2011年04月13日

悲しみを癒すプロセス。子守唄と共感性。


こんにちは、野口嘉則です。

今回は、「悲しみを癒す」 というテーマでお話しします。



僕たちは、人生においてさまざまな悲しみを体験しますね。

大切な人と別れたり、
大切なものを失ったり、
これまでできていたことができなくなったり、
これまで果たしていた役割りを失ったり、
これまで目標や生きがいにしてきたことをあきらめたり・・・

こうした喪失体験は本当に辛いものですし、
それによって僕たちは、深い悲しみを味わいます。



こうした悲しみを癒し、喪失の傷から回復していく過程を、
「悲嘆のプロセス(グリーフのプロセス)」 と言います。

人は、このプロセスを経て悲しみを癒し、
新しい人生を歩み始める力を得ていくのですが、

過去に、このプロセスをきちんと経なかったために、
悲しみが癒されないまま、心の底に残ってしまい、
今も僕たちの感情や行動に影響を与え続けているケース
は珍しくありません。




多くの人がよくやってしまうのは、悲しみの抑圧です。

悲しいという感情を感じまいとして、
それを無意識下に抑圧してしまうのです。

抑圧された悲しみは、癒されないまま残り、
ときに、その人の生きる力を低下させることさえあります。



悲しみを抑圧しないためには、
あるいは、抑圧された悲しみを癒すためには、

まず、悲しみや落ち込み等の感情を
十分に吐き出すことが必要です。


そして、そのためには、
誰かに聞いてもらうことが有効です。

そして、話を聞いてもらっていて泣きたくなったら、
存分に泣くことをお奨めします。

泣くことは、悲しみの解放につながるからです。

(話を聞く側は、励ましたり元気づけたりするのではなく、
話す人の悲しみに寄り添うように、受容的・共感的に
聞いてあげることがポイントです)



ただし、あまりに悲しみが大きすぎて、
その悲しみに「耐えきれない」と感じるときや、
「今はまだ話したくない」 と感じるときは、
無理をしてまで悲しみと向き合わない方がいいと思います。

「悲しみと向き合う準備が整った」と感じるときが、
きっとやってきますので、
そのときにあらためて向き合われることをおすすめします。



さて、では 「悲嘆のプロセス(グリーフのプロセス)」 とは、
どのようなものでしょうか。

どのようなプロセスを経ることで、
僕たちは、喪失体験の傷から回復していくのでしょうか。



「悲嘆のプロセス」としては、
アルフォンス・デーケン氏の 「12段階の悲嘆のプロセス」 が
有名ですが、

ここでは、よりシンプル化されたものを紹介します。

水澤都加佐 氏の「悲嘆のプロセス(4段階)」です。



(1)ショック

激しい衝撃の後、自分を守るために現実感がマヒする
        ↓
「きっと何かの間違いだ」 と否認する
        ↓
マヒから醒め、パニック(泣き叫ぶ、眠れない、等)に陥る



(2)怒り

「なぜ自分がこんな仕打ちを受けるのか」 と怒りを覚える
        ↓
周囲の人や、特定の個人に対して、敵意という形で
やり場のない感情をぶつける



(3)落ち込み

「あの時、こうしていれば・・・」 と後悔し、自分を責める
        ↓
幻想にひたったり、孤独の中で悲しみにくれる
        ↓
すべてが虚しくなり、気力を失う



(4)受容

あきらめとともに現実を見つめる
        ↓
少しずつ希望が戻ってくる
        ↓
悲しみが消えるわけではないが、自分が扱える大きさに
までなり、新たな人生を歩み始める


(『グリーフ・ワーク』 水澤都加佐 著、アスク選書2 より)



以上が「悲嘆のプロセス」です。



悲しい出来事に出合った時に、

その現実を否認したくなるのも、
ショックを受けてバニック状態になってしまうことも、
怒りが湧いてくることも、
後悔の念や虚しさに襲われて落ち込むことも、

すべては、
悲しみが癒されるまでに通過する自然なプロセスなんです。



より詳しく知りたい方や、

また、大切な人を亡くしてしまって、
大きな悲しみに直面している方には、

次の本をオススメします。


『愛する人を亡くした人へ 〜悲しみを癒す15通の手紙〜』
(一条真也 著、現代書林)

