2010年06月19日

融通自在な生き方をするためには統合が必要


こんにちは、野口嘉則です。

今回は、
「どっちかにかたよったりせず、
真に融通自在な生き方をするためには、
対極性を統合することが必要」
というお話しをしてみたいと思います。



ものごとには対極というのがありますね。

たとえば・・・





静と動

陰と陽

女性原理と男性原理

感性と理性

内と外

思索と行動

精神と物質

宗教と科学

・・・等など。



他には、

「大きな夢」 と 「現実的な目標」

「流れにまかせる」 と 「細かくプランを立てる」

「楽天主義」 と 「リスクマネジメント重視」

なども対極かもしれません。



僕たちは、えてして片方の極に偏りがちですが(^^;

そのように偏るのではなく、
臨機応変に自在な選択をしていくことが大切です。

そのあり方を、「中庸」と言います。



『論語』の中で孔子も、
「中庸の徳たるや、それ至れるかな(=中庸の徳は、最上
の徳である)」 と言っています。



よく中庸というものを誤解して、
「両極のちょうど中間あたりを行くこと」 だと思う方が
いらっしゃいます。

たとえば、
「大きすぎる理想を持つでもなく、かといって現実すぎる
目標を持つのでもなく、適度に大きく、適度に現実的な
目標をもつ」 だとか、

「完全に流れにまかせ切るわけでもなく、かといって、
細かな計画を立てるわけでもなく、適度に大ざっぱな
計画を立て、細かいことは流れにまかせる」 だとか、

こういったものが中庸である、と誤解している方が、
けっこういらっしゃるように思います。



しかし、本当の中庸というには、

「どちらかの極に偏り続けるのではなく、その時とその場
に応じて、最適な位置を見出す」 ということです。

つまり、
「ケース・バイ・ケースでベストな位置を見出す」 という、
極めて融通自在なあり方が中庸なのです。



たとえば、ある場面では、すべてを流れにまかせ切る。

また、別の場面では、徹底的に緻密な計画を立てる。

さらに別の場面では、適度に大ざっぱな計画を立て、
あとの細かいところは流れにまかせる。

こうして、その時その場に応じて、最もふさわしいあり方
を選択することこそが“中庸”なのです。



そして、この中庸の生き方をするためには、
「対極性の統合(両極の統合)」が必要です。



より具体的に考えてみましょう。

たとえば、
「人間学を学び、自分を磨く」というテーマに関して、
「静と動の統合」ということを考えてみましょう。



人間学を学ぶために良書を読んだとしますね。

そして、志を同じくする仲間たちと集まり、
その本を読んで気づいたことを語り合ったり、
疑問を感じたことについてディスカッションしたりする。

これはまさに “動” ですね。

学びを定着させる上でも、
また視野を広げる上でも、
これはとても有効なプロセスだと思います。



一方、良書を読んだあと、
誰とも話すことなく、一人静かに沈思黙考し、
心の深いところで自分との対話を繰り返す。

これはまさに “静” ですね。

学びを深め、自らの軸(思想)を確立する上でも、
非常に重要なプロセスです。


特に、この “静” のプロセスが乏しいと、
自分の思想が深まらないので、
いつも他人(著者や講演家)の思想に影響を受ける
ばかりで、他人の受け売りばかりを語るようになって
しまいます。



沈思黙考も徹底的にやり、
また、仲間とのディスカッションも徹底的にやる。
この繰り返しによって、
学びにおける静と動が統合され(=対極性の統合)、
「偏らない“中庸”な学び」が実現します。


