2005年07月02日

対人恐怖症を治すための涙ぐましい(?)努力


前回の記事「私の過去、そして今」で、私の高校時代の話を書きました。
対人恐怖症で悩んだ話です。

さて、その後どんなプロセスを経て対人恐怖症を脱したのか・・・。
続きをお話します。

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まず、高校時代。
対人恐怖症を治すために、とにかくいろいろやってみました。

精神力を高めるような本もたくさん読みました。
タイトルは正確には覚えていませんが、次のようなタイトルの本を読んだ
記憶があります。
「神経が図太くなる本」
「大胆になる方法」
「精神力の強化書」
「内気な自分を克服する法」



他にも、生き方の本とか、中国古典の本とか、・・・
ほとんどは、図書館に行くか、本屋さんで立ち読みです。
学校帰りの日課になりました。

役に立つと思った本は、何度も繰り返し読みました。



ある日、何日かぶりに寄った本屋さんでヨガの本を手にとりました。
「ヨガは精神力を高める」と書いてあったので、早速買って帰りました。

その日から、自分の部屋で、密かにヨガを始めました。
本を読んで、ほとんど我流でやりました。



覚えているのは、コブラのポーズとか、弓のポーズとか、・・・。
ポーズした状態で呼吸法をするのです。

ある日、ライオンのポーズをしている真っ最中に、母親が部屋に入ってき
ました。
その時私は、四つんばいになって、口を大きく開け、舌を出し、百獣の王
のごとく目をカッと見開いていたのです。



母「何やってんの?」
私「えっ?えーと、ライオンの真似。」
母「・・・・・」

その日以来、リラックスしてヨガをやることができなくなりました。
それでも、しばらく続けました。
涙ぐましい努力です(笑)



次には、自律訓練法というのもやりました。
始めると間もなく眠ってしまいました。
これも長続きしませんでした。

私は、自分の対人恐怖症が治らないことにたいして、何度も絶望感を感じ
ました。



そんな高校時代が過ぎ去り、大学に入りました。
「大学で、俺は変わるぞ!」と決意し、少林寺拳法部に入りました。

武道をやれば精神が鍛えられて、対人恐怖症も治ると考えたのです。



しかし、クラブでの対人関係が苦痛になってきました。
おまけに武道系クラブ特有の厳しさがあり、毎日、クラブの時間が近づい
てくるのが憂うつでした。

「武道をやったところで対人恐怖症は治らない。俺はダメだ。」
2年生になるころ、そう思い始めていました。



そんな時に、ある本と運命的に出会ったのです。
私と「潜在意識の法則」の出会いになった本です。


(この続きは、次回に!)



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この記事へのトラックバック

1. 逆境もまた楽し  [ 開運!どんどんツキがつく方法 ]   2005年07月03日 14:25
☆☆さらに幸せになれる情報はこちら☆☆人生は決して順風満帆にいくわけではありません良いときがあれば悪いときもあるこれをしっかりと認識しておくことが大切なのです株で大きな利益を出している人がいますその人がこう言っていました「株で儲けるというのはほとんどが耐

この記事へのコメント

1. Posted by ひさへ   2005年07月02日 23:16
私が主人の転勤の為お隣の県に一才になる我が子を連れ引っ越した時なっていた症状の様です。主人の会社で年に一度発行される社員集で主人が私の妻が対人恐怖症でしたと当時の出来事を書いていました。引っ越しの前日まで私は仕事をし、いざ引っ越しをしてみれば知らない人、土地、隣の県なのに言葉も冷たく感じてしまう方言 ちょうど2人目の子がお腹に授かった時期でもありました。私は野口さんの様に自分でなんとかしなくては…ということは何もしなかった…すべて主人にぶちまけていたかな?一才だった子も今は9才。私も実行しなければ変わらないな
2. Posted by rise   2005年07月03日 00:03
 ご自分の努力で現在成功されてる方の体験談、特に苦労話をお聴きするのが好きです!…貴重なご体験ですよねぇ、その解き方を教えて頂けるなんて、なんて有難いことだろうと思います。
 自分ひとりの体験では数に限りがありますけど、こうして体験談の引き出しがドンドン増えると、これからの人生に立ち向かっていく勇気が湧いてきます。…あぁ、これはあの方のあのケースだな、とかって考えることができます。
 野口さん、きっとご自身のお話をされるのは勇気のいることと思いますが、体験談は 机上の空論とは違い大変納得でき、心に染みます。有難うございます。続きを楽しみにしております。
3. Posted by かんかん   2005年07月03日 03:42
こんばんはー。かんかんです。