愛する人を亡くした人へ ―悲しみを癒す15通の手紙
愛する人を亡くした人へ ―悲しみを癒す15通の手紙



著者の一条さんが、
「別れ」「いのち」「受容」「癒し」「愛」「再生のシンボル」など、
15のテーマについて、手紙の形で語りかけてくる内容です。

一条さんのハートフルなメッセージが心に響きます。

この本の中で紹介されている、ルドルフ・シュタイナーの話も、
大変興味深いものです。

シュタイナーは、人智学の創始者であり、
シュタイナー教育の提唱者でもありますが、

彼は、講演や著書で「死者はあの世で生きている」と主張し、
死者に働きかける方法(=死者を供養する方法)まで語って
いるのです。

また、この本の中には、
アルフォンス・デーケン氏の「12段階の悲嘆のプロセス」の他、
平山正実氏の「悲しみを癒すための 10か条」や、
E・A・グロルマンの「死別の悲しみを癒すための10の指針」も
紹介してあります。



以上、オススメ本をご紹介したところで、

悲しみと向き合うということについて、
さらにお伝えしたいことがあります。



以前、山折哲雄さんがご講演の中で、
次のようなお話を紹介されていました。



今から二十数年前のこと、ある全国紙の投稿欄に、
一人の若い母親からの投稿が掲載されました。

「子どもを寝かしつけようとして子守唄を聞かせたら、
子どもは眠るどころか、逆に、むずかり始めました。
さらに子守唄を聞かせたところ、布団にもぐりこんで
拒否反応を示しました」
という、困惑を訴える投稿でした。


そしてその翌日から、その新聞社に、
同じ悩みを訴える母親の投稿が、
全国から殺到したそうです。

これには新聞社も驚いて、
この現象の原因を探ったのですが、
すぐには原因は見つかりませんでした。


そして翌年になって、
一人の作家がその原因を究明し、
次のような論文を発表しました。

山折先生のお話からすると、その論文は、
おおよそ次のような内容だったようです。

--------------------------------------------

生まれた子どもたちは、どんな音環境で育つのか。
それを調べてみると、今の子どもたちはテレビの音を
長い時間、聞いて育つことがわかった。

そして、そのテレビから聞こえてくる音楽といえば、
朝から晩まで流れているCMの音楽(CMサウンド)。

このCMの音楽は、明るい曲、陽音階の曲ばかりで、
短音階(マイナー)、短調、陰音階の曲がほとんどない。
つまり、“悲哀のメロディー”がほどんどない。

だから今の子どもたちは、
悲哀のメロディーに触れる機会が少なく、その結果、
それに対する拒否反応を示すようになる。

--------------------------------------------



当時(今から二十数年前)、この論文を読んだ山折先生は、
「これは恐るべきことではないか」 と直感したそうです。

さらに山折先生が調べてみると、
幼児教育や低学年教育の音楽教材から、
「五木の子守唄」「竹田の子守唄」「島原の子守唄」など、
悲哀感あふれる歌詞とメロディーを特徴とする “日本の
子守唄” が姿を消していたそうです。

(子守唄で残っていたのは、ヨーロッパの裕福な家庭を
舞台にした 「ブラームスの子守唄」 と 「シューベルトの
子守唄」 だけだった)



山折先生は危惧したそうです。

「悲哀のメロディーを聞かずに育つ子どもは、
悲哀のメロディーに拒否反応を示す子どもは、
他人の悲しみに共感したり、他人の痛みを理解したり
できるようになるのだろうか?
どんな若者になるのだろうか?」