つまり、両極を統合することで、
その時その場に応じた最適な選択を自在にすることが
できるようになるのです。



以上、
「対極性の統合」と「中庸」についてお話ししましたが、

静と動の統合について、もう少し補足しますね。

現代において、
特に “静” のプロセスについては、意識しないとおろそか
になってしまいがちだと思うのです。

つまり、一人になって自分の深いところと対話する時間を、
現代人はほとんど作りだしていないと思うのです。



戦後最大の思想家と言われる吉本隆明氏(=吉本ばなな
さんの父親)は、ご著書『ひきこもれ』の中で、次のように
語っておられます。

「『引っ込み思案はダメで、社交的な方がいい』 という価
値観が、世の中には潜在的にある。しかし、その人の中
身は、一人で過ごしている間に豊かになる」

「『この人が言っていることは奥が深いな』とか、『黙って
いるけど存在感があるな』とか、そういう感じを与える人
は、一人でじっと自分と対話した人」

「ひきこもることで『第二の言語』が育つ」



実際、吉本さんご自身はひきこもり症だったそうで、

だからこそ、思想を深めることができたし、物書きにも
なれた。 と仰っています。



また、文豪 夏目漱石もひきこもりました。

彼は 33歳のときにロンドンに留学したのですが、
人種差別を受けて傷心し、神経症(神経衰弱)になって
ひきこもってしまいました。
大学に行くのをやめ、下宿にこもって読書にふけるよう
になったのです。

そして、この期間に漱石の思想は深まり、
それが後に日本の文学界に大きな影響を与える作品群
につながっていったのです。



ちなみに、
吉本隆明氏や夏目漱石とはスケールも深さも違いますが、

僕の場合も、高校時代の対人恐怖症の時期に、
とても真剣に悩み、その結果、自分と対話するということを
ずいぶんやった気がします。

そのおかげで、僕なりに自分の心の中を耕せたと思います。
(当時の僕にとっては決して楽なプロセスではありませんで
したが・・・)



というわけで、
ぜひ、ご自分の中での「静と動の統合」を意識してみられて
はいかがでしょう。

そしておたがい、中庸な生き方を楽しみたいですね(^^






<人間力向上コーチングのクライアント募集>

人間力向上コーチングのクライアントを募集します。
動画セミナーとコーチングを組み合わせた、
7ヵ月間のプログラムです。

締切りは月曜日(21日)の24:00です。
ご興味ある方は、こちらをご覧ください。
 → 人間力向上コーチング クライアント募集ページ



procoach at 22:32│Comments(28)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by あゆ   2010年06月19日 23:46
5 いつも拝見させていただいております。今回の『中庸』のお話、日々疑問に思っていたことだったのですごく納得できました。
またステキな記事を楽しみにしています。
2. Posted by 山中一弘   2010年06月20日 03:11
 
「完全に流れにまかせ切るわけでもなく、
かといって、細かな計画を立てるわけでもなく、
適度に大ざっぱな計画を立て、
細かいことは流れにまかせる」

よくやってしまいます…。


何となく感じている思いを、
定期的に徹底的に感じて、
自分の本当に求めているものを導き出したいと
思いました。


ありがとうございます☆
 
 
 


3. Posted by nao   2010年06月20日 16:34
5 いい加減なことではないのですね。

勉強になりました。

私は極端な発想になりやすいのですが、

常にこの考え方は正しいのか?間違っているのか?

立ち止まって考えるようにしています。

結局、中庸な行動に落ち着きます。

でも、思案して決定したことが、大事なのだと思います。

これからも楽しみにしています。
4. Posted by つっちー   2010年06月20日 18:29
5 はじめまして!

私が今日大学で、勉強してきたことが書いてあり驚きました!!私自身は、現在看護師をしていますが、将来的には心理カウンセラーをやって行きたいという夢があります。その為にも、自分自身の奥深くにいる自分自身との会話を大切にして行きたいと思います☆

素敵な日記をありがとうございます♪
5. Posted by じゅんこアーティスト   2010年06月20日 22:49
数週間の間、私としては珍しく悩みをかかえておりました。
やっと解放され、元気をとりもどしつつあります。
今朝は、リーガロイヤルホテル広島のスカイラウンジで、
ゆっくりと時間をすごしていました。

その後、広島市現代美術館に行ったのですが、「社会の窓から
見たニッポン」という(先ほどすごした優雅な時間とは)対極
とも思える写真や映像で、頭が混乱して東京に戻りました。

「対極性の統合(両極の統合)」が必要なのですね。
今回の自分の悩みは、つらい時期を経験することによる、人と
しての成長のプロセスだったかもしれません。

いつもありがとうございます。 byじゅんこアーティスト
6. Posted by マサヒロ   2010年06月21日 12:43
中庸・・・僕は中間だと思ってました。よかったです。解説頂いて。

