日々、積み重ねていくことなのですね。

これこそ最強の錬金術です。



この日々の積み重ねによってこそ、
僕たちの人間としての器が育ち、

その器の大きさに応じて、

無理なく、自然に、
豊かな結果を受け取れるようになるのです。



そして、日々の学びと実践を
積み重ねられるようになるためには、

楽しく学び、
楽しく実践し、
楽しく習慣化していく必要があります。



そのための場を創りたい!
そんな思いから、

この度、オンライン自己実現塾を
開講した次第です。
 ⇒ http://noguchiyoshinori.com/



ご参考までに、

僕は、この「老錬金術師」の話を
ある心理療法家の方から
教えていただいたのですが、

元の話は、

ユング派の心理学者アラン・チネンの
著書『大人のための心理童話』の中で、
紹介されています。



最後に、今日の話との関連で、
二つの言葉を紹介したいと思います。



一つは、二宮尊徳の言葉で、
「積小為大(小を積みて大と為す)」

これは、

「小さなことを積み重ねると、
やがて大きな収穫が得られる」

という意味です。



もう一つは、
『老子』に出てくる言葉です。

「千里の行(こう)も
足下(そっか)より始まる」

これは、

「千里の道のりも、
一歩を踏み出すことから始まる」

という意味です。



まず最初の一歩を踏み出すこと。
そこからすべては始まるのですね。
 ⇒ http://noguchiyoshinori.com/






procoach at 08:00│Comments(0)clip!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