そして、それから十年くらい経ったころから、
若者たちの共感性の欠如を示す犯罪や事件が
頻発するようになりました。

若者たちによる “おやじ狩り” や “ホームレス狩り” が
社会現象になりました。

13人の死者と6300人の負傷者を出した地下鉄サリン事件も、
逮捕された関係者(=オウム信者)の多くが若かった。

神戸連続児童殺傷事件は中学生による、
光市母子殺害事件は 18歳の少年による、
秋葉原無差別殺傷事件は 25歳の若者による犯行でした。



さて、話はちょっと飛躍しますが、

「日本の国土以上の面積を持つ 一つの国で、
200年以上も戦争がなかった」という例は、
人類の歴史の中で、
日本の平安時代と江戸時代の二例しか存在しません。

ヨーロッパにも、アジアにも、アメリカ大陸にも、
200年以上平和が続いた地域は存在しないのです。

まさに日本は、「和の国」であったわけですが、
これはもちろん、日本人の “和の精神” によるものだと
思います。



そして、その “和の精神” の根底には、
「もののあはれ」や「わび、さび」「無常観」を大切にする
“陰の精神文化”があります。

日本人は、しみじみとした哀愁や情趣を愛し、
他人の悲しみや痛みに共感する感受性を育んだのです。

これを河合隼雄氏は、次のように表現しておられます。

「キリスト教精神の根底には、“原罪”という概念があるが、
日本の伝統的精神には、“原悲”ともいうべき感覚がある」



この、他人の悲しみや痛みに対する共感性の高さゆえに、
日本人は元来、戦いを好まず、平和な国を作ってきたと
いえるでしょう。

そしてその精神は、
民謡や子守唄などにも歌い継がれてきたわけです。



あと、武田鉄也さんの『贈る言葉』という歌の中にも、
次のような言葉がありますね。

「人は 悲しみが多いほど 人には優しくできるのだから」


これは真理だと思います。



さて、ここで日本の“陰の文化”に対比させるために、
“陽の文化”といえるアメリカに焦点を当ててみましょう。



世界中どこの国でも、
「アメリカ人のイメージは?」って聞くと、
「陽気で、明るくて、ポジティブ」 という答えが返ってきます。
(もちろんこれは、アメリカ人の平均的な傾向にすぎませんが)



『ポジティブ病の国、アメリカ』という本によると、

アメリカ社会には、
「ポジティブなのがいい、ネガティブはダメ」
という、善悪二元論的な風潮があるようです。



「ポジティブにハッピーエンドで終わってスッキリ」
というのが、
ハリウッド映画によく見られるパターンですね。

悲しい結末で終わるはずの「フランダースの犬」でさえも、
アメリカのハリウッド版はハッピーエンドで終わります。
(ネロもパトラッシュも死なずに救われます)

ネガティブな結末を避けてるんですね(^^;



ネガティブものを悪いものとして抑圧し、
ひたすらポジティブであろうとする社会。

つまりアメリカは、ネガティブ抑圧型の社会であり、
これは、無意識への抑圧の結果として“シャドー”が肥大化
しやすい社会でもあります。



上記の本によると、アメリカは、

表面的にはポジティブな国民性ですが、
2000万人(成人の10人に1人)がうつ病で苦しみ、
アメリカ国内で処方される薬で最も多いのも抗うつ薬です。

(詳しく知りたい方は、『ポジティブ病の国、アメリカ』
 <バーバラ・エーレンライク著>を読んで下さい)



僕は別に、
アメリカの悪口を言いたいわけではありません(^^;

実際、僕は素晴らしいアメリカ人を何人も知っていて、
その人たちのことを心から尊敬していますし、

また、アメリカ文化の中にはたくさんの素晴らしいものがある
と思っています。



ただ、アメリカ文化の傾向に象徴されるような、
「ポジティブこそが素晴らしく、ネガティブは良くない」
という善悪二元論的な発想になってしまうと、

自分の中のネガティブな感情(悲しみ、寂しさ、不安、など)を
抑圧するようになってしまいます。

するとそれらは、無意識の領域に蓄積し、
シャドーのエネルギーとなって、
僕たちを振り回すようになります。

そして、感情を抑圧した結果、
感受性が鈍り、他人に対する共感性も乏しくなってしまうの
です。



ですから、アメリカ的な陽気さやポジティブさも取り入れ、
それを日本古来の陰の精神文化に統合し、

「陰と陽を統合する生き方」をしていきたいものだと
僕は思っています。



この、「自分の中の陰と陽を統合すること」を、
ユング博士は “自己実現” と呼びました。



ユング博士によると、
“完全性”という言葉には2種類の意味があります。

1つは、マイナスを排除した、プラスのみからなる完全性。

もう1つは、マイナスも含んだ完全性。



そして、本当の完全性とは後者の方。
つまり、マイナスも含んだ完全性こそ真の完全性であると、
ユング博士は言っています。

プラスもマイナスも、善も悪も、陰も陽も、・・・
それら両極を含んで統合したものこそ、真の完全性であり、
それをユングは“全体性”とも呼びました。



今まで自分の中で、
「好ましくない感情」「悪い感情」として抑えてきた感情に
目を向け、
それらを自分の一部として受け入れ、
その居場所を見つけてやること。

これによって、内なる統合が起き、
人間として成熟していくのです。



以上、
今回は 「悲しみと向き合う」「悲しみを癒す」 というテーマで
お話ししました。

この度の震災で、喪失の悲しみに直面しておられる方が
たくさんいらっしゃることを思い、
このお話がなんらかのお役にたてばと考えたからです。


しかし、実際に大切なご家族や知人を亡くされた方たちや
ご家族やご親族の安否がいまだにわからないという方たち
のことを思うと、
その悲しみやご心痛は、いかばかりかと思います。