自分が変わる瞬間って不思議なものですよね。
なんか運命的というか・・・。

続き楽しみにしてます♪
4. Posted by イプログダイレクトの店長   2005年07月03日 07:42
ご自身のお話を淡々と、楽しそうにすら、お話する野口さんのお話の裏から
もがき、苦んだことがシンシンと伝わってきます。そしてそれが今の野口
さんを作りあげたのだと感じます。

 「寒さにふるえた者ほど太陽をあたたかく感じ、
            人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」
                     (米国の詩人ホイットマン)
5. Posted by フェルメール   2005年07月03日 08:22
対人恐怖症って大変ですね。
すごい努力をいろいろされたんですね。

でも、努力ってイヤイヤやればやるほど
苦しくなってしまって続きません。

「心の絵」というのがあります。
自分の心の絵に書かれたその通りを
現実世界で実現しようとするのです。

心の絵に合致しない人ははじかれてしまいます。
心の絵に一致するものだけが自分の周りに寄ってくるのです。

また、「類は友を呼ぶ」の法則というのがありますが、
心の世界ではそれが厳密に成立しているそうです。

野口さんの場合はどうなんでしょうね?
続きが楽しみです。
6. Posted by 西木 裕司   2005年07月03日 17:29
少林寺拳法でも直らなかった対人恐怖症・・・

「潜在意識の法則」という本が野口さんの運命をどのように

変えたのか・・・とても興味深いです。

こんな時は一気に読んでいた時の方がすぐに読めてよかったです・・・

次号、楽しみです。

このブログに出会えた私は本当にツイている!


7. Posted by hikaru   2005年07月03日 22:05
先生の対人恐怖症の克服方法は
一環して地道な努力のたまものなんですね。
その本に出会えたのも、本屋さんに通いつづけたからですよね。
あきらめずに続けることって大切ですね。
8. Posted by 流月 水夢   2005年07月04日 00:00
ぐ!また次回とは・・・。
やられた。自分の所もそうするかな?
9. Posted by 野口嘉則   2005年07月04日 17:37
ひさへさん
お引越しされた時に、かつての私のような経験をされたんですね。
知らない土地で、2人目のお子さんもお腹に授かられて、不安な思いをされたんでしょうね。

riseさん
体験談がお役に立っているようで、とても嬉しいです。
自分で言うのもヘンですが、書きながら、「いい経験したな〜」なんて思ってました(^_^)

かんかんさん
かんかんさんも、自分が変わる瞬間を経験されたのですね。
機会があったら、聞いてみたいです。
10. Posted by 野口嘉則   2005年07月04日 17:46
イプログダイレクトの店長さん
コメントありがとうございます。
そして、ホイットマンの詩、心に響きました。

フェルメールさん
ほんとにいろいろ努力しました(^^;
当時の私の「心の絵」を現実化したものが、対人恐怖症の人生だったんでしょうね。

西木さん
約1ヵ月前にこのブログに訪れていただいて、全部の記事を一気に読まれましたよね。
ありがとうございます。
その時は、次回の記事を待つまでもなく、すぐに読めたんですね。
11. Posted by 野口嘉則   2005年07月04日 17:51
hikaruさん
「その本に出会えたのも、本屋さんに通いつづけたからですよね」・・・たしかに、そうですね。
そのころの経験のおかげで、本好きになれたと思います。

流月 水夢 さん
コメントありがとうございます。
「また次回」ということで、楽しみにしていただけましたか?(^^;
12. Posted by aoiumiaruku-v.v   2007年06月03日 19:37
ほんとうに大変な苦労をされていたんですね。