一日一回、夜眠る前に内観しようと思うのですが、いつの間にか寝ちゃってます。f^_^;
7. Posted by rennge   2010年06月24日 19:54
私も、中庸というのを誤解していました・・。
もっと、ダイナミックなことだったのですね。
「その人の中身は、一人で過ごしている間に豊かになる」という言葉は、とても勇気をいただけました。
8. Posted by カトウカズオ   2010年06月26日 16:52
5 いつもありがとうございます。
ご著書、メルマガ等々拝見しております。

野口さんには感謝の気持ちでイッパイです。

そのお返し(?)ではないですが、お聞きしたお話を
いろんな人にお話しています(もちろん「受け売りですよ」と
断っていますが…)。
鏡の法則もコピーして沢山の人に配りました。
皆さん一様に喜んでくださいました。

今迄の自分は「中庸」というより「どっちつかず」でした。
新しい気付きを頂きましてありがとうございました。
9. Posted by ひかり   2010年06月27日 19:43
今回の「中庸」のお話。。まさに、子供との関係で色々と考えさせられ、悩み。。自分と向き合い。。最近やっとたどり着いた心境だったので、心の中にストンと納得!実感できたお話でした。。。
10. Posted by アップルジャム   2010年07月01日 06:44
5 ナルホド!!。「中庸」ってどっちつかずで小さくまとまっているイメージでした。ある意味「その他大勢に入ってれば足を踏み外す事は無いよ」位の消極的で、苦労は無いけど楽しくも無い感じでした。
でも本当は、その時々で主体性を持ってバランスを狙い、自分で自分の道を切り拓く位の意気込みで良いんですね!!。これって今まで持っていたイメージと謂わば対局で、すごくアグレッシブでワクワクしますね。
11. Posted by モナカ寅次郎   2010年07月05日 23:40
5 野口さん
素晴らしい記事をありがとうございます。私たちはご指摘のように日常生活の中の出来事のポジティブな側面かネガティブな側面のどちらにしか焦点をあてられません。しかし、この世に起きる全ての出来事は例外なく両面あるわけですし、自分の経験の中に両面を発見できたときは、自分がぐんと成長します。私たちに誰一人例外なくこの両面、すなわち成長のきっかけをもたらしてくれる崇高な存在に思いが及びますが、感謝の気持ちでいっぱいになります。

「鏡の法則」も根本的には、こうしたポジティブとネガティブの統合の結果生まれた奇跡についての物語だったように思います。それまで父親や夫のネガティブな一面しか見ていなかった主人公が、ポジティブな側面を発見し、感動し、内面的にものすごい成長をとげ、その結果周囲まで変わってしまう。中庸の力というのは本当に深遠ですばらしいと思います。

オーストラリアより
感謝をこめて
モナカ寅次郎
12. Posted by カシジャス   2010年07月08日 07:00
5 はじめまして。

つまり、
「ケース・バイ・ケースでベストな位置を見出す」 という、
極めて融通自在なあり方が中庸なのです。


以前、何かの本で誘惑について書いてあることを思い出しました。「一度も誘惑に屈することなく克服する事は、本当に克服出来たことにならない」。
自分は、全てに関してそうは思わないのですが、一度、誘惑に落ちることによって、幅ができるのかなとも思います。
二極性を経験する上で、幅が大きければ大きいほど中唐も、より融通自在な適切な位置を取れるのではないかと思います。
しかし、自分でも例えば日常生活で、不安や恐れを感じると躊躇してしまう等、在りがちなんですが、逃げていてはダメですね・・・

不安や恐れなどネガティブな事も結局、自分自身が作り出しているという事を忘れず、生活して行こうと思います。

ありがとうございました。

13. Posted by プローイです   2010年07月25日 02:51
始めました。タイ人のプローイと申します。
今日タイの本屋に行って、野口さんの本を目にしました。
タイ語にも翻訳されたんですね。日本語の方を読みたいと思います。
また日本に行ったら、絶対買います。今はタイ語ww