そのような大きな悲しみやご心痛に直面している方たちに
対しては、
このような情報はわずかの慰めにもならないのかもしれま
せん。

もしも、今回のお話しで不快な思いをされた方がおられたら、
心よりお詫びいたします。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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1. 子守唄と共感性  [ 笑うランナー健幸日記 ]   2011年04月14日 20:46
 うれしいことなのだと思いますが、この年齢になっても何かとお役に立つことが多いようで、あるプロジェクトの事務局を引き受けることになり、気合を入れなおしているところです。
ご訪問ありがとうございます。 今朝・・・たった今 ちょっぴり感動する出来事がありました。(*^-^*) 先日から、心理学の「人生脚本」という勉強をしているのですが それで少し調べたいことがあっ...
3. 一歩踏み出す勇気♪  [ j-en Jimdoページ ]   2012年02月02日 02:11

この記事へのコメント

1. Posted by じゅんこアーティスト   2011年04月13日 21:36
4 普段週刊誌を買わない私ですが、この大震災のことを
知るために買いました。自衛隊員の記事で「多くの部隊
では、作業が終了した夜、数人のグループで話しあいの
場を持たせ、その日に体験したつらい光景を仲間に打ち
明ける機会を作っている」と書かれていました。

あ、これはインディアンの風習では?と思いました。
けれど、私が知らないだけで日本にもこのような場が
昔からあったのかもしれません。感情の分ち合いの力
のすごさを感じます。

きょうもすばらしいブログをありがとうございます。
2. Posted by ぴよちゃん   2011年04月13日 21:37
はじめまして
日本にもそんな平和な時代があったと初めて知りました!
これは誇るべきことですね☆
子守歌……わりかし生後すぐから慣れてないと違和感が出るのでしょうね
末っ子がたくましいのは、うるさい環境で寝ることができるからだそうです
3. Posted by まる   2011年04月13日 22:57
5 はじめまして^^
記事の末尾を読み、野口さんの優しさに感動しました。
野口さんは、悲しい思いをされてる方の気持ちになって、記事を書かれたのでしょうね。
そこまでの思いでブログを書かれる野口さんが大好きです。いつもありがとうございます。
記事、紹介させて下さい。
4. Posted by N星   2011年04月14日 01:40
5 悲しみから逃げる、調度そんな自分を意識した今日に、この記事を拝見しました。

私はすぐポジティブな方に傾き、いつまでもネガティブな人に対してイライラしてしまいます。でも自分の心の底には寂しさを感じています。

私の中にある悲しみや不安を十分に感じてきれず、避けてきたのかも知れません。

人の悲しみを表面的にしか共感できないので、いつまで経っても、寂しいのかも知れません。

興味深い記事、ありがとうございました。
5. Posted by 田中伸一   2011年04月14日 10:46
5 野口さん、今回も大変参考になるお話し、ありがとうございます。

陰と陽の統合、これも野口さんのお陰で自分の中で上手に統合することができるようになりました。

音楽についてですが、最近友人から、『自然音楽』という音楽を紹介していただきました。

自然音楽CDを聞くだけで身体と精神の不調の改善現象が始まり、更にストレスやトラウマを解消する巻き戻し現象があったり、近親者へ癒しの効果が波及する相関現象もあるそうです。

私もこれから聞き始めるところです。こういう音楽によって、より多くの人の癒しが広がれば素晴らしいことだと思います。
6. Posted by MB   2011年04月14日 21:41
素晴らしいブログありがとうございます。