ライオンのポーズのとき・・・のくだりは笑ってしまいました。^ ^;
そして自分でもその顔をやってみてしまいました。(笑)

運命的な【本】との出会い・・・

私も大切な人に紹介されて、(鏡の法則)によって今がありますので、
興味がもてます。次回のを読んでみます。
13. Posted by じゅんこアーティスト   2007年07月08日 06:18
何かの映画で、「心を鍛えよ」という言葉が出て来たときに、しみじみと感動した
ことがあります。けれどもどのように鍛えたらいいのか、解答はありませんでした。
学生の頃から、体を鍛えるのが好きだった体育会系の私は、あまり病気はしません
でした。ですから社会人になって、体が弱い人や、よく仕事を休む人の気持ちが理
解できなかったのです。会社を休んでいいな、ぐらいのことしか思えませんでした。
それからずいぶんと歳月がたち、そのころより体が弱くなっています。そうなって、
やっと理解できるようになりました。体調の悪いときの状態やつらさが。ですから、
今は病気になることも私にとって、学びであると理解しています。心を鍛えている
ひとつかもしれません。
14. Posted by みぱ   2007年08月24日 10:20
対人恐怖症と言われると、
私の場合も似たような感じかもしれません。
小学校の時、
高校の時、
そして、今。
何か自分でやろうとしていることが
うまくいっていないときは
決まって対人関係もうまくいっていないような気がします。
小学校のときは、明るく振舞うことで抜け出した。
高校のときは他人以上に責務を果たすことで抜け出した。
今は、何を学び、何を変えていく必要があるんだろう。
15. Posted by み〜ぶ〜   2007年09月13日 11:41
野口さん、おはようございます。
野口さん、涙ぐましい努力しましたね。よくがんばりましたね。(私の方が、ほんの少し(ほんの少しだけですよ)ナガクイキテマスので、ちょっと、お姉さん口調です。)
今は、涙ぐみながら読んでいるこの記事も、
いつか、野口さんのように楽しく話せる日がくることを心の底から信じます。
野口さんの「わくチャレ」のおかげで、『EQノート』も『鏡の法則』も自然な形で開くことができました。
ほんまかいな、というような話ですが、独身時代に買っていた読みかけの本が、最近、本の方から私の手に現れてきます。本って不思議です。私にとって、ベストな時に、心の栄養になってくれるんですね。

先日(2007.8.)初めて「次回に続きます」を経験しました。
ほんとに、ワクワクしますね(^_^)
いつもありがとうございます☆
16. Posted by み〜ぶ〜   2007年09月13日 14:00
野口さん、
メルマガ、ありがとうございました☆
「お花の種」の話を聴いてから、向こう側にある、
「命」の大切さをしみじみ感じます。
イプログダイレクトの店長さんがコメントで紹介してくださっている、ホイットマンの詩に私も朝から感動しました。
野口さんのおかげで、目の前には、大切な命が、いっぱいあって、いつも命同士が向き合っていることに気づきはじめたところです。当たり前のことなのに...。
今から、もう六回、メルマガ読みます。
本当にありがとうございます☆




17. Posted by aoiumiaruku-v.v   2008年03月28日 19:15
5
ほんとにご苦労されていたんですね。
前回同様、また(ライオンのポーズ)の顔を
パソコンの前でやってみてしまいました。^^;

(夢をかなえる象)のガネーシャも言ってました。
「人を最も劇的に変えるもんはな、不幸や。」って。
ほんとに真剣に取り組むと、必ず成果は出るのだと思えました。
このブログはいつも追い風となって、私を助け導いてくれます。
毎日ありがとうございます。
18. Posted by マーガレット   2009年04月21日 18:22
野口さん、こんにちは。
涙ぐましい努力は大切だなって思いました。

aoiumiaruku-v.vさんの
「毎日ありがとうございます。」の言葉に涙が出ました。
私も・・・、野口さん、本当に毎日ありがとうございます☆

野口さんの『いつだって、うまくいく!』待ち遠しいです(^_^)
19. Posted by リリィ♪   2011年07月04日 09:54
続きが楽しみです〜
ありがとうございます。

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