ありがとうございます。
14. Posted by ステラ   2010年07月27日 01:14
4 最近色々な方のblogを読んで、勉強中です。今は白黒でなくグレーがいいんですね。グレーだと、嫌いなタイプでも半分良いイメージが生まれるので、闘わなくていいのでラクチンです。嫌いでも自分につながってるんですしね(^.^)loveな気持ちを持つのがちょっとは出来てきました。
(お姉系が増えてるのはグレーと違うかな…)
15. Posted by 歩世人   2010年07月29日 22:14
5 こんにちわ歩世人(ポヨジン)と申します('◇')ゞ野口さん勉強なります!中庸の感覚はつかめました('◇')ゞなるほど、カレーのルーの中辛とはまた違うって訳なんですね(笑)やっぱ理解してないかな(笑)最近は、テレビの、嘘くさい作り物の番組も飽き飽きして、そこにいる人間で何とかしてきょうみをひかせようって感じが痛々しい気分になる今日この頃ですが、ニュースの番組でスポーツの時間だったみたいで、あたし巨人ファンじゃないのって言ってる女性のコメントのことを、背のでかい人があまり好きじゃないのかなーと思いました、ジャイアンツのことでした(笑)理解力をもっと高めようとする前に、流れを把握することかなって最近は思って生きてますm(_ _)m
16. Posted by 菅野湊斗☆   2010年07月30日 15:20
5 初めてコメントをさせていただきます!
僕も最近同じようなことを考えていますね。

対極の間をどこに置くのかというのは、
常に変動し続けていくものですね。

そして、自分なりの一番いいところを
自分で見つけ続けることが大事なんですね。

野口さん、勉強になります!
ありがとうございます。
17. Posted by NLP   2010年08月12日 14:15
勉強になりました!

ついつい対極で考えてしまいがちですが、統合していけると、素敵ですね。

柔軟性が高まります。

ありがとうございました。
18. Posted by 歩世人   2010年08月17日 05:48
5 またまた登場しました・歩世人ですm(_ _)m実は、生きる意味に三十近くになってもう一度考えてたら、諸富先生って方、ビクトール・フランクルの言葉を題材にした、人生本を読ましてもらって、人生の問いかけにどう答えるかって、野口さんの心眼力のDVDで野口さんが語っていたことと、同じ内容だったので、なんか、感激して、もう一回心眼力を見ようと思いました、_(._.)_とにかく、暗闇感覚の中でも、なんとか薄暗い森の中に入った感覚です(泣)ありがとうございますm(_ _)m
19. Posted by ヤス   2010年08月24日 14:12
5 御サイトでは、深く、そして幅広い情報が提供されていて、いつも感謝しております。小生は、細々ながら、人のメンタルヘルス向上と幸せを目的としたサイトを運営しております。もし宜しければ相互リンクいただけますと嬉しく思います。

「サイト名」
オメガポイント 〜メンタルヘルスの向上に関する自己啓発、癒し〜

「サイトURL」
https://sites.google.com/site/omegapointjapan/


「御サイトへのリンクを設置したページのURL」
https://sites.google.com/site/omegapointjapan/links

何卒宜しくお願い申し上げます。

21. Posted by コーチングうけよう   2010年09月16日 09:39
5 いつも興味深く拝見しております。

「対極性の統合」の感覚は重要だなと改めて思いました。
わたしの場合は、どちらかというと自分への問いかけの方が多いタイプなので、「動」とのバランスをきちんととりたいなと思っています。

中庸である、ということは、ある程度年齢を重ねると意識してくるな、と自分の実感としてもあります。若い頃はできているつもりだったのですが、いろいろと経験を重ねると、あれれ?と思うところも出てきたりしますねw
22. Posted by さくらんぼ   2010年09月19日 22:31
5 理屈派の私が最近、目指しているものこそ中庸。深く考えすぎず、感覚を大切にバランス良くチョイスしていきたいという思いです。中庸の自分は寛容ともいえますよね。そんな自分が楽で好きな最近です。またお邪魔しますね。
24. Posted by やんげ   2010年11月07日 14:16
んにちは
初めてお伺いいたします