いつも気づき、勇気、希望を頂いています。

感謝します。

この記事の末尾を読み、涙が出るほど、野口さんの優しさに感動しました。

私は、深い悲しみを抱えておられる方を前にして、冷静に、客観的に、人の心理を考えている自分は、実は冷たい人間ではないのか…と落ち込んでしまう時があります。

この記事を読み、また一日一日を大切に、人に親切に生きていこうという気持ちになりました。

これからもブログ楽しみにしています。

いつもありがとうございます。
7. Posted by フェルメール   2011年04月15日 07:55
5 日本人から悲しみの歌が消えている…

確かにそういう事実はあるかもしれません。

自分の周りにも、「悲しみ」を解さない人間がたくさんいて、

なんだか理解が出来てしまいました。


通常言われるポジティブというのは、前向き「感」、積極「感」でしかなく、

日本語で言われる「がんばれ」に相当するような曖昧表現でしかありません。

事実の把握なしに、むやみやたらにポジティブを勧めるアドバイスは、

早期失敗を促しているだけです。

自分はポジティブ思考→太陽思考へと、

発想を切り替えて生きています。


今回の震災で流された涙は莫大なものですが、

悲しみを乗り越える日、

地域の復興が成される日を

信じてやみません。


本当のポジティブとは、ネガティブ・ポジティブ両方の側面を理解し、撚り合せ、より確かな人生を歩むことだと信じています。

悲しみが与える人生の深みに耐え、
その深さにも耐えうる太陽を見つけたとき、

亡くなった方へのはなむけになる、

そう信じて歩んでいきます。
8. Posted by y   2011年04月15日 11:50
5 はじめまして。いつも拝見しています。
今回の震災とは関係ありませんが、私は昨年妻を亡くし、グリーフワークを行なっています。
グリーフの只中にいる私にとって、今回の震災は、本当に辛い出来事で、心が弱っているところへのショックでしたので途中でテレビを見ることすらできませんでした。
愛する人を失う哀しみというのは、言葉にはできないほどですが、それでも私たちができるのは、その悲しみと向き合い受け止めることです。

そのときに役に立つのが「感情の言語化」です。本来言語は見えないものを見るための手段ですから、ご紹介頂いたような本も役に立つでしょうし、キューブラーロスやニーマイヤーなども大変共感できるものがあると思います。

震災に限らず、グリーフワークは死ぬまで続くものだと思います。だからこそ言語化し、感情を受け止めていく作業が必要ですし、周囲の暖かいサポートが必要なのだと思います。


あくまでグリーフを終えて、社会への再適応をするのは本人次第ですが、その支えになるものをたくさんご紹介していただけるのはありがたいです。


被災者の方々を含め、本当に一刻も早い復興を心から願わずにはいられません。どうか、どうか一日も早く良くなりますように。。。。
9. Posted by ルフィ   2011年04月15日 20:25
5 とても参考になりました。私も自分のネガティブな部分を人に投影し、それを嫌い、人を裁き、またネガティブな気分を味わうと言うサイクルに陥っていました。自分におおらかになれないと人にもおおらかになれません。
私もネガティブな部分を受け入れてもっと自分を愛そうとつくづく思いました。温かい、素敵な気付きを本当にありがとうございます。
10. Posted by bin   2011年04月16日 21:36
はしめまして。野口さんのお言葉にはいつも励まされます。今日もステキな文章をありがとうございます。(おくればせながら鏡の法則も読ませていただきとても感動しました。生きる勇気がわいてきました)
震災で被害に遭われた方々の苦しみが早く癒されることを言葉を借りてお祈り申し上げます、
11. Posted by 混乱人生   2011年04月18日 06:58
3 おはようございます。いつも拝見させてもらっています。毎回読ませてもらうたび、励まし、納得、、といろんな気持ちをわかせてもらいます。。
ふと、寂しい気持ちになったり、恵まれているはずなのに悲しい気持ちになったり、、、しっかり自分の気持ちを受け止めれずに、感じとれてないんでしょうね。自分向上につとめます。。海外在住ですが、毎時に伝えられるラジオに耳を傾けています。 
日本のいち早い復興、一人での多くの方々が安心できる、環境になりますこと、心より願っています。
12. Posted by まりこ   2011年04月20日 13:14
5 はじめまして
ご著書「心眼力」を購入しました。

ブログも、ご著書も、とても柔らかくて温かい文章・内容で、野口先生のお人柄に心から惹かれます

今回の震災は、被災者の救援、復旧、原発・放射能問題、100年に一度の不景気に上乗せしての更なる経済問題・・・。
いろんな問題が絡み合っている分、置かれた立場や環境から、それぞれの意見や思いがあるんですよね。

先日に美容院に行きまして、お店のスタッフの方々と震災の話になりました。
そのうちの一人、男性スタッフが言いました。
「家も家族も仕事も全て失ったら、死んだ方が良いですよね。」って

私は、ショックでした。 私の身内が被災しているので、私自身、余計に敏感になっていることを考慮しても、とても受け入れられる言葉ではなかったのです。

他、割愛しますが、他のスタッフも、似たりよったりです。

私は、どうしても、その方々の「意図」に共感をすることが出来ませんでした。
野口先生なら、こんな時、どのように対処するのでしょう・・・。

今回、未熟であろう私は、宗教と震災の話は他者とはなるべくしないと、心の中でそっと思ってしまいました。

ところで、野口先生。
私のパソコンは「vista」なのですが、CDを聞くことが出来ません。
何か良い方法をご存じではありませんか?

長文のコメントを読んでいただいて、ありがとうございました。
13. Posted by ジャンメダイ   2011年04月23日 22:38
5 「鏡の法則」「3つの真実」「心眼力」

とても素晴らしい本です。

それと「いつだって、うまくいく!」も。
やっぱり涙がこぼれて仕方ありませんでした。

私の知り合いで、親子関係などで悩んでいる人がいました。
「鏡の法則」を勧めたら、とても感動されたようです。
他の本も買って読まれたようで、とても感謝されていました。

私も野口さんのように、人々を癒すことができる人間になりたい。
そう思うようになりました。
ありがとうございました。
14. Posted by ゆりこ   2011年04月26日 13:51
5 はじめまして。ブログには久々にお邪魔しました。

私は助産師をしています。週末から被災地の病院に派遣されます。正直どんな顔でどんな態度で望むべきなのか未だにもやもやしてます。

地震のあとはやはりショックをうけ、イライラし、逃避したり。落ち着いたかと思えば何か空回り。患者さんと上手く向き合えず……。でも自分自身と向き合えていないんだと気が付きました。

紹介されてる本読んでみます。愛をささげられる優しさと癒しを与えられるように、まずは自分自身をみつめ直してみます。
ありがとうございました
15. Posted by NIMO   2011年05月05日 09:42
5 いつも拝見させて頂いております。

近所の寺に
「きょうを人生さいごの日と思いながら生きよう」
という筆書が貼られています。

人生さいごだなんて
ネガティブだなぁ

と、思っていたんですが、野口先生の解説文を読み返し、納得しました。

16. Posted by Y   2011年05月06日 07:40
はじめまして。ありがとうございます。
今日、全く知らない方からのお導きで、まったく関係のないところから、このブログに来させていただきました。私にとっては、本当に、こんなことって、あるんだなぁとびっくりするような形でのブログへの導きでした。
先生、悲しみの抑圧は、抑圧したままだと、良くないものですか?私は、今、とても幸せです。
世界中のいい方々にもたくさん出会い、夢もたくさんあります。先生のブログとも今日、出会わせていただきました。
とっても幸せですが、このような悲しみを癒す、治すなどの話を読むと、息が苦しく深呼吸を何度もしないといけません(笑)。悲しい場面がよみがえるわけでもなく、そのなんだかわからない苦しさと痛みと打撃と何かだけが、胸の奥とのどに来ます。そわそわしてしまいます(笑)。しっかりふたを開けないといけない時期が来たのかなと最近のいくつかの出来事と、これで、今感じます(笑)。記憶がないことも多いだけに開けてどうしたらいいかもわかりませんが(笑)^^

こんな私ですが、5月中旬より3ヶ月ほど東北でお手伝いさせていただく事になりました。私は、愛する人を亡くした悲しみの経験はないので、行く前に読ませていただきます。本当に様々な貴重なお話と、本のご紹介ありがとうございます。同じ経験がないので、言葉では何もお力になれませんが、悲しみを表してくださる方がいらっしゃったら、側で、そっと涙を分かち合うことくらいはさせていただける気がします。
本当に素敵な先生のブログに出会わせていただいたことを感謝いたします。そして、このインターネットができる時代に、日本に生まれれて感謝です^^
さらなる素敵な人生への扉をまた1つ開かせていただきました。本当にありがとうございます。
これからも、ずっと、よろしくお願いいたします。
17. Posted by さとこ   2011年05月08日 23:51
はじめまして!ありがとうございました。私は野口さんのブログにとても慰められました。
私は友達を一人失いました。亡くしたのでななく、絶交状態にあるのです。大切な人を亡くした悲しみに比べたら、全然小さいものです。
以前鏡の法則を読んで、当時ケンカしていた私は友人を心から許そうと思うことができ、自分の非を認めることができました。
そして心を改めて本にあった通り友人に謝罪と感謝の気持ちを伝えましたが、伝わりませんでした。
それからも諦めず、期間を置いて何度か試みましたが、だめでした。
こんなに謝ってももどれない関係にしてしまった自分が憎くて、こんなことを引き起こした自分は人として失格なのではないかとさえ思いました。友達を失って悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。
そんな時に野口さんを思い出して、このブログにたどりつきました。読んでいて涙がとまりませんでした。
こんな私でもこれを糧に人に優しくなれたのかもしれない、成長できたのかもしれないと、今回の悲しみを受け入れることができたのです。希望が見えたのです。
本当にありがとうございました。
いつか将来、自分も少しでも多くの人を癒せる人間になれたらなと思います。