完全なる
流れに身をまかせる派
な私ですが
時にはそうでない行動も
必要なのですね

勉強になります

また読ませていただきます


25. Posted by りょうま   2010年11月08日 17:11
野口さん、はじめまして!
私は現在30歳で、父の後を継ぎ、小さなうどん、そばのお店を経営しております。
しかし、客商売なのにお客様と上手に会話することができず、とても悩んでおりました。
20歳くらいの頃までは誰とでも会話を楽しむ事が出来たはずなのに、自分でもいつ頃からかははっきりとわからないのですが、友人との会話でさえ(話すという事はなんて苦痛なんだ)と感じるようになってしまったのです。誰かに会った後はひざがガクガクするほど体中が疲労感でいっぱいなのです。
挨拶程度、一言二言ならば誰とでも問題ないのですが、「会話」となると、何か話さなきゃ、何は話題はないか、と軽くパニックになってろれつが回らなくなってしまいます。
そんな時、ポッドキャストで野口さんと出会い、感動し、すぐに本を4冊とも購入させて頂きました。
何度も何度も読み返し、聞き返し、その度に心が洗われる思いです。
野口さんは私の心の多くを救って下さっています。
本当に、本当にありがとうございます。
野口さんから学べれたおかげで、程度は軽くなりましたが、まだまだ「会話」が怖いという思いは消えません。
いつかこの呪縛のような感情から開放される事を信じて、一歩一歩日々を大事にしていきたいと思います。

今回のお話は「正直者は馬鹿をみる」という言葉にも通用しそうですね。
野口さんは「正直者は馬鹿をみる」という言葉の真意をどう思われますでしょうか?
いつかお聞かせ頂けたら嬉しいです。

それでは、これからもご活躍を楽しみにしております。
27. Posted by terady   2010年11月28日 19:44
5 はじめまして。
 私は、友人から野口さんの公式ブログを紹介され読んでみました。自分が素直な心で受け入れられる話ってなかなか出会えないものですが、今回のお話も、過去のお話も心にすっとしみ込んでいく心地よさを感じます。
 今回のお話を読んで、仕事がうまくいかず自分の力のなさを言い訳にするときに「中庸がいいんだ」とこの言葉を使ってしまっていた自分を恥ずかしく思います。やはり、そのときそのときの状況に応じてベストを尽くして自分の納得する仕事をすることが大切なんだなと思いました。
 ところで、私は中学校の教員なのですが、野口さんのお話を生徒や保護者に紹介したいと思っています。まずは学年の便りに「いのちの根(2006年7月14日)」のお話を紹介したいのですがいかがでしょうか。野口さんのお名前と公式ブログから引用したこと、そしてそのお話がブログのいつのものか(日付)を記述しますので、どうか紹介させてください。
 これからもお話を楽しみにしています。ありがとございました。
28. Posted by 恐怖症克服ガイド管理人   2011年01月16日 05:35
5 はじめまして^^
静と動・・・・深いですね。

この記事を読ませてもらってすごく納得しました。
そして、自分の考えがまとまった気がしました。

なんか勝手ですみませんが、ありがとうございます^^

ちょっと野口さんの書籍が欲しくなった今日この頃でした^^

またちょくちょくお伺いします。
29. Posted by アーナンダ   2011年09月22日 17:17
>>
「どちらかの極に偏り続けるのではなく、その時とその場に応じて、最適な位置を見出す」
<<
なるほど、
勘違いしておりました。

ある著名な方が私の友人がギャンブルを止めたという話を聞いた時、
『1年2年では信用しませんよ。ま〜3年ぐらいやらなければ信用してもいいですが』

言ったことがあります。

私は
疑い深いな〜〜、信じてあげればいいのに、
と思ったのです。

その数カ月後、
友人はついギャンブルをやってしまいました。
(その心情には共感できる部分があるのですが、長くなりますので)

今回の
中庸

お話を聞いた時、
私の中ですっきりしました。

今年、
友人は改めて著名な方に報告し、
温かくも厳しいアドバイスを
受けました。

私の
疑い深いな〜
等の感想の方が、
偏っている。
という部分もありますが、
著名な方は
人の弱さを
優しい目で見ていた、
そんな
感じがしました。

いつもありがとうございます。
30. Posted by shige   2012年03月02日 00:01
中庸であるためには、自分の内面との対話が必要なんですね。

内省しようと思うだけで、なかなかやらない自分ですが、

すこしでも自分との対話の時間を増やし、統合へと近づけたらと思います。

ありがとうございます。

31. Posted by リリィ♪   2012年03月04日 17:30
自分との対話は本当に大切だと
しみじみと実感します。
ありがとうございます。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