18. Posted by sasakimasako   2011年05月14日 01:41
はじめまして。
どの位前からでしょうか、野口先生のブログを拝見させて頂いております。本当に感謝申し上げます。
この度の震災では友人や知り合いの安否の確認が出来て胸を撫で下ろしておるところです。でも大切な人を亡くされた方のお気持ちを想像しますと胸が締め付けられる思いです。
悲しいみが癒されるまでにどの位の時間がかかるのかわかりませんが、温かく、明るい日常を取り戻せる日が一日も早く来ます事を願わずにはいられません。
私の住むこの地も数日前から桜が満開となりました。
自然の猛威に対し、出来るだけ謙虚な気持ちで過ごして行かなければと改めて思う毎日です。

19. Posted by Mira   2011年05月15日 22:06
はじめまして。
私は以前、比田井先生の講演を聞き、その時に「鏡の法則」のことを知りました。その後、鏡の法則を読もうと思いつつも読んでいませんでした。
そして、今日、やっと鏡の法則を読みました。
それから、鏡の法則に載っていたリンク集から、野口先生のブログを読ませていただき、この記事も読みました。

私は、最近すごくネガティブな気分になっていました。
先生の記事を読んで、高い志を持つこと、感謝すること、プラス思考になることの大切さを改めて感じました。そして、マイナスな思考を頑張って打ち消そうと思いました。
しかし、この記事を読んで、ネガティブな思考を無理に打ち消すのではなく、それを受け入れ、うまく付き合っていくことの大切さも知りました。

ありがとうございました。
20. Posted by Takeshi Yamamoto   2011年05月17日 07:17
5 はじめまして。いつも読ませていただき、大変救われております。
今回初めてコメントさせていただきます。
ここ最近、ポジティブシンキングについていろんな方の話を聞いて自分なりに取り組んできました。
時に、無理やり気持ちを上向きにすることに多少の抵抗感を感じていました。
また、常にポジティブでいることに慣れてしまったらどうなるんだろうという漠然とした不安もありました。
この記事を読ませていただいて、決してネガティブな思考が全面的に悪いわけではないことに気づかせていただきました。
「陰と陽」、「プラスとマイナス」の融合。素晴らしい考え方ですね。
ネガティブな思考や感情を抑え込まないでうまく取り込んでいく。
子育てに少し悩んでいましたが、我が家の4人の子供達と一緒に成長していけそうです。
素晴らしい記事をありがとうございました。
21. Posted by 大塚   2011年05月20日 10:17
5 最近3つの真実を読ましてもらいました。
とてもわかりやすかったのですが
時間がなくてさーっと読んだので
完璧には理解出来てないです。
でも本当に素晴らしいと思いました。
この本を読んで世界中の人に読んでもらいたいと思いました。
野口さんと話したい
野口さんと一緒に働きたいと思いました。
こんなとこからこんな話しをするのは
大変失礼なんですが
もし良かったら雇って下さい。
お願いします。
22. Posted by 蒼衣   2011年07月11日 15:28
最初の記事から読み始めてようやく辿りつきました。
その間に私ができたこと。
自分の誕生日に、お母さんに産んでくれてありがとうと言えました。
大嫌いだったお母さんをたくさん傷つけてきたので、自分に対する罪悪感で苦しんでいましたが、そんな自分も許し受け入れることができたと思います。

ありがとうございました。

これから、私が世界にできることをゆっくりやっていきたいと思います。
23. Posted by 神木 唯   2011年07月28日 08:41
5 「鏡の法則…」の予約でたまにメルマガを受信させていただいておりますが…

はじめまして。

最近は更新されていらっしゃらないのですね。

でもこの記事が偶然にも昨日書いたメルマガと共通する部分がありましたのでコメントさせていただきました。

少女パレアナ(愛少女ポリアンナ物語)を読んで「何でも喜ぶゲーム」を真似して私が挫折したことを書きました^^;

絶対喜べないこともこの世には起こりますよね…
24. Posted by junjun   2011年08月11日 09:49
はじめまして。

トラックバックの方法が、どうしてもわからなくて
コメントに書き込ませていただくことにしました。

とっても納得のいく内容で、感動しました。^^
ありがとうございます。

http://junjun6.blog110.fc2.com/blog-entry-464.html

25. Posted by 自分を変える心理学   2011年09月13日 00:53
この記事には強く共感しました。
おっしゃる通りですね。

またの更新を楽しみにしています。
26. Posted by かしだい   2011年09月17日 21:28
はじめまして、つい2日前に「鏡の法則」と「3つの真実」を読んで10年に1冊!という本だと感激してブログのほうにもお邪魔させていただきました。自分の人生が大きく好転するのをすでに感じています。ありがとうございます!!
27. Posted by S・murakami   2011年09月19日 12:41
5 野口さんの本は私にとって、精神的に疲れた時の心のサプリメントになっています。
昨日も家族の事で考えこんでいた私は、心眼力を読み返し、あーそ〜だった、自分以外の人をコントロールすることなんて出来なっかた。可能性を信じひたすら感謝しよう。言葉のチョイスも大事にしよう。そう改めて心に誓い元気が湧いてくるのを感じたわたしです☆
28. Posted by 伊藤 嘉祐   2011年09月25日 10:50
野口さん こんにちは。
今週、ポッドキャストの24回を一気に全て聴かせて頂きました。楽しかった〜。インドの王様の話や、フランスの王子の話など、今まで分かっていたつもりのことでしたが、真に理解出来ていないことで、更に深く理解出来る内容でした。『人は皆同じで、人は皆違う。』最近気に入っている言葉です。今日も”喜び”盛りだくさんの一日にします。有難うございます。
29. Posted by 建野泰正   2011年10月03日 22:51
5 はじめまして、建野と申します。
ブログにコメントしてくださいまして、
ありがとうございました。

7年ほど前からブログは拝見させて頂いております。
「目の前に起きた問題は自分にとって大事なことを気付かせてくれる為」「愛のある取り組みをすれば必ず後になってあの問題が起きてくれてよかったと思える」
この2つの箴言は

必死に自分に言い聞かせてきたことにより、少し知識から見識レベルに届いてきたかなと感じています。

益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。









30. Posted by 歩世人・ポヨ法王一世   2011年10月30日 21:29
5 野口さんこんばんわ('◇')ゞポヨです、いや歩世人です!ブログみて納得できます!自分の感情にできるだけうそをつかないで生きてたら、ポヨッとした感覚に出会えて、あげポヨとかってのともちがうかな同じなのかな(笑)とりあえずポヨってのは、素晴らしい呪文であり感覚ですね!まぁ自分がふざけて言ってた言葉が、ポヨで、プライベートはポヨ法王一世として(笑)、平和にでもルールのある競争には参加して、ジェントルポヨとして、自分の感覚に宿ったポヨを、ポヨ論として研究していきたいです(笑)ありがとうございましたヽ(^^)
31. Posted by いぬみ   2011年11月04日 12:15
5 はじめまして。このブログを知って、驚きました。今、3か月チャレンジをゆっくりノートに整理しながらやっています。質問の答えを書き出すたび、自分の中が見えてきました。野口さんの本も読みたくて頼みました。ブログ、ミクシィ、番組、関連の本、すべて読みたいです。こういうのは 得意ではないのですが、お礼を言いたくてコメントしました。ありがとうございます。これからも楽しみにしています。
32. Posted by るぅまま   2012年01月22日 15:08
5 確かに若い人達は、納得。でも60過ぎの(特に男性、でも女性も結構います)方にもエゴイスト?が多いのでは?その年代は戦争の影響かしら?
実は私も一昨年ペットロスからウツになり苦しみましたが、周りの人のおかげで、悲しみの発作も落ち着き(たまに疲れたら涙が止まらなくなるけど)、ました。

大変いいお話ありがとうございました。
33. Posted by リリィ♪   2012年03月10日 19:29
自分の中の
できれば見たくないと感じる部分も
勇気を持ってその中に飛び込むこと・・・
「モモ」からの学びを思い出します。
ありがとうございます。
34. Posted by shige   2012年03月10日 22:59
自分の陰の感情、悲しみや恐怖といった感情も
自分の一部として、大切にするように心がけたいと思います。

人の負の感情に対して反応してしまうことも、未だ多々ありますので、
そんな時は、自分の心をもう一度見つめ直してみる機会なんだと思います。

ありがとうございます。

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